子宮頸がんワクチン
子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)とは子宮頸がん発症の主要な原因である、発がん性ヒトパピローマウィルス(HPV)の16型と18型の感染を予防するワクチンです。(詳しくは
子宮頸がんワクチンについて)
ワクチン接種の概要
- ワクチンの対象者:10歳以上の女性
- 接種回数:初回、1カ月後、初回より6カ月後の計3回
- 接種部位:腕の筋肉
- 費用:1回あたり16,800円
※保険外診療のため全額自己負担となります。
ワクチン接種の予約について
本ワクチン接種の受付は電話による予約を行っておりません。ご希望の方は外来を受診し、医師にご相談ください。
※なお、未成年の方は保護者同伴でお越しください。
相談窓口
洛和会音羽病院 産婦人科
TEL 075(593)4111(代)
(月~土曜日 午前9時~午後0時30分の間)
子宮頸がんワクチンについて
「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」とは
子宮頸がんは20~30歳代の若い女性の発症率が高いがんで、日本では年間に約15,000人が発がんし、約3,500人もの方が命を落とされています。原因は性交渉による高リスク型のHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染です。10歳代の若年者の50~70%からも検出されます。
HPVが子宮頸部に感染してもすぐにがんへ進展することはありませんが、容易に前がん病変(異形成)を生じます。 2年以内に90%は子宮頸部から消失しますが、再感染したり持続感染すると、1,000人に1人の割合で5年から10年を経て浸潤がんが生じます。
子宮頸がんワクチンについて
高リスク型のHPV16型と18型に有効なワクチンが2009(平成21)年10月に日本でも承認され、接種できるようになりました。10代前半での接種が推奨されます。十分な抗体を得るために、1回目の接種から1カ月後、6カ月後と計3回の接種が必要です。
妊婦への接種は、安全性に関するデータが不足しているためお勧めできませんが、最初のワクチン接種後に妊娠が判明した場合は、分娩後に2回目以降のワクチンを接種してください。また、授乳中の接種は可能です。
子宮頸がんの予防にワクチンは効果的ではありますが、すでに感染しているウイルスを消失させる効果はありません。しかし、再感染を防ぐことはできます。
定期的に子宮頸がん検診を
前述のとおり、ワクチンにはすでに感染しているウイルスを消失させる効果はありません。さらに、日本ではHPV16型、18型に関連した前がん病変は70%以下であり、52型、58型の混合感染も少なくありません。ワクチン接種後に58型の前がん病変発生の報告もありますので、20歳以上の方は、ワクチンの接種をされていても、定期的に子宮頸がん検診を受けることを強くお勧めします。
