へんとう炎・へんとう周囲炎
へんとうおよびその周囲に、細菌、ウイルスによる炎症が生じ、喉の痛みや発熱を引き起こす病気です。
治療は抗菌薬などの投与を行います。
炎症がひどい場合には、入院のうえで点滴治療を行います。入院期間は約1週間です。
へんとう炎を繰り返している方や、へんとう肥大により空気の通り道(気道)が狭くなり就寝中にいびきをかく方・無呼吸になる方、病巣へんとうといって、へんとうが腎炎などの原因となっている方は、へんとう摘出手術の対象となります。
へんとう摘出術
手術は全身麻酔で約40~60分です。出血が無いことと食事を問題なく取れることを確認できるころに退院できます。通常、術後1週間で退院です。
入院から治療終了までの基本的なスケジュール
入院・手術
- 〔1日目〕入院
- 〔2日目〕手術(約40~60分)
- 〔8日目〕退院
術後の通院
1~2回(1カ月間)
入院費用の目安(3割負担の場合)
約12万円
※入院費用は病状などにより変動いたします。