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医療関係者の方へ

京都GIMカンファレンス[医療従事者向け]

4月5日(金)の京都GIMカンファレンス開催について

4月5日(金)の京都GIMカンファレンスは、インターネット(Zoom)でのご参加が可能になりました。京都GIMカンファレンスへのご参加は、下記のいずれかからお申し込みください。

※Zoomでのご参加の場合は、視聴のみとなり、質問などの発言はできませんのでご了承ください。

※Zoomでのお申し込みは4月4日(木)午後5時の締め切りを予定しておりますが、定員に達した場合は早期に締め切らせていただきます。

京都GIMカンファレンスは、1998(平成10)年4月に京都大学医学部総合診療部において、当時の福井次矢教授(現 東京医科大学茨城医療センター病院長)と、臨床教授に任命された松村理司市立舞鶴市民病院副院長(現 洛和会ヘルスケアシステム本部参与)によって開始され、ほどなく当時、国立京都病院(現 国立病院機構京都医療センター)総合内科を率いていた私も加わって以来今日まで続いている、診断推論を重視した症例検討会です。病歴と身体所見を重視した診断推論力の向上をめざしつつ、典型的な現れ方をした珍しい症例、あるいは非典型的な現れ方をしたコモンな症例の経験を共有し、参加者各自のその後の臨床に役立てることを大きな目標としています。

2006(平成18)年から会場を洛和会音羽病院に移しており、常連の病院に加えてこれまで一度でも症例提示を担当したことのある病院は40近くに上ります。症例選定は手挙げ方式で、毎回選ばれる3つ(2024年からは2つ)の病院に任され、症例提示者は各病院の若手総合診療医が中心です。参加者は主に近畿圏の大学の医学生や、臨床研修病院の総合診療系の若手医師が中心でしたが、後述のweb配信もするようになってからは全国からの視聴が増えています。

発足以来(COVID-19パンデミックによる緊急事態宣言発令中を除き)毎月欠かさず開催してきたため、2024(令和6)年6月7日で第300回を迎え、全国各地で類似のカンファレンスが行われるようになった昨今でも、他の追随を許さない取り扱い症例数を誇ります。


このカンファレンスの最大の特徴は、提示者しか最終診断名を知らない症例をとり上げ、まったくの予備知識なしのぶっつけ本番で、参加者各自が鑑別診断を考えながら、病歴・身体所見・初期検査の各提示段階で自由に質問をし、診断を絞っていくプロセスにあります。病歴と身体所見へのこだわりが強い参加者が比較的多いのも特徴と言えます。臨床に強いエリート放射線科医も常時参加してくれているため、画像診断にも一層の厚みを加えています。

各プレゼンの冒頭には、種明かしを聞いた後で聞けばその症例を思い出せるものの、一捻りしてあるために最初はすぐには診断がバレないような印象的なタイトルをつける慣習が出来上がっているので、遊び心の入ったタイトルでは、作者のユーモアのセンスとエスプリが毎回試されます。

ハイブリッド開催風景ハイブリッド開催風景

個々の臨床医が各自で直接担当できる症例数は、一生かけても知れています。一方、忙しすぎる臨床の場で、十分吟味する余裕がなく流してしまっている症例に関しては、数をこなしても臨床経験として定着せず、教訓も残りません。そこへいくと、京都GIMカンファレンスのようなぶっつけ本番の症例検討会で、他人が経験した教訓を含んだ症例を、しかるべく実際の臨床現場を再現した緊張感をもって追体験することは、いわば自己の「経験症例」を効率良く増やしていることになり、記憶への定着も良いと考えられます。特に臨床症候へのこだわりが強い分、将来類似症候を呈した症例に遭遇したときに想起しやすく、効率の良い実地診療に役立つのではないかと期待しています。

このカンファレンスは参加自由ですので,興味がわいて診断推論に参加したい方,また道場破りにめずらしい症例を提示したい方はいつでも大歓迎です。コロナ禍をきっかけにリアルをメインとした部分的ハイブリッドで開催していましたが、 2024年7月以降はハブを洛和会丸太町病院に移し、完全リモート化に移行します。第301回以降の「新・京都GIMカンファレンス」にもご期待ください。(2024年3月)

洛和会京都医学教育センター長
酒見 英太

お申し込み方法

会場での参加ご希望の方へ

感染予防策として、ご来場前に下記の「京都GIMカンファレンス参加票(健康チェック表)」をダウンロードいただき、体温など必要事項をご記入の上、会場までご持参ください。参加票は会場入り口で回収いたします。体温はご出発直前のものをご記入ください。
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

参加票回収場所参加票回収場所

注意事項

  • 参加票をご記入の上、ご持参ください。
  • 飲食物の提供はいたしませんので、各自飲み物などはご持参ください。
  • 発熱や気道症状のある方は参加をご遠慮ください。
  • 全員マスクの常時着用をお願いいたします。
  • 入室時の手指消毒にご協力ください。

Zoomでの参加ご希望の方へ

Zoomでの参加方法

  1. 下記のお申し込みフォームよりお申し込みください。
  2. https://zoom.us/よりZoomをダウンロードし、サインアップをしておいてください。
  3. Zoomでのご参加にあたって[PDF 511KB]をご覧ください。
  4. 申込者には参加URLをお送りします。

注意事項

京都GIMカンファレンスの特徴は参加者による「談論風発」「丁々発止の積極的なQ&A」であるため、発言をご希望の方はご来場いただくことを原則とします。遠隔地からのZoom参加においては、聞き取りにくい音声の重なりや細かなタイムラグが発生しうるため、Zoomでのご参加の場合は、視聴のみとなり、質問などの発言はできませんのでご了承ください。

開催スケジュール

2024年4月の開催日程

日時 2024年4月5日(金)午後6時~
場所 洛和会音羽病院 C棟1階 講義室(交通アクセス)(院内案内図 PDF[100KB]
内容

今回の症例は、

  • 中部ろうさい病院
  • 市立奈良病院

の2病院から呈示される予定です。

2024年度の開催予定

開催日:第1金曜日 午後6時~午後9時

  • 2024年4月5日

お問い合わせ

洛和会音羽病院 医局支援部
TEL:075(593)4111(代)

洛和会音羽病院

〒607-8062
京都市山科区音羽珍事町2



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  • 外来受付時間

    午前8時20分~午前11時30分
    午後1時~午後3時30分※診療科により受付時間が一部異なります。

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