当グループホームでは、地域交流を大切にし、散歩の際には近隣の方と挨拶を交わしたり、野菜をいただいたりしながら、普段から近所付き合いを行っています。また、回覧板や運営推進会議を通じて地域の情報を得たり、自治会のふれあいサロンなどに出かけたりして、地域との交流を深め、良好な関係を築いています。

当グループホームでは、職員が地域の中学校で認知症サポーター講座を開催し、認知症に対する理解を深める努力をしています。また、事業所で中学生の職場体験を受け入れたり、地域の方々に洛和会メディカルフェスティバルに参加していただいたりすることで、地域との交流を深めています。

職員は、利用者さんの能力や興味に合わせて、家事や体操、切り絵などの壁画作り、漢字や計算ドリルなどの活動を提供し、利用者さんが自分らしく暮らせるように支援しています。利用者の重度化に伴い、行事での外出が難しくなってきていますが、季節ごとに部屋飾りを代えたり、季節の食材を使った食事を提供したりすることで、四季を感じていただけるよう努めています。また、個別での外出行事を計画することで、利用者さんの個別のニーズに合わせた外出計画を立てることができ、利用者さんがしたいことを実現できるようにしています。