学校紹介 学校紹介

学校紹介

温かな存在感のある看護師、助産師を育成

洛和会ヘルスケアシステムの全面的バックアップのもと「命への感性を磨いて、あたたかな存在感のある医療従事者を育てたい」という願いを込め、地域医療を担う看護師、助産師の育成支援をめざしています。

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学校長あいさつ

新時代だ
学校長
児島 純司(こじま じゅんじ)
学校長 児島 純司(こじま じゅんじ)

2023年4月1日付けで洛和会京都厚生学校(現 洛和会京都看護学校) 学校長に就任致しました児島純司です。これまでの臨床、教育、経営などの業務経験を活かしながら、しかし古典的な慣習にとらわれず、学生や先生方がワクワクするような教育機関にしたいと考えております。

しかし、目を閉じてじっくり考えているだけでは新時代は来ません。かといって最先端のchatGPTなどのAIに聞いても良い応えは期待できません。実際に学ばれている学生のみなさま、教育最前線の先生方、既に臨床最前線でご活躍中の先輩方、さらには認定看護師、特定行為看護研修などでジャンプアップした方々の生の声を取り入れながら、一緒に新時代のあるべき教育医機関にアップデイトさせたいと考えます。ご協力ください。

日々の教育に全力を尽くすことは重要ですが、加えて今年は先生方の働き方改革、学生達の学び方改革へ挑戦します。また京都看護学校(旧 洛和会京都厚生学校)は創立40周年を迎えます。さらに2025年に移転する新校舎のソフト作りも活発になります。これまでの古き良き40年の歴史は残しつつも、まさに新時代を作りだすタイミングになります。そして新しい時代から求められる学生を育てます。学校長として責任重大ですが、とても楽しみでなりません。是非、校長室までご意見をお寄せください。WELCOME!

理念・沿革

理念・目的・目標

教育理念
  1. 本校は、洛和会ヘルスケアシステムの理念を基盤とし、生命の尊厳と人権を尊重する倫理観を持った助産師、看護師の育成を目指す。
  2. 豊かな人間性と看護に必要な態度、知識、技術を持った地域医療に貢献できる医療人の育成を目指す。
教育目的
人間を総合的に理解し、人間愛と人権意識に根ざした、対象から信頼される専門的パートナーシップを備えた看護職を育成する。 科学的看護の実践を行うために、必要な専門的知識および技能を身につけ、多様な対象の個別性に対応できるよう、知識を自ら探求し、解決していく姿勢をもった看護職を育成する。
教育目標
【看護学科】
  1. 人間愛を基盤とし、対象の尊厳と権利を尊重できる看護師としての倫理観を養う。
  2. 科学的思考と豊かな感性を持つ、調和のとれた人間性を養う。
  3. 科学的根拠を基盤とし、対象の健康上の課題に応じた看護が実践できる能力を養う。
  4. 地域社会への関心を深め、地域活動に積極的に参加する態度を養う。
  5. 地域社会の中で多職種と連携・協働する能力を養う。
  6. 医療人として責任と役割を理解し、常に自己研鑽する態度を養う。
【助産学科】
  1. リプロダクティブヘルス/ライツの課題を理解し、多様な価値観を受け入れ、対象を理解することのできる人間性を養う。
  2. マタニティサイクルにおける正常な経過とその逸脱を判断する知識、ケアに必要な基本的技術を養う。
  3. 女性の生涯を通じた性と生殖に関する課題を理解し、健康生活支援を行う基本的能力を養う。
  4. 他職種と連携、協働しながら社会資源の活用や調整ができる基礎的能力を養う。
  5. 専門職業人としての責任と役割を理解し、助産学を探究していく能力を養う。

沿革

1985(昭和60)年 京都府内で初の医療法人付属看護学校として開校(2年課程全日制 定員35人)
1992(平成4)年 第1看護学科(3年課程全日制 定員40人)開設 ・2年課程を第2看護学科とする
1994(平成6)年 第2看護学科の定員を40人に増員
2000(平成12)年 第1看護学科を看護学科とし、定員を80人(2クラス)に増員 ・第2看護学科を廃止
2004(平成16)年 看護学校創立20周年
2005(平成17)年 京都の看護学校で初めて、ISO9001:2000認証を取得
2011(平成23)年 助産学科・視能訓練士学科 開設 ・学校名を洛和会京都厚生学校へ変更
2014(平成26)年 学校法人への移行 学校法人洛和学園 洛和会京都厚生学校
2024(令和6)年 校名変更 学校法人洛和学園 洛和会京都看護学校

電子カルテを使った授業

電子カルテは、これまで医師が手書きしていた紙のカルテを、パソコンなどを使い、データで記録するものです。 医師のオーダーが直接反映されるため、カルテの転記ミスによる医療事故のリスクが回避できます。また、看護師の雑務が軽減され、複数の部署が同時にカルテを見られることから、業務の能率アップを図ることができます。

現在、病院では電子カルテが主流になっています。 本校では、洛和会ヘルスケアシステムの病院で実際に使われている電子カルテを授業に活用しています。学生一人ひとりに、電子カルテを見るためのIDが発行され、看護記録をどのように入力するのかを実践的に学ぶことができます。

同時に、個人情報保護の重要性や、患者さんの病気や治療に関する守秘義務についても、しっかりと学びます。

IT環境(情報処理室)

IT環境(情報処理室)

情報処理室では、基本的なパソコンの使い方を学ぶ「情報処理」の授業や、電子カルテのトレーニングを看護実習に行く前に受けます。また、授業時間以外にも自由に使用することができ、レポートを書いたりインターネットで調べものをしたりと、いつも学生がパソコンに向かっています。

洛和図書館

洛和図書館
洛和図書館2
洛和図書館3
洛和図書館4

洛和図書館は、洛和会京都看護学校(旧 洛和会京都厚生学校)に隣接しており、医療、看護、介護などに関する専門書や雑誌など、蔵書数は図書約10,000冊、雑誌約19,000冊にのぼります。洛和会音羽病院で働く医師や看護師などが利用していますが、医療についてわかりやすく書かれた本も多く、学生も自由に閲覧できます。 午前8時30分から午後5時まで司書が常駐し、学習や実習に必要な専門書を紹介したり、本の選び方の相談にのります。

学校評価

洛和会京都看護学校(旧 洛和会京都厚生学校)では、2021(令和3)年度から学校評価(「自己評価」及び「学校関係者評価」)を実施しています。 自己評価につきましては、校内評価委員会にて年間の取組みを点検し、改善策を検討。この評価結果を学校の教職員を含まない外部委員からなる学校関係者評価委員会に提示し、委員のご意見をいただいています。 評価の観点は、「教育理念・教育目的」「学校運営」「教育課程・教育活動」「学習到達度」「生徒支援」「教育設備・環境」「募集・応募」「特別活動」「地域貢献・機関連携」の9項目とし、評価結果については次年度の計画に反映させ学校改善に生かしていきます。