子宮頸がんワクチン
子宮頸がん予防ワクチン(ガーダシル)とは子宮頸がん発症の主要な原因である、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の16型・18型と尖圭コンジローマの原因、ヒトパピローマウイルス(HPV)6型・11型の感染を予防するワクチンです。(詳しくは
子宮頸がんワクチンについて)
ワクチン接種の概要
- ワクチンの対象者: 9歳以上の女性
- 接種回数: 初回、1カ月後、初回から6カ月後 の計3回
- 接種部位: 腕の筋肉
- 費用: 1回あたり16,800円
※保険外診療のため全額自己負担となります。
※中学1年生~高校2年生までの年齢に相当する方は、平成24年3月末まで公費対象(平成24年4月以降は未定)
ワクチン接種の予約について
公費対象の方・・・予約センター(下記フリーダイヤル)にて受付可能
公費対象外の方・・・電話による予約は行っていません。ご希望の方は外来を受診していただき、医師にご相談ください。
※なお、未成年の方は保護者同伴でお越しください。
相談窓口
洛和会音羽病院 産婦人科
TEL 075(593)4111(代)
(月~土曜日 午前9時~午後0時)
子宮頸がんワクチンについて
「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」とは
子宮頸がんは、20歳~30歳代の若い女性の発症率が高いがんで、日本では年間に約15,000人が発がんし、約3,500人もの方が命を落とされています。原因は、性交渉による高リスク型のHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です。10歳代の若年者の50~70%からも検出されます。 HPVが子宮頚部に感染しても、すぐにがんへ進展することはありませんが、容易に前がん病変(異型性)を生じます。2年以内に90%は子宮頚部から消失しますが、再感染したり持続感染すると、1,000人に1人の割合で、5年から10年を経て浸潤がんが生じます。
子宮頸がんワクチンについて
高リスク型HPV16型と18型及び、尖圭コンジローマの原因ウイルスであるHPV6型・11型に有効なワクチンが、2011(平成23)年6月に日本でも承認され、接種できるようになりました。9歳以上の女性への接種で効果があることが確認されています。十分な抗体を得るために、1回目の接種から2カ月後、6カ月後と、計3回の接種が必要です。
妊婦への接種は避けることとなっていますが、予防接種上の有益性が、危険性を上回ると判断される場合のみ接種しても良いとされています。最初のワクチン接種後に妊娠が判明した場合は、分娩後に2回目以降のワクチンを接種してください。また、授乳中の接種は可能です。 子宮頸がんの予防ワクチンは効果的ではありますが、すでに感染しているウイルスを消失させる効果はありません。しかし、再感染を防ぐことはできます。
定期的に子宮頸がん検診を
前述のとおり、子宮頸がんは、ワクチンの接種によってHPVの感染から体を守ることで予防できます。しかし、ワクチンを接種したからといって100%予防できるわけではありません。ワクチン接種とあわせて、定期的な子宮頸がん検診も重要です。早期発見と治療のために、ワクチン接種後も定期的に子宮頸がんの検診を受けるようにしましょう。
