年間行事 卒業式

洛和会京都厚生学校の平成21年度卒業式が3月8日、京都市東部文化会館(山科区)で行われました。
仲間との絆を深めながら、勉強に、実習にと、寝る間を惜しんでの看護学校の生活は、学生たちにとって生涯忘れられない思い出になったと思います。
卒業生たちは「誓いのことば」で、患者さまをはじめ、お世話になった皆さんへの感謝の言葉を述べました。
理事長式辞
夢を持って世界を視野に
洛和会ヘルスケアシステム 矢野一郎 理事長
今日の日を迎えた65人の皆さん、君たちは、よく3年間頑張りましたね。
私が医師になったとき、自分では何でも一人前にできるつもりでしたが、実際には学校で学んだことだけでは役に立ちませんでした。君たちもこれから各病院に旅立って行き、学生として実習に行くのと、看護師というライセンスを持って病院に行くのとではまったく違うと実感すると思います。
学生時代の教科書も捨てたりしないで、最初の3年間は勉強を続けてください。始めの1~2年は先輩の足をひっぱりますが、3年もたてば、何とか仕事になります。ですが、そこで満足せず勉強を深めてください。専門看護師、認定看護師をめざすこともできます。一生が勉強です。
そのうえで、君たちにぜひ行っておきたいのは「世界に目を向けろ」ということです。現在、洛和会ヘルスケアシステムにはインドネシアとフィリピンから、母国の資格を持ったうえで日本の看護資格をめざす人が学んでいます。ここに居る君たちが新しい看護を世界に広めることも考えてみてほしいのです。
日常に追われて、夢を忘れがちになると思いますが、患者さまに寄り添い、世界を視野にいれ、夢を持って頑張ってください。
卒業に寄せて
3年生 担任団一同
2010(平成22)年3月8日、無事に卒業生を送ることができました。卒業生のことを思い浮かべながら懐かしさ、うれしさ、少しの寂しさを感じながらの卒業式でした。3年次の領域実習後の国家試験対策では、だんだん顔つきが変わってくるのをみて、手ごたえを感じました。一緒に看護をする仲間が増えていくことを心からうれしく思っています。3年間よくがんばりました。そして、これからも共に看護をしていきましょう。

理事長式辞

実習先病院看護部からの花束贈呈
誓いのことば
自分で決めた道を信じ歩んできた仲間と私たちをここまで支えて下さった、患者さま、先生、お父さん、お母さんへの思いを込めてここに誓います。
患者さまへ
患者さまの思いに応えられない自分にくやしくて泣いた日もあったけれど、患者さまの笑顔と言葉に何度も勇気付けられ、ここまで頑張ることができました。
一つひとつの出会いに心から感謝します。
先生へ
先生の優しさに気付けず厳しい言葉に悩んだ時もあったけれど、今になってやっとその言葉の本当の意味に気付くことができました。
マイペースで個性豊かな私たちをここまで支えて下さり、ありがとうございました。
家族へ
気付けばいつも家族に支えられて乗り越えることができました。
辛いときに八つ当たりしてしまうこともあったけれど、私たちを最後まで信じてくれたお父さん、どんなことがあっても味方でいてくれたお母さん、本当にありがとう。
次は私たちがお父さん、お母さんを支えていきます。
仲間へ
道に迷ったとき、共に悩み涙を流してくれた。
周りの期待が時に怖くなり立ち止まってしまった時、背中を押してくれた。
小さなことでも共に笑いあえた。
そんな仲間たちと机を並べて学べたことを私たちは誇りに思います。
在校生へ
もう涙は出ないんじゃないかと思うくらい泣いた日もあり、毎日が楽しいわけではなかったけれど、患者さま、先生、家族、そして同じ夢を持つ仲間の支えがあったからこそ、私たちは今ここにいます。
今まで出会った人、これから出会う人の支えがあることを忘れず、日々歩んで行って下さい。
最後に
初心を忘れず、一つひとつの出会いに感謝し、私たちは患者さまに信頼される看護師になることを誓います。