消費者被害速報

2014(平成26)年 下半期

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特殊詐欺被害に気をつけてください!!

京都府内では、特殊詐欺被害による被害が10億円を超えています! その被害者の約7割が65歳以上の高齢者です。 現在多発している詐欺は…

  • 京都府警の警察官や銀行協会をかたり、預金を引き出させて自宅まで取りに来る。
  • 証券会社など、実在の会社をかたり、「あなたにしか買えない債券がある。当社が高値で買い取る」などと持ちかけ、実際には価値のない株や債券を購入させる。
  • 被害者が断っても、「株や債券を購入するため名前を貸してほしい」と持ちかけ、その後トラブルになったと装い、解決金名目で現金を送付させる。
  • 「有料サイトの退会手続きが未了です。このままだと料金未払いで裁判になります」などのメールを送りつけ、未納料金や訴訟費用名目で現金を振り込ませる。
  • 市役所の職員をかたり、「保険の還付金がある」などと言って被害者をATMに誘い出し、電話で誘導しながら現金を振り込ませる。

などの内容です。このような手口はすべて「詐欺」です!!


 ★午前中のお金の用立て電話は、即警戒!
 ★心当たりのない会社からの電話やパンフレットが来たら、即通報!
 ★ゆうパックやレターパック、宅配便での送金依頼は、即110番!

詐欺の手口が非常に巧妙化しています。不審な電話があれば、1人で抱え込まず、警察や地域の相談窓口にご相談ください!!

〔2014年10月30日掲載〕

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不審な電話に注意

市内の70歳代の女性宅に「介護の支援の関係でアンケートをとりたい」と女性から電話が入った。包括支援センターの関係のものと思い、返答していたが、個人的なことや年金額まで聞き始めたので「おかしい」と思い、名前を尋ねたところ、「カワテックのヤスカワ」と名乗った。不審に思った女性は、直後に電話を切った。
左京区でも「アンケートをとっています」と同様の電話が発生。電話の相手は男性で、独居かどうか、生年月日、名前を聞かれ、また、「年金は厚生年金? 国民年金?」と聞かれたとのこと。


被害は発生していませんが、不審な質問には答えずに電話を切るようにして、気をつけてください!!

〔2014年10月17日掲載〕

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臨時福祉給付金の詐欺発生!!

上京区内の女性宅に区役所の「小沢」と名乗る者が訪問。名札を見せて、「臨時福祉給付金の通知が届いているか確認に来た。日曜日も尋ねたが留守だった」と言い、家に上がり込む。女性が通知を見せると、「これから、毎月入金があるので、京信に講座をつくる必要がある。そうすれば、必要なときに給付金が引き出せる。また、金利も1.5%で有利である」との説明され、夫と相談し、10万円を手渡した。小沢は、「後から、小山という女性の職員が書類を持って来るので、しばらく待ってほしい」と話し、「1金 10万円 あずかりました。小沢。係員 小山 月水金」と書いた、メモ帳を破った預かり書を女性に渡した。しばらく待っても女性職員が来ないため、夫から区役所に確認するよう言われ、区役所に来庁。


小沢と名乗る男性は、45~46歳ぐらい、身長175cmぐらい、中肉中背、メガネ・帽子無し。
臨時福祉給付金の被害の報告が出ています。役所などから臨時福祉給付金に関して訪問することはありませんので、ご注意ください。

〔2014年10月5日掲載〕

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臨時福祉給付金を装った詐欺事件が発生!

京都市職員をかたる者が被害者宅を訪問し、「臨時福祉給付金の通知が届いているか確認に来た」「毎月入金があるので、銀行に口座をつくる必要がある」などと発言し、現金をだまし取る詐欺事件が発生。


「臨時福祉給付金」「子育て世帯臨時特例給付金」に関して、京都市や厚生労働省などが、市民の皆さまの自宅を訪問したり、電話をかけたりして、以下のようなことをすることはありません。

  • 銀行口座の番号などの個人情報を照会することは絶対にありません。
  • ATM(銀行・コンビになどの現金自動支払機)の操作をお願いすることは絶対にありません。
    ※ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことは絶対にできません。
  • 手数料などの振り込みを求めることは絶対にありません。

自宅に、市役所や区役所、厚生労働省などをかたった不審な電話がかかってきたり、訪問があれば、迷わず最寄りの警察署にご連絡ください。

〔2014年10月2日掲載〕

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いらない物を売って欲しい」という訪問に気をつけて!!

伏見区の一人暮らしの女性宅にスーツ姿の人の訪問があり、「いらない服があったら売ってほしい」と言われた。女性は服ではなく琴を売り、2000円だったとのことだが、その際に、引き出しなど開けられている様子。自宅には「買収契約書(買収金額2000円)」と書かれたものが置かれていたが、「琴」とは書かれていない。
女性の話では、ここ数日の間に同じような手口で3回(違う業者の可能性あり)同じような訪問があったとのことで、売った覚えはないが、古銭やぬいぐるみなど、あったはずのものがなくなっているという。しかし、本人の記憶も曖昧なため、被害届を出すには至っていない。


担当地域の包括支援センターから伏見警察に聞いたところ、伏見館内にて同じような相談はあるが、証拠がつかめず、業者も確定できていないとのこと。また、同じような事例は、南部で発生し北部へ動いてきていると思われるとのことです。今後、多方面で同様の訪問がある可能性があるため、注意してください。

〔2014年9月3日掲載〕

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パンフレット送りつけ

一人暮らしの女性高齢者宅に、知らない会社からの電話があった。「この一週間ぐらいの間に、郵便で黄緑色の封筒が自宅に届いていませんか?」という内容であった。封筒は届いていたが、女性は怖くなったため、すぐに「届いていない」と言って電話を切った。その後、女性は封筒を持って包括支援センターに相談に行き、同センターが封筒と中身を確認したところ、東京都新宿区にある「株式会社KIC」から送られたもので、メガソーラー事業に取り組む企業への投資を勧める内容のカラーのパンフレット2枚と、白に青字の社債購入の申込書が同封されていた。パンフレットは社債購入であるにも関わらず、会社の概要、実績規模などが何も記載されていなかった。


送りつけられたパンフレットは特殊詐欺に使用されているパンフレットであることが判明しました。
不審な電話・郵便物がありましたら、一人で悩まず、お近くの相談窓口にご相談ください。

〔2014年7月30日掲載〕

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振り込め詐欺予兆電話

中京区内で、警察官をかたる不審電話があった。「振り込め詐欺集団を逮捕したところ、証拠品にあなたの貯金通帳が含まれていました」などとかたっている。


ほかの地域でも、同様の不審電話が発生していますので、気をつけてください。

〔2014年7月20日掲載〕

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介護付きリゾート施設の申し込み詐欺

一人暮らしの高齢者の家に、東京都世田谷区にある「株式会社やすらぎ」から郵便で「高齢者介護付きリゾート施設DREAM TOWN(ドリームタウン)」の案内が来た。高齢者がその会社に問い合わせの電話をしたところ、「残り1件しかない。2週間以内に申し込むように」と執拗に言われ、申し込みの同意をするまで切れない状態であったが、何とか申し込みをせず電話を切った。


担当地域の包括支援センターから、世田谷区の地域包括支援センターと世田谷署に確認したところ、記載の住所にもそのような会社はなく、全く実態のない会社であることが判明しました。同様の案内が多方面に郵送されている恐れがありますので、ご注意ください。

〔2014年7月18日掲載〕

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販売目的を隠したウォーターサーバーの勧誘手口にご注意ください!!

「今だけのプレゼントやお徳なキャンペーンをしているので、ブロードバンドの説明がしたい」と業者が来訪したため説明を聞いた。しかし、必要ないと思い断ったところウォーターサーバーの契約を勧められた。ウォーターサーバーが無料でレンタルでき、2カ月間は水も無料でもらえると聞いたため、契約した。しかし、やはり必要ないと思ったので、解約しようと後日連絡したところ、解約料がかかると言われた。契約時に解約料の説明はなく、契約書にはクーリング・オフの説明もなかった。


  • 業者が訪問してもすぐにドアを開けないようにしましょう。
    一度ドアを開けてしまうと、断っても業者が帰ってくれず、やむを得ず契約してしまったという場合が多くあります。ドアを開けずに話を聞き、必要なければキッパリ断りましょう。
  • 困ったときは、すぐに消費生活総合センターにご相談ください。
    訪問販売による契約のクーリング・オフ期間は、契約日から8日間です。ただし、8日を過ぎても、勧誘方法に問題がある、契約書が交付されていない、契約書の内容に不備があるなどといった場合は、クーリング・オフができることがありますので、諦めずにご相談ください。

〔2014年7月15日掲載〕

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