臨床検査部
皆さんは病院や健康診断で採血をしたり、心電図を撮られたことはありませんか? それが臨床検査であり、行っているのが私たち臨床検査技師です。
誰でも知っていることですが、私たちの体の中には、血液が流れています。また、尿や便のように体から排泄されるものもあります。
健康な人は、これらの血液や排泄物の成分の値は一定の範囲内にありますが、病気になると、これらの値が高くなったり低くなったりします。この成分を測定するのが検体検査です。
また、心臓や筋肉、脳神経などの微量な電気の記録や、超音波などで各臓器を調べる生理検査があります。
検体検査、生理検査には多くの種類があり、目的に応じ、組み合わせて検査することで、正確な診断や治療のために必要な情報を提供します。
所属長のひとこと
次長・統括長 牛山 多恵子(うしやま たえこ)
臨床検査部では「病院にとって、患者さまにとって、なくてはならない存在でありたい」をモットーにしています。常に患者さまの立場になって、自分たちに何ができるのか考え、医療従事者相互の連携を強化し、高い専門性の維持に努め、臨床医に迅速かつ正確な高品質の検査データを提供し、皆さまの健康維持に貢献できるよう絶えず研鑽(けんさん)しています。
生理検査では女性スタッフを配属し、やさしい検査室をめざしています。また、輸血検査、超音波検査、検体検査では、24時間体制をとり、緊急検査に随時対応できるようにし、医療サービスの向上に努めております。
どの検査も専門教育を受けた臨床検査技師が担当しておりますので、安心して検査をお受けください。
スタッフ
国家資格
- 臨床検査技師:25人
- 視能訓練士:3人
臨床検査技師
心電図、脳波、肺機能、超音波検査など身体の働きを調べる生理機能検査、血液、尿、喀痰などの成分を調べる検体検査、安全な輸血のための検査や血液製剤の管理、体の臓器や細胞を調べる病理検査を行い、病気の予防や医師が患者さまの身体の状態を知るのに必要な検査情報を提供しています。
視能訓練士
眼科で各種の眼科医療機器を使って視機能(視力・屈折・調節・視野・色覚・光覚など)を検査したり、斜視や弱視などの視機能障害を持つ人に、視機能を回復させるための視能訓練・検査を行います。以前は斜視や弱視などの両眼視機能障害を持つ子どもが主な対象でしたが、高齢化が進んだ現在では視力が低下したお年寄りのリハビリテーションも担当するようになってきています。
認定資格
- 細胞検査士:3人
- 国際細胞検査士:2人
- 超音波検査士:12人
- 診療血管技師:4人
- 日本臨床病理学会認定 2級検査士:11人
- 糖尿病療養指導士:1人
取り扱う主な機器(診断装置一覧)
生理検査室
心電計、ホルター解析装置、呼吸機能測定装置、筋電計、超音波診断装置、脳波計、終夜脳波計、簡易型睡眠時無呼吸検査計、赤外線サーモグラフィー、基礎代謝測定装置 ほか
輸血検査室
自動血球洗浄装置、遠心器、血液保冷庫、全自動輸血検査システム ほか
病理検査室
顕微鏡、自動包埋装置、自動染色装置、パラフィン包埋ブロック作製装置 ほか
眼科検査室
ノンコンタクトメーター、オートレフケラトメーター、ハンフリー視野計 ほか
2010年の業務実績
- 腹部エコー・・・・・・・・・・・・・・・・・・11,766件
- 心エコー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13,855件
- 血管エコー・・・・・・・・・・・・・・・・・・8,165件
- 心電図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15,809件
- 病理診断・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,622件
- 細胞診断・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6,670件