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アスリートvice“医療 × アスリート”
洛和会ヘルスケアシステムで働く職員のインタビュー

アスリートvoice 奥野 貴司

リハビリテーションの大切さを学び、伝えていきたい

丸太町リハビリテーションクリニック 理学療法士

奥野 貴司(おくの たかし)

滋賀県出身。滋賀医療技術専門学校を卒業後、2009年から医療法人 弘英会 琵琶湖大橋病院 リハビリテーション科にて勤務。2014年9月、洛和会ヘルスケアシステムに入職。洛和会丸太町病院 リハビリテーション部で半年間の勤務を経て、丸太町リハビリテーションクリニックの立ち上げメンバーに。糖尿病療養指導士、NSAC-CPTなど保有資格多数。京都産業大学課外活動学外指導員。

(2018.12.19)

けがに苦しんだプレーヤー時代

小学校3年生から12年間、ずっとソフトテニスをやっていました。友だちと一緒に近くのスポーツ少年団に入って、滋賀県の選抜に選ばれるくらい熱中していたのですが、中学3年生の夏に半月板を損傷してしまって。高校3年間は、ずっとそのけがを引きずって、試合にはほとんど出られませんでした。ようやく痛みを感じなくなったのは、専門学校2年生の勉強が忙しくなって社会人のクラブから離れた頃です。

看護師か理学療法士か

通っていた高校に看護科があり、私は普通科でしたが自然な流れで医療職に興味を持ちました。国家資格ということも大きな魅力でしたね。看護師と理学療法士、どちらを目指すか迷ったのですが、スポーツに関わる仕事がしたいという気持ちがあって、理学療法士になることを決めました。私自身、ずっとソフトテニスをやってきた中で、けがも多くて。当時はスポーツリハビリテーションもなく、たくさん悩んだ経験を生かして、けがから復帰する選手の手助けをしたいと思ったんです。

仕事で心掛けていること

専門学校で理学療法士の資格を取得した後、滋賀県の病院で経験を積み、丸太町リハビリテーションクリニック(以下、MRC)が開設されるタイミングで洛和会ヘルスケアシステムに入職しました。患者さんの年齢に関わらず、腰や膝、股関節などに痛みがある方、手術をされた方を中心にリハビリ(※)を行っています。できるだけ自宅で筋トレをしてもらい、ご自身で体の調整ができるようになることを目標にしています。リハビリは通院できる期間が限られているので、その間に自分の体と向き合う方法を覚えていただきたいと思っています。

 

※リハビリテーション(以下、リハビリ)

これだ!と思えばアメリカにも渡ります

趣味を聞かれると「勉強」になってしまうかも(笑)。NSCA-CTPというトレーナーの国際ライセンスは、糖尿病療養指導士の資格と一緒に、理学療法士になってすぐの頃に取得しました。リフレッシュ休暇を利用して10日間アメリカに行き、NSCAの海外インターンコースの研修を受けたこともあります。専門学校時代からずっと「勉強して当たり前」という環境だったので、そういった面でのフットワークはかなり軽いと思います。

知識を深めて、みんなの役に立ちたい

リハビリも新しい技術や考え方がどんどん出てくるので、勉強していないと落ち着きません。勉強するのは嫌いじゃないし、知識欲というか…よく言うと向上心が旺盛(笑)。それに、海外のインターンシップでは、日本だったらなかなか知り合えないような方と同じ教室で学べたりします。いろんな考え方を知ることも含めて、とても刺激になりますね。でも、単なる資格のホルダーで終わらずに、この知識が患者さんの役に立ったらいいな、という気持ちで取り組んでいます。

関西学生サッカー1部リーグチームのトレーナーとして

京都産業大学サッカー部の選手がMRCに来院した際、私が担当になったことがきっかけで、見る専門だったサッカーに、今はトレーナーとして関わっています。担当した選手がわりと早くに復帰ができてホッとしていたら、監督が来られて「チームを見てほしい」と。正直、体育の授業でしかボールを蹴ったことがなかったので、経験者しか分からないようなメンタルが絡むサポートには少し不安がありました。テニスは試合中に誰とも話をしてはいけなかったので、初めはプレー中の声を掛けるタイミングにすら戸惑いましたね。とにかく監督やコーチ陣と話をして、「知っていくこと」からスタートしました。チーム全体のことを考えてプレーしたり、場の空気を大切にしたり、そういった部分はとても新鮮。職場でも生かせそうなことがたくさんあります。

知ってほしいリハビリの大切さ

サッカー部には試合帯同のほか、週1~2日、午前5時から始まる朝練に参加しています。テーピングが必要な選手とけがをしている選手の対応、ストレッチなどをした後、動きが気になった選手へ声を掛けたり、個別に相談を受けたりします。必要であれば、病院での受診を促すこともあります。今まで、「病院に行くとドクターストップがかかる」と思い込んでいる選手が多かったのですが、悪化したり、大きなけがにならないためにもしっかり診てもらう必要性があること、リハビリをしながらでも段階に応じた練習ができることなどを伝えて、診察とリハビリの大切さを理解してもらっています。

これからの夢

競技にとらわれず、プロ選手のリハビリに携わりたいです。スポーツ選手は、体の悪い箇所を矯正していい動きができるようになっても、必ずパフォーマンスが上がるという訳ではないんです。体に良いのと実力が発揮できるのはまた違って。精神的にも身体的にも繊細というか…、体と相談しながら落とし所を見つけるのですが、やはりそこはシビアな世界。1試合出ないことで次の契約を更新してもらえないこともあったりするので、学生であれば絶対にさせないような無理なことでも、本人が選択する場合もあると思います。そういうギリギリの場面で一緒に頑張ってみたいですね。そのためにも、今の自分にできることを一歩ずつしっかりと積み重ねていこうと思います。

丸太町リハビリテーションクリニック

〒604-8405 京都市中京区西ノ京車坂町12
TEL:075(802)9029
月~金曜日:午前8時30分~午後5時
※土・日曜日・祝日・年末年始(12月30日~1月3日)を除く

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TEL:075(594)8488
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