入職後、間もない職員が少しでも早く職場になじめるようにフォローする研修を2日間開催しています。グループホームっていったい? 自分にできるのだろうか?認知症ケアとは? 介護職としてどう関わるの? などの不安を払拭できます。また、「業務で必要なパソコンスキル」「事例をもとにした報告書の作成」「力任せにしないボディメカニクスを用いた介護技術」「体験してみよう入居者さんの気持ち」などを学びます。また、同時期に入社した職員同士の悩み相談を含めた座談会もあり、つながりを深めることができます。
↓入職者同士でペアワークをしています
↓入居者さんの気持ちを感じよう
入職してからも、まだまだ経験していないことや心配なことがあるかと思います。今さら聞けない…などの不安もこの研修で解消できます。認知症ケアをもう一度振り返ってみたり、専門的な法令の理解を深めたりすることもできます。また安全性やリスク管理について視野を広げたり、その他業務サポートや介護技術の向上につながる研修を実施します。他事業所の職員との交流を深められる茶話会も行います。
↓介護技術(おむつ交換)
↓研修後に茶話会を実施 横のつながりも大切に!
グループホームで生活される方の介護計画(ケアプラン)は「計画作成担当者」が作成しています。日々の入居者さんの生活や心身の状態を観察し、入居者さんの思いやご家族の願いをうかがいながら、グループホームでの暮らしがそれに沿ったものとなるように、チームの中心となってケアの方法を考える役割です。安全への配慮や認知症への理解、ご本人のニーズを理解し応えるための介護手法など、さまざまな視点やスキルが求められます。そのため計画作成担当者研修では、基本的な介護計画の作成方法の指導、事例を元にした計画作成手順を教育します。さまざまな経験を持った計画作成担当者が集まって、作成したケアプランに対して意見交換を行い、互いの専門性を高めあう内容となっています。同じ役割を担う職員との悩み共有や困難事例の検討なども行っています。
スキルアップを目指す方や、自身では意識していないが周囲から期待される方、今後の成長をぜひ期待したい方などを中心に、テーマごとにシリーズ化した次世代研修を約半年間、月1回ペースで開催しています。
↓自己分析研修
↓入居者さんのポジショニングを体験しながら知識を蓄えています
グループホームでは各事業所に管理者1人、各フロアにユニットリーダーがおり、職員と連携・協力して、日々のケアに従事しています。管理者やユニットリーダーは日々の業務に加え、事業所運営や職員教育など多岐にわたる業務も担っています。そんな業務を行うからこそ、管理者やユニットリーダーは他事業所の管理者やユニットリーダーとのつながりを強化し、事業所同士で助け合い、相談しあえる関係性を構築する必要があります。高度な知識を蓄えスキルアップすることで、管理者・ユニットリーダーであっても、さらなる高みを目指せる研修となっています。
↓感染予防対策の嘔吐物処理時の模擬対応 研修で学んだことを事業所運営に活かします