放射線技師

部門紹介

放射線部では、電離放射線(いわゆる放射線)や磁気、電磁波、衝撃波などを利用した診断機器や治療装置を駆使して、疾患の診断や治療に貢献しています。
ここ数年で、撮影装置の性能も進歩し、当会で使用しているCT装置も全てMDCT(コンピューター断層撮影装置)となり、病院機能に合わせた検査が可能になりました。また、MDCTは、MR検査において、形態診断はもちろん、機能診断を行ううえで重要な装置であり、年々需要が高まっています。
2011(平成23)年度には、洛和会音羽病院にPET-CT、放射線治療装置を導入し、がん対策にも力を注いでいます。
「自覚症状の無い疾患の芽を拾い上げ、肉体的にも精神的にも負担が小さいうちに健康を取り戻す」ために、健診検査にも幅広く利用されています。
放射線機器は、安全管理や導入費用など、さまざまな事情で、全ての施設に設置できるものではないのが実情です。そのため、当会の病院では、地域連携課を通して、近隣の開業医施設や希望施設との共同利用にも積極的に取り組んでいます。

 

検査概要

一般撮影検査
全身の骨や胸部、腹部の内部状況を写真に映し出し、診断・治療に役立てます。
CT撮影検査
X線を用いて、短時間に全身の断層画像を撮影するだけでなく、必要な部位、臓器(骨や血管など)を立体的な画像を構築することができ、診断だけでなく手術時のシミュレーションにも利用されています。
MR撮像検査
磁気と電波を用いて全身の断層画像を撮像します。部位によっては、撮像方法を工夫することにより、形態だけでなく機能も反映した画像を取得することが可能です。
RI検査
放射性同位元素を投与することにより形態情報が得られますが、なかでも、機能(脳機能や心臓機能など)の情報の取得に特化した検査です。
乳房撮影検査
乳がんの早期発見や病期診断に必要不可欠な検査です。当会では、全て女性技師が対応しています。
PET-CT撮影検査
腫瘍細胞の糖代謝が盛んであることを利用して、糖代謝を画像化するための薬剤を投与し、全身を検査します。PET-CTは、ほかの装置では診断の難しい症例や原発巣の検査、健康診断にも利用されています。
血管造影撮影検査
X線を利用し、造影剤という薬剤を使用して血管内の状態を調べる検査で、病変などがあれば、その場で医師がステントの留置などの治療も行えます。
Ⅹ線透視撮影検査
X線で動画を表示し、体内情報を見る検査で、整形神経根ブロックや消化器・泌尿器造影検査などに利用されています。
骨密度測定検査
X線の透過度を利用し、骨の密度を測定する検査です。主に腰椎や前腕、股関節などを計測します。
放射線治療
リニアックを利用した、高エネルギー放射線を用いて腫瘍細胞を極力選択的に攻撃する治療です。
装置を用いる治療としては、ほかに体内の結石(腎臓や尿管など)を体外から衝撃波を用いて破砕するESWLも行っています。また、放射線を用いた治療として、2012(平成24)年10月からストロンチウムを投与して、多発骨転移による痛みを和らげる疼痛緩和療法も行っています。

 

スタッフ数<2015(平成27)年12月現在>

  • 洛和会丸太町病院
     診療放射線技師:12人 受付事務:1人 非常勤受付事務:1人
  • 洛和会音羽病院
     診療放射線技師:32人 受付事務:1人 非常勤受付事務:3人
  • 洛和会音羽記念病院
     診療放射線技師:2人
  • 洛和会音羽リハビリテーション病院
     診療放射線技師:2人 非常勤受付事務:2人
  洛和会丸太町病院 洛和会音羽病院 洛和会
音羽記念病院
洛和会音羽リハビリテーション病院
スタッフ数 12人 32人 2人 2人
一般撮影検査
CT撮影検査
MR撮像検査    
骨密度検査    
X線透視撮影検査  
血管造影撮影検査    
乳房撮影検査      
RI検査      
PET-CT撮影検査      
放射線治療      

 

取得認定資格

  • 放射線機器管理士
  • 放射線管理士
  • 医用画像情報管理士
  • 臨床実習指導教員
  • マンモグラフィー撮影認定技師
  • 肺がんCT検診認定技師
  • X線CT認定技師
  • 日本磁気共鳴専門技師
  • 放射線治療専門技師
  • 放射線治療品質管理士
  • 放射線取扱責任者1種
  • 救急撮影認定技師
  • 日本医師会医療安全推進講座終了