出産について

総合病院である当院の産科は、小児科をはじめとした各診療科のバックアップのもとに、陣痛発来から出産まで、超音波機器や胎児心拍数モニタリング集中管理システムなどの先進医療機器を利用しつつ、しかし機械に依存し過ぎず、常に温かい心をもって対応し、スタッフと妊婦さんとの協力のもとに、安全・安心で満足のいくお産をめざします。

分娩実績

2014(平成26)年度

分娩数:334件 自然分娩数:252件 帝王切開数:77件

2013(平成25)年度

分娩数:305件 自然分娩数:245件 帝王切開数:54件

LDR

陣痛・出産・休息までを1つの部屋で過ごす分娩室

LDR: Labor(陣痛) Delivery(分娩) Recovery(回復)
家庭の一室のような部屋で、ベッドがそのまま分娩台となり、陣痛から分娩まで移動をせず、ご家族も一緒に過ごしていただけます。また、分娩台での出産の場合も、女性にとって楽な体位でのお産を試みています。

早期母子接触(カンガルーケア)

当院では早期母子接触を取り入れています。
生まれた赤ちゃんをお母さんの胸の上にのせて、肌と肌が直接触れるように抱っこしてもらいます。
お母さんに直接触れることで、赤ちゃんの体温・呼吸が安定し、感染に対する抵抗力もつけることができます。

  1. 赤ちゃんが生まれたら、へその緒を切って羊水や血液を拭き取り、裸のままお母さんの胸の上で直接抱いていただきます。分娩後1~2時間程度としていますが、お母さんの産後の状態や赤ちゃんの全身の状態に合わせて行います。
  2. 赤ちゃんの顔は横向きにしたままうつ伏せにして、温かいバスタオルで覆います。
  3. おっぱいを探し始めるようなしぐさ(口を動かす・指を口に入れるなど)がみられたら吸わせてみましょう。

立ち会い出産

お父さんもぜひ出産に立ち会ってください。
がんばっている赤ちゃんとお母さんと一緒の時間を共有することが一番の応援です。
何もできなくても大丈夫です。落ち着いた存在と平常心でお願いします。

立ち会い希望のお父さんは、ぜひ後期の母親学級の受講もお願いします。上のお子さんの立ち会いもご相談ください。
お母さん・赤ちゃんの安全を第一に考えて、経験豊富なスタッフからアドバイスいたします。

立ち会いに難しいルールはありません。お母さんと赤ちゃんのお産を助ける人になってください。

助産師の配置

スタッフのほとんどが助産師ですので、病棟は常に複数の助産師が待機しています。
また、夜間でもスタッフ3人以上(看護師含む)が常駐する体制をとっていますので、「安心できる」という声をいただいています。

助産師とは

お産のスペシャリストで、 出産の介助ができる点が看護師と大きく異なります。また、妊娠・出産・育児について、専門知識に基づいたアドバイスや、サポートを行います。
助産師になるためには、看護師の資格をもった女性がさらに養成機関で専門知識を1年以上学び、国家試験に合格する必要があります。

小児科との連携

洛和会音羽病院の小児科と連携のもと、切迫早産、合併症のある妊産婦さんの管理を行っています。 必要な場合は小児科医師の立ち会いでの出産が可能です。整形外科、糖尿病内科、形成外科など総合病院の特性を生かし、必要な診療科と連携しています。

合併症のある妊婦さんへ

不妊治療後妊娠、糖尿病合併妊娠、高血圧合併妊娠、脳外科手術後、婦人科手術後妊娠の周産期管理をしています。無痛分娩も必要な場合には対応していきます。