血液内科
部長
石橋 孝文
不治の病の印象が強い血液疾患ですが、近年、分子標的薬などの進歩が見られ、治療成績が向上してきています。びまん性大細胞型リンパ腫では60〜70%、急性骨髄性白血病でも30%程度の長期生存率が得られており、治癒困難とされる多発性骨髄腫や骨髄異形成症候群においては、生活の質を保ちながら暮らせる生存期間が2倍以上に延びてきています。
外来について
当院では予約制を導入しており、フリーダイヤルで予約できます。
予約センター
月~金曜日:午前8時30分~午後5時
※土・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)を除く
特色
日本血液学会血液研修施設であり、血液専門医による最新の標準的薬物療法を実施しています。種々の合併症をおもちの高齢患者さんに対してはいたずらに治癒にこだわらず、バランスの取れた治療を行います。造血幹細胞移植の必要な場合は、京都大学医学部附属病院など、関連の病院を紹介しています。
2021(令和3)年の診療実績
1年間で入院加療された患者さんの数:137人
- B細胞性リンパ腫:44件
- 多発性骨髄腫:29件
- 骨髄異形成症候群:13件
- リンパ性白血病:12件
- その他:11件
- その他のリンパ腫:11件
- 急性骨髄性白血病:11件
- 特発性血小板減少性紫斑病:5件
- 単球性白血病:1件