消費者被害速報

2013(平成25)年 下半期

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詐欺未遂事件

みずほフィナンシャルグループの某氏を名乗る者から、70歳代女性宅へ「雪印が特別養護老人ホームを建設する。債権を買わないかと連絡が入っていないか?」と電話がありました。女性は「入っていない」と答え、電話を切りました。次の日、同じ人から「金融庁からの名簿に名前が載っている」との電話が入りましたが、「金融庁が名簿を渡すわけがない」と答え、切ろうとすると、「それでいいのか」と念を押されました。女性は「結構です」と答えて電話を切り、被害に遭うことはありませんでした。


おかしいと思ったらすぐに110番通報を!!

〔2013年12月25日掲載〕

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金融機関での詐欺被害発生

80歳代の女性が自宅前で、男性に「金利の殖える通帳をつくってあげる」と誘われ、通帳と印鑑を持って近くの金融機関へ一緒に行きました。男性から「今日はクリスマスケーキをケースワーカーが自宅に持っていく。手続きは自分がしておくから先に帰って」と言われ、通帳などを預けて帰宅しました。その後、誰も来ないため不審に思い、知人を通じて110番しました。

高齢の女性が、区役所職員をかたる50歳代の男から「今持っている銀行の通帳より金利の殖える通帳をつくってあげる」と声をかけられました。女性と一緒に金融機関へ行った男は、窓口職員には「息子」と称して、女性から数十万円をだまし取るという被害がありました。

【犯人の特徴】

50歳代の男、身長170cm程度、めがね・白色マフラー・黒色コート・灰色スーツを着用


うまい話は簡単に信じないように気をつけましょう。他人に簡単に通帳などを預けないよう注意してください!!

〔2013年12月25日掲載〕

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区役所の職員を名乗る手口の詐欺

「区役所の久保」と名乗る背広姿の60歳代男性が、80歳代の女性宅へ訪問。
男は「高齢者に1人3万円支給されることになった。振り込みのため、至急郵便局の口座をつくらないといけない。後で女性職員に書類を持って来させるので、とりあえず口座をつくるために現金が必要」と言ったので、女性は不審に思いましたが、手元にあった1万円を渡しました。
家族や近所の方にそのことを話したところ、詐欺ではないかと言われたため、区役所へ確認の電話をされ、詐欺であると判明しました。


最近ではさまざまな手口の詐欺事件が多発しています。気をつけてください!!

〔2013年12月16日掲載〕

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注意!! 服に火が燃え移ってやけど!

  • 70歳代の女性が、ガスコンロの火を消そうとしたとき、羽織っていたポリエステル製のカーディガンの袖に火が燃え移りました。袖の火はすぐに手で消しましたが、背中に火が回り、やけどをしました。
  • 70歳代の女性が、仏壇の電球を替えていた際に、ろうそくの火が洋服に燃え移りました。自分で水をかけ火を消しましたが、お腹や太ももにやけどを負い、入院しました。

このように、ガスコンロやろうそくなどの火が衣類に着火してやけどをしたという報告が寄せられています。特に高齢者は重症になる場合も多く、注意が必要です!!


このほかにも、たばこやライターの火が服に燃え移ったケースもあります。調理などで火を使う際は、袖や裾が広がっている衣類やゆったりしたシルエットの服装は避け、火に近づき過ぎないようにしましょう。防火性能のあるエプロンやアームカバーなどを身に付けるのも一つの方法です。服に火がついてしまった場合は、台所のくみ置きなど、身近な水で消火しましょう。慌てて走り出すと風にあおられて炎が大きくなるので注意が必要です。

〔2013年12月16日掲載〕

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「水道局員」を装った詐欺に注意!!

12月上旬に、上京区の高齢者宅へ、作業着を着た者が「水道工事で近所に来ている。水道管の掃除をする」と訪問。水道局より来たと言ったが、身分証明書の提示もありませんでした。「ヘルパーが来るので困る」と伝えましたが、強引に作業を始めようとします。そこで、高齢者本人がケアマネジャーへ電話をしていると、その内容を聞いて「工事はしなくても大丈夫」と、何もせずに帰りました。作業着には「大松建設」と書いてあったとのことです。


水道局員などを装って訪問し、勝手に掃除や工事を行い、費用を請求してくる詐欺が発生しています。身分証明書など提示しない場合は疑ってください。強引に作業をしようとする場合は、警察に連絡してください。

〔2013年12月16日掲載〕

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「家屋調査員」を名乗る電話に注意!!

高齢者宅に、家屋調査員を名乗る者から電話があり、「この区域は台風の被害区域になっており、家屋点検をしたら住宅修繕の必要がある。火災保険に入っていれば修繕することができる」と言われました。役所名および氏名は名乗らなかったとのことです。


怪しい電話は、会社名や名前を確認しましょう。不審な電話があれば、警察に連絡してください。

〔2013年12月5日掲載〕

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「知人を名乗る人の訪問」に注意!!

11月末に、京都市内でお店を経営している高齢の女性宅に、「鞄を見せてほしい」と男性が訪問し、「店の商品を包んでほしい」と言いました。包んでいると、男性が「亡くなられたご主人と懇意にしていたので拝ませてほしい」と言ったので、居間に上げました。しばらくして、男性は「後で品物を取りにくるので置いておいてほしい」と帰って行きました。その後、机の上にあった財布とお金がないことに気づき、引き出しを探しましたが見つからず、盗られたことがわかりました。


配偶者の知り合いを装って訪問してくるケースがあるようです。名前の確認を行うことや、覚えのない人であれば、簡単に家に上げないように、十分に気をつけてください!

〔2013年12月5日掲載〕

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「訪問販売の詐欺事件」に気をつけてください!!

11月末に、老夫婦の家に、訪問販売の人が勝手に上がり込んできました。そのままトイレに入ると、「パッキンが壊れている」と修理し、その代金として2万6千円を請求してきたため、ご夫婦は支払ってしまいました。しかし、訪問販売の人は、代金を受け取ると、「領収書を取ってくる」と言って出て行ったまま戻って来なかったという事件が発生しています。
ご夫婦が警察に通報し、現在取り調べが行われているところです。


不審に思ったら支払いをせず、警察に相談しましょう。
点検と言って家に上がられ、勝手に修理をされてしまうケースもあるようですので、十分に気をつけてください。

〔2013年12月4日掲載〕

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