回復期リハビリテーション病棟での1日
回復期リハビリテーション病棟でどのようなことをしているかご存じですか?
リハビリテーション(以下、リハビリ)は、後遺症からの回復を図ると同時に、再発を防ぐためにも重要です。
回復期リハビリテーション病棟は、患者さんの生活機能を拡大するために、日曜日・祝日も含めた365日体制で、1日平均2時間以上のリハビリを提供しています。
1日のタイムスケジュール例
時刻 | ||
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6:00 起床 |
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7:30 朝食 |
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モーニングリハ 動作の自立に向けて、リハビリスタッフと実際の場面での整容・トイレ・更衣動作などを行います。 |
8:00 | 体調チェック リハビリ開始前に、看護師が体温・血圧・脈拍などを計測します。 |
理学療法 運動療法、物理療法、装具療法により、座る・立ち上がる・歩くなど、日常生活の基本となる動作の改善を目指します。 |
9:00 | |
病棟の浴室を使用して入浴動作の評価・訓練を行う場合もあります。 | 11:00 入浴 |
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12:00 昼食 |
患者さんの状態に応じて言語聴覚士を中心とした飲み込みの評価・訓練を行います。 「季節の行事食」など楽しい献立を提供しています。(写真は常食の一例) 栄養管理室 |
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13:00 | 看護師との歩行練習など、リハビリの空き時間を利用した自主トレーニングの指導も積極的に行っています。 |
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14:00 |
カンファレンス
家族面談 |
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15:00 | オンライン面会 1階面談室と病室をオンラインでつないで面会できます。 |
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言語聴覚療法 聴く・話す・読む・書くなどの言語機能改善を目指すリハビリを行い、スムーズに意思疎通が図れるよう援助します。 |
16:00 | |
18:00 夕食 |
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21:30 消灯 |
※1日の流れは一例です。リハビリの内容は、疾患や病状によって異なります。
その人らしい生活を支えるために、回復期リハビリテーション病棟では、日々スタッフが連携・協力しながら患者さんの状態に合わせてリハビリテーションを提供しています。