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外来受付時間 午前 8時30分~正午/午後完全予約制
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診療科・部門のご案内

消化器センター内科 検査と診療内容

各種消化器疾患、特に内視鏡を用いた食道、胃、十二指腸、大腸、胆・膵臓の検査で、各種消化器がんの早期発見に努めるとともに、ポリープ・腫瘍切除術をはじめとする種々の内視鏡的治療を積極的に施行しています。
また、肝臓においては、肝がんとの関連で問題となるC型肝炎やB型肝炎に対する内服治療や、肝腫瘍に対するラジオ波焼灼術や肝動脈塞栓療法などの専門的治療も施行しています。
スタッフ一丸となって、消化器疾患の診療に取り組んでいます。

内視鏡検査

苦痛の少ない内視鏡検査

内視鏡検査

内視鏡検査は本来、多少の苦痛は伴う検査です。
早期発見、早期治療を目指す上では症状が出る前、もしくは症状が軽いうちに検査を受け、定期的に検査を受けていくことが何より大事です。しかし、検査につらいイメージを持っている方や、一度検査を受けてつらかった方は内視鏡検査を気楽に受けることは難しいと思います。

当院では従来のような患者さんに「頑張ってもらう」検査ではなく、できる限り「苦痛の少ない」検査を心がけています。
希望される方に対しては点滴を行いながら鎮痛剤や鎮静剤の注射をしてから、鎮静下での検査を行います。 意識はあっても少しぼーとした状態(浅い鎮静)から、ほぼ寝てしまっている状態(深い鎮静)まで、患者さんのご希望に合わせて調節いたします。一度スタッフまでご相談ください。
※検査後はしばらく回復室のベッドでお休みいただく場合があります。


内視鏡検査装置について ~画質向上、体にやさしく~

狭帯域光観察(NBI)と呼ばれる、がんの栄養補給路である粘膜表層の毛細血管などを強調表示する機能が搭載されており、食道などの小さながんを見逃しにくくなっています。
また、大腸の検査でも、炭酸ガスを注入しながら行うことで、患者さんの検査時・検査後のおなかの張りが少なくて済み、体にやさしく、検査時間も短縮されています。

  • 内視鏡検査室

  • 内視鏡検査装置

夜間・休日の緊急対応

急性腹症をはじめとした消化器系救急疾患には、当院の救急・総合診療科や外科と連携して、24時間体制で対応しています。専門科医師とのスムーズな連携で、夜間でも緊急内視鏡検査が可能です。

消化器センターへのお問い合わせ
TEL:075(801)0351(代)

ご予約は下記までお電話ください。24時間受け付けています。

診療予約専用電話番号
フリーダイヤル:0120(489)244
なお、予約の変更・キャンセルをされる場合は、午前8時30分~午後5時(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)までにお電話ください。

内視鏡検査による早期発見

早期発見・早期治療が大切

胃がんや大腸がんは早期発見・早期治療をすれば治るがんになってきています。国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(2016年データ)によると、がんのなかでも大腸がんと胃がんの部位別死亡者数は2、3位となっていますが、5年生存率はステージⅠなどの早期であれば90%以上(全国がんセンター協議会の生存率共同調査〈2009年集計〉による)です。

胃がん、大腸がんの初期症状

胃がん

初期症状はほとんどなし。 症状があればかなり進行している。みぞおちの痛み、 膨満感、吐き気、胸やけなど。

大腸がん
  • 血便
  • 便秘・下痢
  • お腹が張る
  • 食欲不振

上記の症状がある場合、また健康診断やかかりつけ医などの受診により異常を指摘された場合には、少しでも早く専門外来を受診することが大切です。

内視鏡検査・治療

消化器がんが疑われるときには、まずは内科医が診察・検査を担当します。がんは粘膜から発生しますが、粘膜内にがんが留まっている場合には転移の危険性はありません。この場合は、内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)を用いたがんの切除が可能です。体の表面に傷をつけず、胃や大腸の機能も温存でき、患者さんの体への負担が比較的軽い治療です。
このようにがんが粘膜に留まり、深達度が浅いものは内科医による治療を行い、内視鏡手術の適応外となる場合は内科医・外科医相談の上、速やかに外科的治療に移ります。

外科との連係

消化器疾患は消化管・肝胆膵と多岐にわたっており、内科だけ、外科だけでは完結できない疾患が多くあります。腹腔鏡手術は外科治療ですが、術前・術中の内視鏡を用いた病変指摘は内科医が行います。抗がん剤治療の場合も内科と外科が相談し、治療方針を決定しています。
当センターでは、診断初期より内科・外科医が連携し、患者さんお一人お一人の状態を考慮して、適切な治療方針を決定するとともに、ご家族にもわかりやすく説明しながら治療していきます。

主な対応疾患とがん診療の流れはこちらをご参照ください。

2022年の診療実績

  • 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術:428件
    (内、2cm以上:13件/2cm未満:415件)
  • 内視鏡的消化管止血術:54件
  • 経皮経肝胆管ステント挿入術:50件
  • 内視鏡的乳頭切開術:34件
  • 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術:20件
  • 小腸結腸内視鏡的止血術:14件
  • 内視鏡的胆道結石除去術:13件
  • 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術:12件
  • 胆嚢外瘻造設術:12件
  • 経皮的肝膿瘍ドレナージ術:7件
  • 内視鏡的胆道ステント留置術:5件
  • 下部消化管ステント留置術:4件
  • 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む):3件
  • 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法:2件
  • 内視鏡的結腸異物摘出術:2件
  • 内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術:2件
  • 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術):1人
1年間で入院加療された患者さんの数:322人

大腸腺腫・ポリープ28.2%,胆のう炎・胆管炎22.6%,胃・食道十二指腸がん9.2%,膵・胆・肝がん5.8%,胃・食道・十二指腸潰瘍5.8%,腸閉塞4.4%,膵炎3.9%,腸憩室・憩室炎・出血3.9%,大腸がん3.4%,肝炎・肝硬変1.9%,その他10.9%

〒604-8401
京都市中京区七本松通丸太町上ル



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