妊娠について

妊婦健診

ほとんどの妊婦さんは正常に経過しますが、10~20%の確率で、出産までに何らかの医療介入が必要となることがあります。妊婦健診は、異常を早期発見し、保健指導を受けることにより、妊婦さんと赤ちゃんが健康に妊婦生活を送り、出産を迎えるために受けていただくものです。

妊婦健診日時のご案内

 
午前8時30分~正午 -
午後1時30分~午後5時 - - - - -
(完全予約制)

※土曜日は、A棟/B棟にお越しください。

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妊婦健診の流れ

妊婦健診の流れ1.洛和会音羽病院外来棟4階のフロア受付
4階フロア受付

診察券と保険証を提示してください。
※保険証は月1回、または、保険証・名前が変わった際にもご提示ください。
初めて受診される方は1階総合受付にお越しください。

妊婦健診の流れ2.基本ファイルをお受け取りください
血圧計

フロア受付の左隣に血圧計があります。血圧を測ったら測定結果の紙が出てきますので、それを基本ファイルに挟み、産婦人科受付へ行きましょう。

妊婦健診の流れ3.産婦人科受付
産婦人科受付

基本ファイルと母子手帳と受診券を提出してください。

妊婦健診の流れ4.産婦人科待合室
待合室

受付後、尿検査・体重測定を行います。お声をかけますので、待合室でお待ちください。

妊婦健診の流れ5.産婦人科診察室
診察室

診察・超音波検査を行います。

初診時の準備

健診前日に気をつけること

普段通りの入浴・シャワーでOK。
デリケートゾーンのお手入れはカミソリ負けなどトラブルにつながります。また、前日の性交渉も控えたほうが無難です。

持ち物

健康保険証 保険適応にならない場合がありますが、カルテを作る時に必要になります。
基礎体温表・月経周期や体調などをメモしておいた手帳 問診で必ず最終月経と月経周期をお尋ねしますので、確認しておいてください。最終月経がはっきりしないときは、そのことをお伝えください。
筆記用具 当日は緊張のため、なかなかうまく質問できないものです。自分自身が不安に思っていることや疑問に思っていることをメモしておき、またドクターから聞いた説明は忘れないように書き記しておきましょう。
生理用のナプキン 内診を行う場合、内診後の消毒に使う消毒液がショーツにつくと落ちにくいです。また、なかには内診の刺激で少量出血する方もいらっしゃいます。当院でも用意しておりますが、用心のために1~2個はご持参ください。

服装

基本的には脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

  • ガードルや補正下着など着脱に手間がかかるものは、避けたほうが良いかもしれません。
  • 体重を量ったり、ベッドに横になったり、内診台へあがったりと靴を脱ぐことが多いので、履きやすい靴でご来院ください。

費用について

基本的には、妊婦健康診査補助券がご利用いただけますが、何らかの異常や合併症が疑われた場合は、保健診療となります。
妊婦健康診査補助券について

検査の種類

ママと赤ちゃんの健康を守るために次のようなことをしています。

検査項目 目的 検査時期
血圧測定・尿検査 妊娠高血圧症候群や、妊娠糖尿病などの早期発見のために行っています。 毎回
体重測定 適切な体重管理は赤ちゃんを育てるのに大切です。 毎回
問診・診察(内診) 内診では、感染症や切迫早産の有無を確認したり、その原因を調べたりします。心配なことは何でも医師に相談してください。 毎回
エコー検査 おなかのなかで赤ちゃんが元気に育っているかどうかを、画像で確認します。
赤ちゃんの立体画像が見られる4D超音波検査について
毎回
採血・培養検査 お母さんの貧血や妊娠糖尿病を発見したり、赤ちゃんに感染するかもしれないウイルスや菌の感染がないかを調べます。
採血検査について
毎回
助産師による保健指導 「元気な赤ちゃんを産むためには、どうしたらいいですか?」「体重のことを相談したいんだけど…」何でも結構です。ご相談にのります。
助産外来について
適時

初回妊婦健診

妊婦初期採血

◎血液型
ABO式血液型とRh式血液型を調べて、赤ちゃんとの「血液型不適合」を早期発見します。もしものときの輸血のための検査でもありますので、検査結果を母子手帳に挟んで、無くさないようにしましょう。
◎貧血
あらかじめ貧血などの異常がないかを調べます。
◎血糖
妊娠糖尿病がないかを調べます。
◎間接クームスまたは、不規則抗体
「血液型不適合」を早期発見し、対応するために検査します。
◎風疹抗体
妊婦さんが妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群になることがあるので、風疹にかかる可能性を調べます。
◎B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV
感染を知らないと赤ちゃんにうつす可能性があるため調べます。感染があれば、赤ちゃんに感染しないよう対処します。
◎ヒト白血病ウイルス
成人型T細胞白血病の引き金となるウイルス感染を調べる検査です。感染を知らないと、母乳を介して赤ちゃんにうつることがあります。

頸粘液 クラミジア検査

初回妊婦健診で調べます。感染があると分娩時に赤ちゃんにうつることがあるので、抗菌薬で治療します。

子宮頸がん検査

子宮の入口付近に、がんがあるかどうかを調べる検査です。結果によっては、治療をしていきます。

妊娠25週前後

妊婦中期採血

◎貧血
◎血糖

妊娠35週前後

妊婦後期採血

◎貧血
◎不規則抗体
「血液型不適合」を調べる検査です。陽性反応が出ると、新生児期に赤ちゃんが強い黄疸になることがあります。

膣内B群レンサ球菌培養

お母さんに問題はないのですが、赤ちゃんに産道感染することがあるので、もしこの菌が見つかったら、出産時に抗生剤の点滴をお母さんに行います。

4D超音波検査

4D超音波で撮影。胎児の表情や指がはっきりと見えます。

おなかの中の赤ちゃん(胎児)に超音波を当てて立体画像で観察します。4Dエコーの施行期間は、赤ちゃんの大きさや体位により、一般的に18~28週が最適とされています。

まばたきや指しゃぶりなど、赤ちゃんの“今の様子”を知ることができ、母子のつながりを実感できます。
妊娠週数により、赤ちゃんの見え方もさまざまです。また、異常の発見につながることもあります。妊婦健診では見られない画像で、おなかの赤ちゃんと対面してみてはいかがでしょうか?
検査終了時には、検査画像をDVDでお渡ししています。

1回30分 3,710円(税込)
DVD録画・静止画写真提供
対象:妊娠18~28週の方で、当院で健診を受けている方

  • 胎児の位置や羊水量、胎盤の位置により、赤ちゃんのお顔などがはっきりと確認できない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
  • 4D超音波検査は、検査技師が行いますので、性別、奇形の有無などの診断に関わるご質問にはお答えできません。
  • ご家族同伴でも結構です。

受診券を使って妊婦健診を受けましょう

市区町村から妊婦健診の費用を補助する目的で、妊婦健診受診券が発券されています。
当院で受診券を使っていただけます。受診券ではカバーされていない実費の検査もありますので、ご注意ください。

京都市から発券された受診券をお持ちの方

受診券が無くなった場合や、実施した処置・検査によっては料金払いがあります。

超音波検査

妊娠から出産までの間で、受診回数は14回ほどになります。
そのうちの4回を受診券(補助券)で受けられます。

不規則抗体検査

後期採血時に行う検査で、出産までに必要な検査ですが、受診券がないため実費で請求いたします。

胎児心拍モニター

妊娠37週~
赤ちゃんが元気かどうか調べる検査です。

京都市以外から発券された受診券をお持ちの方

都道府県・市区町村によっては受診券が使えない可能性があります
母子手帳をもらった役所・保健所へ問い合わせてください。