2015(平成27)年11月より京都口腔健康センターの診療体制が変わりました!

2015年4月より、口腔外科、歯科麻酔科の医師を増員し、あらゆる口腔外科疾患や全身管理を要する患者さまの歯科治療に対応可能な体制を整えました。より一層、専門性の高い病院歯科に特化した診療を提供してまいります。
京都口腔健康センターには、現在、年間約3万人以上の外来患者さまが受診されており、口腔外科では年間入院患者数は約300件、全身麻酔外科手術を約240件行っています。そのなかでも、顎変形症手術は80~100件と、全国トップレベルの手術件数を誇っております。

当院はPET-CTとリニアック(放射線治療装置)を有することから、口腔外科では、口腔がんに対する顎顔面再建を含めた手術療法、顎顔面補綴(ほてつ)作製、化学放射線療法など、機能温存(摂食嚥下、発音、審美)を考慮した治療にも他科(形成外科・放射線治療科)との連携をとり、積極的に取り組み、患者さまのQOL(生活の質)向上に貢献できるよう努めています。
さらに、顎顔面外傷(顔面骨折、歯牙脱臼、歯牙破折)、炎症性疾患(膿瘍、蜂窩織炎(ほうかしきえん))、顎関節疾患(顎関節症、顎関節脱臼)、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、インプラント治療・骨造成法、智歯・埋伏歯の抜歯など、口腔外科全般に幅広く対応いたします。

歯科麻酔科では、障がいがあるため通常の歯科治療が困難な方、安静を保てない認知症の方や小児、歯科治療恐怖症の方や嘔吐反射が強い方に対して、日帰り全身麻酔管理下歯科治療を行っています。また、手術や化学療法を受ける方に対する口腔ケアにも力を入れています。

今まで総合歯科が行っていた一般歯科治療は、地域の開業歯科医院さまに紹介させていただきます。地域医療推進病院である当院は、地域医療の中核となる急性期病院として、近隣の歯科医院さまと、より一層の連携を強化し、地域の皆さまのお口の健康を通して全身の健康を保ち、「食べる」ことを支援し、質の高い生活を送っていただくために精一杯努力してまいりますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます。