卒業後の進路
看護師免許を取得し、卒業した後には、病院や診療所で看護師として働くだけでなく、さまざまなフィールドで活躍することができます。
洛和会ヘルスケアシステムに就職したら?
医師の臨床研修制度のように、最低3年以上の実務経験を積んで、一人前の看護師になるよう、卒後研修を行っています。
- 職場研修(配属された先で専門知識と技術を学びます)
- 看護部研修
- 新人研修(医師や事務職など、病院で働くほかの職種の同期とともに、社会人としての最初の研修を受けます)
5年の臨床経験ののちには職場のリーダーとして多くの先輩が活躍しています。また、看護協会の認定資格である「認定看護師」や「専門看護師」への推薦を行います。
看護師臨床研修制度 (洛和会ヘルスケアシステム独自の制度)
1年間を通して、内科系・外科系・特殊領域(ICU・手術・救急救命)・療養・訪問領域をローテーションしながら研修を行います。将来職場のコアとなる臨床実践能力を備えたエキスパートナースの育成を目指す研修です。
保健師・助産師資格を目指して進学も
看護師国家試験に合格した後、さらに保健師・助産師の資格取得を目指して進学する学生もいます。
洛和会京都看護学校は平成23年4月に助産学科および視能訓練士学科の開設を予定していますので、看護学科を修了後、助産師・視能訓練士の資格取得を目指して次の課程に進むことも可能です。
最近の主な進学・編入先
神戸大学、滋賀県立大学、滋賀医科大学、神戸市立大学、倉吉総合看護専門学校、星ヶ丘厚生年金保健看護専門学校
※洛和会京都看護学校には、奨学金の返済を大学卒業まで保留したり、大学進学のために追加奨学金を受ける制度があります。
2010年度 洛和会ヘルスケアシステム就職説明会
2010年3月の洛和会京都看護学校卒業予定者を対象とした洛和会ヘルスケアシステムの就職説明会が6月20日に開催されました。
説明会は看護学生が各病院の特徴や就職後の福利厚生や教育体制などのメリットがわかるように毎年開かれています。
最初に、洛和会丸太町病院、洛和会音羽病院、洛和会音羽記念病院の看護部長が、各病院の概要について説明しました。
続いて各病院で看護師として働いている卒業後1年目から4年目までの4人の先輩が、それぞれの職場の特徴や自らの経験などを紹介し、国家試験合格へ向けて激励し、洛和会ヘルスケアシステム本部の冨吉ユリエ参事が勤務条件などの具体的な説明を行い、最後に採用課から就職活動の説明がありました。

夢に向かって
洛和会音羽病院3A病棟 島村沙綾香 (卒後5年目)
現在、洛和会音羽病院3A病棟は、消化器内科・血液内科の病棟ですが、入社時は内分泌糖尿病科・総合診療科・心療内科・血液内科・泌尿器科があり、私は主に内分泌糖尿病科・総合診療科・心療内科を担当していました。
当時の先輩が糖尿病療養士という資格を持っていました。先輩は、患者さまにわかりやすく指導を行い、後輩にも自主的に指導を行っていました。その姿に憧れ、私も糖尿病療養士の資格を受験することを決意し、本年6月に資格を取得しました。この資格をとったことで看護師を続けていく自信につながりました。
糖尿病と診断されても、さまざまな理由で受診を拒否する人が多いので、糖尿病治療の必要性や合併症、生活をするうえでの注意点などをわかりやすく説明し、糖尿病とうまく付き合っていけるよう指導していきたいです。そして、皆さんのお手本となれるよう、これからも頑張りたいと思います。
先輩のひと言
洛和会音羽記念病院1病棟 永井裕子 (卒後2年目)
私は、洛和会音羽記念病院の1病棟の腎臓内科で、主に慢性腎不全のため血液透析、腹膜透析の治療を受けられている患者さまとかかわっています。
入社して初めのころは、どのような看護が必要なのかわからず、ひとりで悩んでいました。すると先輩が「まだまだわからないこともあるだろうし、思ったことを話してほしい。一緒に考えよう」といってくださいました。その言葉を受けて、自分のアセスメントを自分の言葉で伝えることができました。
患者さまのケアについても、ひとりで考えるのではなくチームで議題をあげて話し合うので、さまざまな案が生まれ、固定チームナーシングであるからこそ患者さまに合ったケアやかかわり方ができることを学びました。学生時代に学んだ「医療はチームで動いている」という言葉の意味を実感し、チーム医療の大切さを感じ、自分もチームの一員だと自覚を持つことができました。
これからもたくさんのことを学び、日々成長していきたいと思っています。