その気になる症状、甲状腺の異常かも?

血液検査で、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、甲状腺炎などの甲状腺の状態を知ることができます。

「首が腫れている」「脈が速い」「年中汗が出る」「なんとなくだるい」「疲れやすい」「無気力になる」「冷える」「いつも眠い」

このような症状はありませんか? もしかしたら甲状腺疾患かもしれません。甲状腺疾患は女性に多いと一般に言われますが、性別や年齢に関わらず、誰にでも起こる可能性がある病気です。一度検査してみてはいかがでしょうか?

甲状腺とは?

甲状腺は首の前、のどぼとけよりやや下にある重さ10~15gぐらいの小さな臓器です。甲状腺の主な働きは、甲状腺ホルモンを産生し、体の新陳代謝を調節することです。

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甲状腺の機能異常による症状

ホルモン過剰による症状

  • 少し動いただけで動悸がする
  • 手指が細かく震える
  • 暑がりになり、汗をたくさんかく
  • よく食べているのに痩せてくる
  • 月経が不順になる
  • 首が腫れている
  • イライラしやすくなる
  • 落ち着きがなくなる
  • 目つきがきつくなる
  • 息切れがする

ホルモン過剰を放置すると…

不整脈(心房細動)、心不全、眼球突出、食後高血糖などを引き起こす原因になります。

ホルモン不足による症状

  • 体が冷え、寒がりになる
  • 肌が乾燥し、カサカサになる
  • 体が重く、疲れやすい
  • 食欲がないのに、太ってくる
  • 顔や手がむくむ
  • 便秘をしやすくなる
  • 声がかすれる
  • 脈がゆっくりになる
  • 何をするにも気力がわかない
  • 髪や眉が薄くなる

ホルモン不足を放置すると…

むくみ、徐脈、血圧低下、うつ症状、高コレステロール血症、心襄水(しんのうすい)貯留などを引き起こす原因になります。

検査項目

TSH 脳(下垂体前葉)から分泌されるホルモンで、甲状腺に働きかけて甲状腺ホルモンの分泌に関与します。分泌量が多ければ、甲状腺機能低下症が疑われ、少なければ、機能亢進症が疑われます。
F-T4 甲状腺から分泌されるホルモンで、体の新陳代謝に関与します。分泌量が多ければ、甲状腺機能亢進症が疑われ、少なければ甲状腺機能低下症が疑われます。
F-T3 実際に体の中で働く活性型甲状腺ホルモンです。約20%は甲状腺から直接分泌されますが、残り80%は体の中でT4から変換されます。
Ca 血液中のCaやIPの濃度は副甲状腺ホルモンと深く関わっています。これらの異常は、副甲状腺機能亢進症や副甲状腺低下症が発見される手がかりとなります。
IP

費用

検査費用 3,300円(税込)
オプション 甲状腺超音波検査…5,500円(税込)

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