放射線部
洛和会音羽リハビリテーション病院は、超高齢社会における、3大要介護疾病、「脳血管障害」「認知症」「骨折などの運動器疾患」の治療・リハビリテーションに特化した施設となっています。
そのなかで、当放射線部では、骨の一般撮影を中心にCT・MRI・エックス線TV・ポータブル撮影装置を使い、患者さんの診断治療に貢献しています。またCT・MRI検査は、当日の検査受け入れを行う体制をとっており、診察当日に検査を受けることが可能です。
そのほかに、リハビリテーションに特化した施設の特色として、嚥下リハビリテーションに対し言語聴覚士・管理栄養士らとともに嚥下造影検査を効率よく行うためのシステムを構築し、嚥下リハビリチームの一員としてチーム医療に参画しています。
患者さんに安心して検査を受けていただけるように、また質の高い画像検査を迅速に提供できるよう日々研鑚しております。
検査について不安なことや分からないことがあれば、お気軽に声をお掛けください。
スタッフ紹介(2021年4月現在)
診療放射線技師:5人(男性技師:4人、女性技師:1人)
- 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:1人
受付事務:2人(非常勤)
2020年の業務実績
- CT件数:1,969件
- MRI件数:2,591件
- 一般撮影件数:19,922件
- エックス線TV件数:135件
取り扱う主な機器(診断装置一覧)
- 一般撮影装置:3台
- MRI装置(1.5テスラ):1台
- CT装置(16列マルチスライスCT):1台
- エックス線TV装置:1台
- ポータブル撮影装置:1台
2017年2月から1.5テスラMRI装置「SIEMENS MAGNETOM Essenza」が稼働しています。 精密な検査を従来より静かに行うことができ、また検査テーブルを低く下げることができるので、ご高齢の方や足が不自由な患者さんでも安全に乗り降り可能です。
検査室の天井には青空が描かれており、送風・照明・BGMコントロールなどができるので、リラックスした気分で快適に検査を受けていただけます。