助産学科 助産学科

助産学科助産学科

刻一刻と変化する分娩の進行状態に対応できる判断力や俊敏性を持った助産師を育成します。

助産実践に必要な知識・技術の修得に向け
多施設協力のもと学習環境も充実!

看護師課程のカリキュラムを修了後、1年間助産師の専門知識を学ぶコースです。授業は、隣接する洛和会音羽病院の経験豊かな医師をはじめ医療従事者、プロフェッショナル講師が学習全般をサポートします。

実習は、妊娠・分娩・産薔という周産期の女性への援助はもちろんのこと、女性の一生を通して、健康に過ごせる援助について学びます。

1クラス20人という少人数で、きめ細かい指導を心掛けています。
助産師国家資格については、100%合格を目指し学習プログラムを展開しています。
就職率は100%。洛和会音羽病院や、京都府内の病院など全国の病院に就職し、活躍しています。

教育目標

リプロダクティブヘルス/ライツの課題を理解し、多様な価値観を受け入れ、対象を理解することのできる人間性を養う。
マタニティサイクルにおける正常な経過とその逸脱を判断する知識、ケアに必要な基本的技術を養う。 
女性の生涯を通じた性と生殖に関する課題を理解し、健康生活支援を行う基本的能力を養う。
他職種と連携、協働しながら社会資源の活用や調整ができる基礎的能力を養う。
専門職業人としての責任と役割を理解し、助産学を探求していく能力を養う。

プロモーションビデオ ~助産学科編~

助産学科の特徴

タテ割りクラスサポーター制度

少人数のタテ割りクラス

学生20人で1クラスという少人数クラスです。学内教員や隣接する洛和会音羽病院のスタッフが講義を担当するため、実務に活かせる知識を身に付けることができます。学生生活が円滑に進められるように、病棟の実習指導者や本学科の卒業生も教員と力を合わせ、不安や悩みをサポートしています。

教育熱心な臨地実習施設の指導者

洛和会音羽病院をはじめ、豊富な実習施設があります。

カリキュラム

本校で取得できる資格

・受胎調節実地指導員

母体保護法で規定された認定資格。家族計画についての正しい知識を普及するため、受胎調節の実地指導を行うことができる。

・NCPR 新生児蘇生法[専門]コース

仮死状態で生まれた赤ちゃんを適切に救命するための高度な新生児蘇生法。日本周産期・新生児医学会の新生児蘇生法(NCPR)の認定資格。

基礎助産学
性と生殖の形態・機能・妊娠・分娩・産褥の生理と病態
助産学概論、乳幼児成長発達論、母子の健康科学、母子の心理・社会学、助産学研究
助産診断・技術論
周産期の診断と技法、助産診断・技術学Ⅰ妊娠期、助産診断・技術学Ⅱ分娩期、助産診断・技術学Ⅱ分娩介助技術、助産診断・技術学Ⅱ産褥・新生児期、助産診断・技術学Ⅳライフサイクル各期、健康教育技法
地域母子保健
地域母子保健
助産管理
助産管理Ⅰ・Ⅱ
臨地実習
助産診断・技術学Ⅰ実習、助産診断・技術学Ⅱ実習、助産診断・技術学Ⅱ実習、助産診断・技術学Ⅳ実習、健康教育技法、地域母子保健実習、助産管理実習

国家試験対策

国家試験対策
POINT1

外部業者による模擬試験を行っています。

POINT2

外部より講師を招き、国家試験対策授業を行っています。

POINT3

チューター制度(教員と学生の親密な個人的接触を通じて、より良い学生生活を実現させるための制度)を導入しています。

国家試験合格率

合格率 %
2017(平成29)年度 100.0
2018(平成30)年度 100.0
2019(令和元)年度 100.0
2020(令和2)年度 100.0
2021(令和3)年度 100.0
2022(令和4)年度 95.0

授業紹介

女性が健康に一生を過こせるように、各ライフサイクルで起こりやすい健康問題を学習します。同時に、心理面や社会面の変化についても学び、女性が健康に過ごすために助産師として必要な保健指導技術を、講義だけでなく、演習も含めて習得した上で実習します。

中高生と赤ちゃんの交流事業

中高生と赤ちゃんの交流事業

本校の学生が、赤ちゃんと接する機会が少ない中学生、高校生たちに向けて「妊娠」「妊婦の日常生活」「育児」「沐浴」などについて教え、赤ちゃんと交流する機会をつくる事業です。

新生児介助技術の演習

中高生と赤ちゃんの交流事業

出生直後の新生児の体は変化しやすいものです。観察をしっかりして、異常を早期に発見できるよう実習します。