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洛和会音羽病院

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肛門科

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診療部長より

常に最高の治療を提供

当院は、日本大腸肛門病学会肛門領域評議員(全国で57人)のいる総合病院ですので、合併症(糖尿病、心臓疾患など)のある肛門疾患の患者さまも、安全な手術が可能です。手術の麻酔は、麻酔指導医の資格を有する専門の麻酔医が担当しますので安心です。
深部痔瘻(じろう)手術では、日本最高の手術成績を誇っています。
現在まで約4,000例の手術を実施しており、ひと月に約60例のペースで手術しています。月曜日から土曜日までが手術日なので患者さまのご都合に合わせられます。

 

痔核・脱肛(イボ痔)、痔瘻、裂肛(切れ痔)、肛門部の悪性腫瘍のほか、肛門部の感染症、術後障害、括約筋不全など、肛門に関することなら何でもおまかせください。当院の薬剤部開発の特殊な薬剤による「術後の痛みの少ない」手術を行っております。

京都、関西のおしりをすべてきれいにするつもりでございます。ぜひ、ご相談ください。

 

※当院は日本大腸肛門病学会の専門医修練施設です。
(大腸・肛門の専門医を育てる病院。専門医になるためには、修練施設で5年以上の経験を必要とします)

 

外来診療

月・火・水・金曜日:午後1時30分~午後3時30分

※いずれの曜日も、待ち時間短縮のため、完全予約制です。診察をご希望の方は、下記の番号からご予約ください。

 

予約センター

フリーダイヤル0120(489)300
月~金曜日:午前8時30分~午後5時 ※土・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)を除く

 

対応疾患

当院では、短期間で完全に治り、かつ肛門機能に優しい手術を実践しております。痔核、痔瘻(じろう)などが手術対象疾患です。手術の際は患者さまに詳しく病状を説明し、保存的治療を含め、患者さまのご希望に沿った治療を行います。痔核、痔瘻の手術は基本的に1泊2日の入院で行い、深部痔瘻はMRI検査を含めて2泊3日(全国最短)です。(他府県の方には、多少長い入院をおすすめします)

局所麻酔で手術可能な、内痔核のゴム輪結紮(けっさつ)、ALTA硬化療法(ジオン注射)、外痔核、皮垂(ひすい)などの手術、単純な痔瘻の手術は、入院の必要はなく、日帰り手術で行います。

1.痔核・脱肛 つりあげテクニック、炭酸ガス凍結療法、ALTA硬化療法
2.痔瘻 再発のないミニマルシートン術式
3.裂肛 まずは保存的に治療します
4.そのほかの肛門疾患  

 

2015(平成27)年の診療実績

手術件数

  • 痔核(全身麻酔):37件
  • 痔核(局所麻酔):16件
  • 坐骨・骨盤直腸窩痔瘻(全身麻酔):37件
  • 痔瘻(全身麻酔):67件
  • 痔瘻(局所麻酔):488件
  • 裂肛(局所麻酔):1件
  • 皮垂(局所麻酔):13件
  • そのほか(全身麻酔):7件
  • そのほか(局所麻酔):16件

 

1年間で入院加療された患者さまの数:159人

肛門科2013実績

 

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1.痔核・脱肛の治療

「痔核」は「イボ痔」ともいわれ、肛門を閉じるクッション部分がうっ血して腫れあがり、排便時に出血するものです。放置すると痔核が肛門の外に脱出する「脱肛」を引き起こします。「痔核」には歯状線より内にできる「内痔核」と外にできる「外痔核」に分類されます。さらに内痔核は、脱出の程度によりI度〜IV度に分類されます。軽度の痔核は、まず保存的に(軟膏、坐剤、緩下剤、鎮痛剤、生活・排便習慣の改善などで)治療します。

 

当科では、痔核・脱肛の手術として、半閉鎖法(痔核を切り取った傷口を縫う手術方法)に併せ、歯状線部の皮膚を内肛門括約筋までつり上げる「つり上げテクニック」を用います。術後の腫れ・痛みがほとんどなく、手術の翌日には手術創が完全に消失し、脱肛の症状も完全になくなります。

また、痔核手術に炭酸ガス凍結療法(内痔核部の粘膜と静脈瘤のみ壊死(えし)させ、括約筋には影響を与えない治療)を併用し、肛門機能に優しい手術を心掛けています。いずれも入院期間は短く、ほとんどの患者さまが手術翌日に退院されます。当院の薬剤部開発の特殊な薬剤の使用により、術後の痛みを和らげています。万が一、術後出血が起きた場合でも、当院は24時間救急体制ですので、責任をもって対処することができます。

 

また、当科では、痔核・脱肛で出血のある患者さまに、当院の消化器内科で先に大腸内視鏡検査を行い、大腸がん・直腸がんの可能性を否定してから手術するよう、お勧めしております。2泊3日程度の入院で、大腸内視鏡検査と痔核手術を同時に行うことも可能です。

 

脱肛や直腸脱の診断には、安静時だけでなく「怒責診(トイレで力んだ状態での診察)」が重要です。力んだときだけ脱肛が起きる方は、そのときの肛門の写真をスマホなどで撮影して、持ってきていただけると助かります。これを「自撮り」もしくは「痔撮り」といいます。

 

内痔核に対するALTA硬化療法(ジオン注射)も、患者さまのご希望により行っております(日帰り局所麻酔)。ただし、内痔核が主体の脱肛が対象で、外痔核が主体の脱肛には手術(半閉鎖法)が必要です。ご希望の方は火曜日もしくは水曜日の外来をご受診ください。

 

2.痔瘻の治療

痔瘻(じろう)は直腸と肛門の境目のくぼみから細菌が感染して化膿し、膿(うみ)の管ができた状態です。肛門機能を障害し、長期間放置すると発がんの可能性もある怖い疾患です。

手術では、肛門括約筋を扱うので、術者のレベルによっては、術後に肛門括約筋の障害(おしりが閉まらなくなるなど)を生じる可能性があります。複雑な痔瘻は肛門科として熟達した専門医(日本大腸肛門病学会で肛門領域[IIb]専門医または指導医として認定された医師)に相談することをお勧めします。遠方の方には、ご自宅近くの信頼できる専門医の紹介もしております。

 

当科では、II型痔瘻(痔瘻で最も多いタイプ)の手術法は、ミニマルシートン法を使用しております。これは、どんな複雑な痔瘻でも、瘻管の内腔から原発口を確実に確認し、最小の距離、最小の組織をシートン法(ゴム紐による痔瘻結紮(けっさつ)法)で切断する方法で、当科 部長の加川が考案したものです。入院期間は極めて短く(1泊2日)、6週間で完全に治癒します。傷跡はほとんど目立たず、肛門の変形もありません。

一般的に、II型の痔瘻手術の再発率は、肛門専門病院で手術しても20~25%といわれています。(第59回日本大腸肛門病学会総会、2004年) しかし、このミニマルシートン法で手術した患者さま(1,000人以上)の再発はほとんどありません。

 

複雑な坐骨直腸窩痔瘻(III型)、骨盤直腸窩痔瘻(IV型)は、肛門の解剖に熟知していない外科医が手を出してはならない領域です。加川は、当院 PET-CT画像診断センター 部長の友井医師とともに、MRI assist seton術式をさらに発展させたMRI navigating seton手術を開発、現在、シートン法を応用した、侵襲の極めて小さい手術を行っています。(学術活動のページもご参照ください)

これは、手術前日に、手術時と同じ体位でMRI検査を行い、膿瘍の部位、大きさ、瘻管の走行などを3D解析します。ピンポイントで原発巣に到達できるため、手術は至って単純、確実なものになります。創は直径25ミリで1カ所のみ。坐骨直腸窩痔瘻と骨盤直腸窩痔瘻の入院期間は全国最短で、MRI検査を含め、2泊3日です。

 ⇒ 実際の坐骨直腸窩痔瘻の3D-MRI画像

 

加川の痔瘻のMRI解析の論文「MRIで解析した坐骨・骨盤直腸窩痔瘻の進展のルール」が、平成20年度 日本大腸肛門病学会学会賞を授与されました。

 

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3.裂肛の治療

裂肛は、肛門の入り口の皮膚潰瘍で、排便時にひどい痛みを来します。潰瘍が長期に渡って存在すると、瘢痕性の肛門狭窄が生じます。症状に応じ、LSIS(側方皮下内肛門括約筋切開)やSSG(皮膚弁移動術)が行われています。

しかし最近、便失禁などの合併症の報告がありますので、当院ではよほどの狭窄がない限り、坐剤、緩下剤、痛みの除去などの保存的治療法から開始することにしております。薬剤をうまく使用することにより、たいていの場合は手術せずに治癒します。
当院では、薬剤部開発の特殊な薬剤の使用により、裂肛の痛みはほぼ完全に消失させることが可能です。ぜひ、ご相談ください。

 

4.そのほかの肛門疾患

当科では、肛門部の悪性腫瘍の手術も積極的に行っています。
加川は、平成12年より、東京の「癌研究会癌研究所病理部」と、肛門がんの発生に関する共同研究を行い、論文「Histologocal Features of Human Papilloma Virus 16 and Its Association with the Development and Progression of Anal Squamous Cell Carcinoma」 R.Kagawa et al.:Surgery Today (2006) 36:885-891 で、肛門がんの3分の1を占める扁平上皮がんの原因が、HPV 16(ヒトパピローマウイルス16型)であることを確定し、がんの進行によってウイルスの存在様式が変化していくことを発見した実績をもっています。
また、肛門がんに対する肛門機能温存手術を研究、実際の手術も行っています。セカンドオピニオンとしてご相談ください。(学術活動のページもご参照ください)

 

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