臨時福祉給付金の詐欺発生!!

上京区内の女性宅に区役所の「小沢」と名乗る者が訪問。名札を見せて、「臨時福祉給付金の通知が届いているか確認に来た。日曜日も尋ねたが留守だった」と言い、家に上がり込む。女性が通知を見せると、「これから、毎月入金があるので、京信に講座をつくる必要がある。そうすれば、必要なときに給付金が引き出せる。また、金利も1.5%で有利である」との説明され、夫と相談し、10万円を手渡した。小沢は、「後から、小山という女性の職員が書類を持って来るので、しばらく待ってほしい」と話し、「1金 10万円 あずかりました。小沢。係員 小山 月水金」と書いた、メモ帳を破った預かり書を女性に渡した。しばらく待っても女性職員が来ないため、夫から区役所に確認するよう言われ、区役所に来庁。


小沢と名乗る男性は、45~46歳ぐらい、身長175cmぐらい、中肉中背、メガネ・帽子無し。
臨時福祉給付金の被害の報告が出ています。役所などから臨時福祉給付金に関して訪問することはありませんので、ご注意ください。

〔2014年10月5日掲載〕
 
 


 
 

 臨時福祉給付金を装った詐欺事件が発生!

京都市職員をかたる者が被害者宅を訪問し、「臨時福祉給付金の通知が届いているか確認に来た」「毎月入金があるので、銀行に口座をつくる必要がある」などと発言し、現金をだまし取る詐欺事件が発生。


「臨時福祉給付金」「子育て世帯臨時特例給付金」に関して、京都市や厚生労働省などが、市民の皆さまの自宅を訪問したり、電話をかけたりして、以下のようなことをすることはありません。

  • 銀行口座の番号などの個人情報を照会することは絶対にありません。
  • ATM(銀行・コンビになどの現金自動支払機)の操作をお願いすることは絶対にありません。
    ※ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことは絶対にできません。
  • 手数料などの振り込みを求めることは絶対にありません。

自宅に、市役所や区役所、厚生労働省などをかたった不審な電話がかかってきたり、訪問があれば、迷わず最寄りの警察署にご連絡ください。

〔2014年10月2日掲載〕
 
 


 
 

 いらない物を売って欲しい」という訪問に気をつけて!!

伏見区の一人暮らしの女性宅にスーツ姿の人の訪問があり、「いらない服があったら売ってほしい」と言われた。女性は服ではなく琴を売り、2000円だったとのことだが、その際に、引き出しなど開けられている様子。自宅には「買収契約書(買収金額2000円)」と書かれたものが置かれていたが、「琴」とは書かれていない。 女性の話では、ここ数日の間に同じような手口で3回(違う業者の可能性あり)同じような訪問があったとのことで、売った覚えはないが、古銭やぬいぐるみなど、あったはずのものがなくなっているという。しかし、本人の記憶も曖昧なため、被害届を出すには至っていない。


担当地域の包括支援センターから伏見警察に聞いたところ、伏見館内にて同じような相談はあるが、証拠がつかめず、業者も確定できていないとのこと。また、同じような事例は、南部で発生し北部へ動いてきていると思われるとのことです。今後、多方面で同様の訪問がある可能性があるため、注意してください。

〔2014年9月3日掲載〕
 
 


 
 

 パンフレット送りつけ

一人暮らしの女性高齢者宅に、知らない会社からの電話があった。「この一週間ぐらいの間に、郵便で黄緑色の封筒が自宅に届いていませんか?」という内容であった。封筒は届いていたが、女性は怖くなったため、すぐに「届いていない」と言って電話を切った。その後、女性は封筒を持って包括支援センターに相談に行き、同センターが封筒と中身を確認したところ、東京都新宿区にある「株式会社KIC」から送られたもので、メガソーラー事業に取り組む企業への投資を勧める内容のカラーのパンフレット2枚と、白に青字の社債購入の申込書が同封されていた。パンフレットは社債購入であるにも関わらず、会社の概要、実績規模などが何も記載されていなかった。


送りつけられたパンフレットは特殊詐欺に使用されているパンフレットであることが判明しました。 不審な電話・郵便物がありましたら、一人で悩まず、お近くの相談窓口にご相談ください。

〔2014年7月30日掲載〕
 
 


 
 

 振り込め詐欺予兆電話

中京区内で、警察官をかたる不審電話があった。「振り込め詐欺集団を逮捕したところ、証拠品にあなたの貯金通帳が含まれていました」などとかたっている。


ほかの地域でも、同様の不審電話が発生していますので、気をつけてください。

〔2014年7月20日掲載〕
 
 


 
 

 介護付きリゾート施設の申し込み詐欺

一人暮らしの高齢者の家に、東京都世田谷区にある「株式会社やすらぎ」から郵便で「高齢者介護付きリゾート施設DREAM TOWN(ドリームタウン)」の案内が来た。高齢者がその会社に問い合わせの電話をしたところ、「残り1件しかない。2週間以内に申し込むように」と執拗に言われ、申し込みの同意をするまで切れない状態であったが、何とか申し込みをせず電話を切った。


担当地域の包括支援センターから、世田谷区の地域包括支援センターと世田谷署に確認したところ、記載の住所にもそのような会社はなく、全く実態のない会社であることが判明しました。同様の案内が多方面に郵送されている恐れがありますので、ご注意ください。

〔2014年7月18日掲載〕
 
 


 
 

 販売目的を隠したウォーターサーバーの勧誘手口にご注意ください!!

「今だけのプレゼントやお徳なキャンペーンをしているので、ブロードバンドの説明がしたい」と業者が来訪したため説明を聞いた。しかし、必要ないと思い断ったところ ウォーターサーバーの契約を勧められた。ウォーターサーバーが無料でレンタルでき、2カ月間は水も無料でもらえると聞いたため、契約した。しかし、やはり必要ないと思ったので、解約しようと後日連絡したところ、解約料がかかると言われた。契約時に解約料の説明はなく、契約書にはクーリング・オフの説明もなかった。


  • 業者が訪問してもすぐにドアを開けないようにしましょう。
    一度ドアを開けてしまうと、断っても業者が帰ってくれず、やむを得ず契約してしまったという場合が多くあります。ドアを開けずに話を聞き、必要なければキッパリ断りましょう。
  • 困ったときは、すぐに消費生活総合センターにご相談ください。
    訪問販売による契約のクーリング・オフ期間は、契約日から8日間です。ただし、8日を過ぎても、勧誘方法に問題がある、契約書が交付されていない、契約書の内容に不備があるなどといった場合は、クーリング・オフができることがありますので、諦めずにご相談ください。
〔2014年7月15日掲載〕
 
 


 
 

 ひったくりが多発!!

4月に入り、京都市内において、ひったくりが多発しています。被害が発生する時間帯は夜間から深夜にかけてが多く、これらの被害者は全て女性です。


被害を防止するために!

  • 自転車の前かごにひったくり防止カバーをつけましょう!
    ひったくり防止カバーなどの防犯グッズを装着することで、被害を防げます。
  • 鞄を持つときは、たすき掛けにするか、車道と反対側に持ちましょう!
    ひったくり被害の約6割が歩行中のものでした。
  • 後方から近づくバイクや自転車に注意!
    犯人の多くは、バイクや自転車を使って犯行に及んでいます。歩行中の携帯電話の使用やイヤホンをつけて音楽を聴くことは、周囲への注意力が下がるのでやめましょう。
〔2014年4月30日掲載〕
 
 


 
 

 ご注意ください!! 詐欺グループに名簿が出回っています

注文していない商品を送り代金を支払わせる「送りつけ商法」の事件で、詐欺グループに名簿を売った容疑で、先月、京都府警察が名簿販売業者を逮捕し、名簿を押収しました。 これを受けて、京都府警察・京都府・京都市が連携し、押収した名簿に掲載されている方に対して、被害に遭わないよう注意を呼びかけるチラシを作成し、送付しております。 チラシが届いた方は特にご注意ください。


身に覚えのない業者からの連絡には安易に対応せず、少しでもおかしいと思うことがあれば、すぐに京都府、京都市または京都府警察に相談してください。

「身を守るための6つの心得」

  1. 気軽に応対しない
  2. うまい話はまず疑う
  3. 個人情報は教えない
  4. 署名・押印・振り込みなどは慎重に
  5. きっぱり断る
  6. 困ったときはすぐに相談!

<相談先>
【京都府消費生活安全センター(京都市以外の方)】
 TEL:075(671)0004
【京都市消費生活総合センター(京都市の方)】
 TEL:075(256)1110
【京都府警察本部】
 悪徳商法110番 TEL:075(451)9449

<名簿に関する問い合わせ先>
【京都府警察本部 生活経済課】
 TEL:075(451)9111(本部代表番号)

〔2014年3月25日掲載〕

 
 


 
 

 警察をかたった詐欺電話

京都市内の70歳代の女性に、「京都府警の西岡」と名乗る男性から電話があり、「通帳が大量に発見され、その中にあなたの通帳があったので調査している」 と言ってきた。女性は、「私は通帳をつくっていない。一冊もない」と答えたところ、「古い保険証は返却していますか? 捨てていますか?」と聞かれたが、答えず電話を切った。電話に出たのはその1度だけで、その後もしつこく電話が鳴ったが、出なかった。


このような不審な電話があった場合は、迷わず警察などに通報してください。

〔2014年3月19日掲載〕
 
 


 
 

 買え買え詐欺にご注意

2014(平成26)年2月の最終週、相談者の自宅に以下の会社から社債購入の郵便物が届いた。

 『そよ風の宿』
 〒101-0031 東京都千代田区東神田3-2-1
 TEL:0120-077-825  FAX:0120-078-355
 社債:一口30万

その後、「きずな会」という団体から代理購入の電話がかかってきた。相談者が了承して、話を進めていくうちに、「内容がおかしい」「違反があった」「国税局に資産の確認をする」などと責め立てられ、携帯番号や預金口座を尋ねられた。「そんなことは言えない」と相談者が突っぱねるが、「交通費を出すので東京まで来い」というような言い方をされた。その間にも、「きずな会」の母体会社と名乗る「東洋商事」や、その担当弁護士を名乗る者からも連絡があった。 振り込みや支払いなどは行っていないが、不安にかられて相談者は高齢サポートへ来所した。


  • 電話が入らないように、迷惑電話防止サービスを利用する。
  • 連絡があった場合は、会話せず、警察署に連絡したことを伝えてすぐに電話を切る。

などの対応をしましょう。

〔2014年3月10日掲載〕
 
 


 
 

 思わぬ落とし穴!? アダルトサイトの請求トラブル

パソコンで湿疹の薬について検索していた際、一覧に出たサイトをクリックしたところ、アダルトサイトにつながった。「無料」と書いてあったので、サンプル画像をクリックすると、「登録完了」画面が表示され、「正規料金は9万8千円だが、2日以内に支払うと6万8千円になる」と書かれていた。慌てて、サイトに記載されていた業者の携帯電話に非通知で連絡すると、「電話番号を通知して連絡しなおすように」と言われてしまった。請求画面も消えず、混乱して夜も眠れない状態に。


  • アダルトサイトで、無料だと思ってクリックしたところ、いきなり料金請求画面が出たという相談が、高齢者からも多く寄せられています。
  • このようなサイトでは、有料であるという表示がわかりにくい場合も多く、安易にアクセスしないことが第一です。また、むやみに同意ボタンなどをクリックしたり、ダウンロードしないようにしましょう。
  • 業者に連絡をしても、「間違えたなら支払わなくてもよい」とは言われません。個人情報が知られてしまう危険性もあるので、自分から連絡してはいけません。
  • 請求画面の削除には、(独)情報処理推進機構(IPA)のホームページが参考になります。

情報セキュリティ安心相談窓口(⇒http://www.ipa.go.jp/security/anshin/)
困った時はお住まいの自治体の消費者生活センターなどへご相談を!

〔2014年3月7日掲載〕
 
 


 
 

 店舗駐車場での車上狙い多発!

市内のコンビニエンスストアや量販店などの駐車場において、車上狙いが多発しています。手口は、被害者が車をとめて店内で買い物をしている間に、車のガラスを割って車内においてあるバッグや貴重品などを盗むというもので、なかには、わずか4~5分、車から離れている間に被害にあったケースもあります。


被害に遭わないためにも、
【車のユーザー】

  • 車から離れるときは、貴重品を持ち出すほか、バッグや衣類などは置いたままにしないで、外から見て車内が空っぽの状態にしましょう。
  • センサー式警報装置など、盗難防止機器を活用しましょう。

【店舗の管理者】

  • 店員や警備員に駐車場・店舗周辺を巡回してもらうほか、来店者に対して積極的に声をかけましょう。
  • 防犯カメラや防犯灯など、防犯機器を設置しましょう。
  • ポスターの掲示や広告チラシにより、来店者に注意喚起しましょう。 また、不審な人や車を見かけたら迷わず110番通報しましょう。
  • 車から離れるときは「車内は空っぽ」に!
〔2014年3月5日掲載〕
 
 


 
 

 ナンバープレートが狙われています

ナンバープレートやカーナビが盗まれる被害が増加しています。
ナンバープレートが盗まれると

  • 盗まれたナンバープレートが、別の犯罪に使用されます。
  • 車両が使用できず、仕事や日常生活に大きな影響が出ます。
  • 再交付手続きに、大きな手間と費用の負担がかかります。

被害に遭わないためにも、盗難防止ネジの装着をしましょう!

〔2014年3月5日掲載〕
 
 


 
 

 進入窃盗に注意!!

自宅の防犯対策は万全ですか? 以下は、空き巣の侵入口・侵入手段の分析結果です。

【戸建て住宅】
玄関:11.1%、窓(居間・縁側・風呂など):65.5%、玄関以外の出入り口(勝手口など):17.5%
【共同住宅】
玄関:37.6%、窓(ベランダなど):54.6%

侵入手段としては、無締まり・施錠あけ・ガラス破りなどが多いです。


被害に遭わないためにも

  • 短時間の外出でも、玄関のドア・窓には、必ず鍵をかけましょう。
  • ベランダなどの窓には、防犯ガラスや補助錠を取り付けると効果的です。
〔2014年3月5日掲載〕
 
 


 
 

 自転車盗難増加!!

自転車盗難被害が増加しています。被害のうち、半数以上がかぎをかけていない自転車でした。


被害に遭わないためにも

  • いつでも、どこでも、ツーロック!
  • 防犯登録をしましょう!
〔2014年3月5日掲載〕
 
 


 
 

 警察官・銀行協会を名乗る者からの電話に気をつけて!

このような電話に要注意!

  • 「あなた名義のキャッシュカードが出てきた」
  • 「口座凍結をする必要がある」
  • 「今すぐ預金を全額引き出した方が良い」
  • 「新しい口座をつくってあげる」
  • 「銀行協会の者を行かせる」

上記のような電話は詐欺ですのでご注意ください。このような電話があれば警察へ相談しましょう。

〔2014年3月5日掲載〕

 
 


 
 

 「現金送れ」は詐欺!

以下のようなことはなかったですか?

自宅に全く知らない会社から「社債購入」「ダイヤモンド」「権利」「未公開株」の勧誘などのパンフレットが届く。
  ↓
さらに別の会社から「社債の購入権利を譲ってほしい」「購入してくれれば、高値で買い取る」「名義だけでも貸して欲しい」などという電話がある。
  ↓
購入先の会社から「他人への社債の譲り渡しは法律違反だ」「名義変更には手数料が必要だ」などと、さらなる送金を指示される。
  ↓
お金を「ゆうパック」「レターパック」「宅配便」で送るように指示される。


このような「現金送れ」は詐欺です。何人かが共犯で、巧妙な手口でだまそうとしてきます。 不審な電話があった場合は、警察に相談してください。

〔2014年3月1日掲載〕

 
 


 
 

 補聴器選びは慎重に!

サングラスを買うために眼鏡店に出向いた際、店員に「左耳が突発性難聴のために耳鳴りがする」という話をした。試しにその店で扱っている補聴器を着けてみると、耳鳴りが止まったような気がした。店員から勧められ、右の耳にも着けたところ、よく聞こえるようになったと感じた。そのまま売り場で、どの補聴器が良いかなどと聞かれ、いつの間にか両耳合わせて約50万円の補聴器を購入することになった。後日、やはり高額だと思い「キャンセルしたい」と伝えたが、拒否された。その後、病院で診察を受け「補聴器はしない方が良い」との診断が出た。


補聴器にはいろいろな種類があり、価格や性能はさまざまです。購入の際には、事前に耳鼻咽喉科を受診し、自分の「聞こえ」の状態などについて相談したり、商品の情報収集をしたりすることが大切です。補聴器は、使用する人の聞こえに合わせる「フィッティング」と呼ばれる調整作業が重要です。購入後にも再調整などの必要があるため、専門知識・技術を有する販売員がいる店を選びましょう。

〔2014年2月28日掲載〕

 
 


 
 

 警察官を名乗る詐欺の被害発生!

2月24日~27日にかけて、京都市内の高齢者宅に警察官をかたって電話をかけ、現金をだまし取る詐欺が連続発生しました。


犯人のだましのせりふと手口です。

  • 「京都府警の○○です。詐欺の犯人を捕まえました」
  • 「あなたの口座を凍結する必要がある」
  • 「犯人グループに通じる者が金融機関にいるので、今ある預金は全て下ろした方が良い」
  • 「預金を引き出す際は『住宅購入資金』あるいは『葬儀代』と言うように」
  • 「預かったお金は調査して後日返金する」

このように言って現金を引き出させて、その後、警察官や銀行協会を名乗る者が自宅に現金を取りに行くという手口です。このような電話があった場合は、すぐに110番通報してください。

〔2014年2月27日掲載〕

 
 


 
 

 振り込め詐欺の電話に注意!

京都府警察官を名乗る男から「あなたの名前の郵便通帳が出てきた。息子さんはおられますか?」「いつごろ帰られますか? 息子さんが帰られる前に家に行きます」という内容の、振り込め詐欺が疑われる電話があった。


このような怪しい電話があれば、ひとりで迷わず、すぐに警察に連絡してください。

〔2014年2月24日掲載〕

 
 


 
 

 親切心につけこむ買え買え詐欺に注意!

一人暮らしの女性宅に、医療法人から、老人ホームの入居権の申し込み書が入った郵便が届いた。その後、別の業者から電話があり、「入居希望者が30人ほどいるが、郵便が届いた方しか入居権を購入できない。お金は用意するので、人助けだと思って30人分申し込んでほしい」と言われた。「助けてあげたい」という思いから、お金を用意しなくても良いならと、一口100万円を30口分申し込んだ。しかし、家族に反対されたため業者に解約を申し入れたところ、損害賠償として1500万円支払うように言われた。


消費者の親切心・同情心につけこんで「老人ホーム入居権」を購入させようとする手口があります。架空の業者の存在や送付されるパンフレットは非常に巧妙にできており、信憑性があるように思われますが、絶対にお金を払ってはいけません。一度お金を払ってしまうと、取り戻すことは極めて困難です。 「パンフレットが届いていないか」「代わりに申し込んで」などの電話は「買え買え詐欺」です。相手にせずに、すぐに電話を切りましょう。

〔2014年2月13日掲載〕

 
 


 
 

 除雪作業に関するトラブル発生

○雪下ろしを依頼した業者に「1人2千円で3人で行く」と言われた。作業終了後、「3人で3時間かかったので1万8千円」と請求を受けた。時間当たりの金額とは聞いていなかった。
○除雪作業を頼んだ業者から、「シーズン契約したほうがお得」と言われ、1月から3月まで月々2万円で契約し、前払いをした。しかし、雪が積もっても除雪に来ないため連絡すると、「10センチ以上積もらないと除雪しない」と言われたり、作業内容によっては「シーズン契約に入っていない」と追加料金を請求されたりした。契約時に説明はなかった。
○除雪作業の際に屋根などを破損したことが、雪解けの時期になってからわかったが、補償に応じてもらえなかった。


上記のように、雪の多い地域で除雪作業に関するトラブルが寄せられています。

  • 契約の際には、実際に現場を見てもらったうえで、見積もりを取りましょう。依頼したい作業の具体的な内容や、破損があった場合の補償などについてもよく確認しましょう。
  • シーズン契約で前払いをすると、作業が行われなかった場合などに、金銭面でも生活面でも被害が大きくなることがあるので注意しましょう。
〔2014年2月7日掲載〕
 
 


 
 

 火災保険会社を名乗る不審電話

2月6日、80歳代の女性の自宅に、火災保険会社の業者らしき人物から電話があった。「今、手続きをするとお金が返ってくる。手続きはもう済んでいるか」というような内容であった。女性は何度も「いらない」と断ったが、しつこく言われた。「家族に代わる」と言ったら電話は切れた。また、隣の家にも同様の電話があった。


怪しい電話があった場合は、一人で判断せずに、家族や近所の人などの第三者に相談するか、警察に連絡しましょう。

〔2014年2月7日掲載〕
 
 


 
 

 警察官を名乗る不審電話

2月3日に、左京区と上京区の高齢女性宅に、警察官や金融機関関係者を名乗る不審な電話が20件以上あった。男の声で、「窃盗団を逮捕したら、あなたの通帳が見つかった。口座を凍結するので銀行協会から通知がある」というような内容だったとのこと。 このような電話があれば、下記のとおり対応してください。

  • このような不審電話があれば、すぐに切る
  • あらかじめ留守番電話にしておく
  • 身内に高齢者がいる方は、事前に注意喚起する

このように、高齢者を狙った巧妙な詐欺が多発しています。不審な電話などがあれば、一人で悩まずに、警察に相談しましょう。

〔2014年2月4日掲載〕
 
 


 
 

 税務職員を装った者からの不審な電話に注意!!

○国税局や税務署の職員を名乗る者から電話があり、アンケートや年金受給調査と称して、年齢や家族構成、年金の受給状況、預金残高や口座情報などについて聞き出そうとしてくる。
○税務職員を名乗る者から「あなたに送付すべき滞納通知を同姓同名の別人に間違えて送付してしまった」との連絡があり、住所、氏名などを聞き出そうとしてくる。
○税務職員を名乗る者が、未公開株や社債の取引に関連して、銀行の口座情報を聞き出そうとしたり、手数料の支払いを要求してくる。
○国税庁の名称や国税庁と類似した名称を使用した団体から、携帯電話などに「還付金を振り込む」「受け取り口座情報を返信してください」などの内容のメールが届く。
○「国税庁から滞納整理を委託された業者」と名乗った者から、「未払いの税金を払わなければ不動産などの財産を差し押さえる」「支払能力がなければ家族や親族から回収する」などの内容のメールが届く。
○税務職員を名乗る者が自宅などに訪問し、帳簿書類や金庫を見たり、現金やカードを持ち去ったりする。

以上のような事例が発生しています


【注意事項】

  1. 税務職員が電話で問い合わせする場合は、提出している申告書などをもとに、その内容を本人に確認することを原則としています。
  2. 税務職員が金融商品などの取引に関して手数料の振り込みを求めることはありません。
  3. 税務職員が税務調査を行う場合は、質問検査章と身分証明書(顔写真貼付)を必ず携帯しています。また、徴収担当の職員が滞納整理を行う場合は、徴収職員証票と身分書(顔写真貼付)を必ず携帯しています。身分証明書などで、所属・氏名などを確認してください。
  4. 通常の税務調査において、調査担当の職員が帳簿書類を預かることはありますが、現金そのほかの財産を差し押さえることはありません。
  5. 徴収担当の職員が、税金の納付のために現金を受領する場合には、必ず領収証書を交付しています。
  6. 国税局や税務署では、滞納整理を外部業者に委託していません。
  7. 通常、税務調査を土日などの休日や早朝・深夜から開始することはありません。
〔2014年1月23日掲載〕
 
 


 
 

 区役所職員をかたる詐欺事件

中京区内の高齢者住宅に区役所職員を名乗る男が訪れ、「消費税の増税に伴い、低所得者へ月々3万円が振り込まれる。その振り込み口座をつくるためには費用がかかる」などと言って現金10万円をだまし取り、さらに高齢者が目を離した隙にバッグを盗んだ。

【犯人の特徴】
50歳代の男、サラリーマン風、オールバック風の短髪、胸元に「オザワ」と記載の名札を付けていた。


区役所職員が個人宅を訪れ、現金を受け取ることはありませんので、気をつけてください。

〔2014年1月16日掲載〕
 
 


 
 

 老人ホームの入所権利についての詐欺電話

「右京区にイオングループの老人ホームができ、入所の権利がある」と、ある高齢者宅に電話がかかってきた。「入所する予定がない」と伝えると、「権利が欲しい人がいるので譲ってほしい」と言われた。高齢者が「いいですよ」と言うと、後日契約書が送られてくると言われた。電話をかけてきているのは東京の会社で、入所に2,000万円くらいかかるとのこと。電話が2~3回かかってきており、おかしな話だと心配になり区役所へ相談した。


現在、イオングループの老人ホームができる話はありません。不審な電話があったり、書類が届いたりした場合は、警察に相談してください。

〔2014年1月10日掲載〕
 
 


 
 

 高齢サポートを名乗る勧誘電話

70歳代女性宅へ、「高齢サポート」を名乗る男から電話があり、共済保険の加入を勧めてきた。しかし、女性は高齢サポートのことを知っており、保険手続きは行っていないことからおかしいと感じ、断ることができた。


高齢サポートが、保険の手続きなど、勧誘を行うことは絶対にありません。気をつけてください。

〔2014年1月9日掲載〕
 
 


 
 

 CO2排出権取引の勧誘

CO2排出権をめぐる勧誘トラブルが、全国で報告されています。興味を示すと、高齢者を金融機関まで車で連れて行き、高額の現金を引き出させ、そのまま持ち去るといったケースが多いようです。なお、金融機関窓口でお金の使い道を尋ねられたら、「孫の学費のため」「家のリフォーム代」などと答えるように指示されるようです。


勧誘はきっぱり断るように! 断ってもなお勧誘が続くようであれば、警察へ通報してください。

〔2014年1月5日掲載〕
 
 


 
 

 詐欺未遂事件

みずほフィナンシャルグループの某氏を名乗る者から、70歳代女性宅へ「雪印が特別養護老人ホームを建設する。債権を買わないかと連絡が入っていないか?」と電話がありました。女性は「入っていない」と答え、電話を切りました。次の日、同じ人から「金融庁からの名簿に名前が載っている」との電話が入りましたが、「金融庁が名簿を渡すわけがない」と答え、切ろうとすると、「それでいいのか」と念を押されました。女性は「結構です」と答えて電話を切り、被害に遭うことはありませんでした。


おかしいと思ったらすぐに110番通報を!!

〔2013年12月25日掲載〕

 
 


 
 

 金融機関での詐欺被害発生

○80歳代の女性が自宅前で、男性に「金利の殖える通帳をつくってあげる」と誘われ、通帳と印鑑を持って近くの金融機関へ一緒に行きました。男性から「今日はクリスマスケーキをケースワーカーが自宅に持っていく。手続きは自分がしておくから先に帰って」と言われ、通帳などを預けて帰宅しました。その後、誰も来ないため不審に思い、知人を通じて110番しました。

○高齢の女性が、区役所職員をかたる50歳代の男から「今持っている銀行の通帳より金利の殖える通帳をつくってあげる」と声をかけられました。女性と一緒に金融機関へ行った男は、窓口職員には「息子」と称して、女性から数十万円をだまし取るという被害がありました。
【犯人の特徴】50歳代の男、身長170cm程度、めがね・白色マフラー・黒色コート・灰色スーツを着用


うまい話は簡単に信じないように気をつけましょう。他人に簡単に通帳などを預けないよう注意してください!!

〔2013年12月25日掲載〕
 
 


 
 

 区役所の職員を名乗る手口の詐欺

「区役所の久保」と名乗る背広姿の60歳代男性が、80歳代の女性宅へ訪問。 男は「高齢者に1人3万円支給されることになった。振り込みのため、至急郵便局の口座をつくらないといけない。後で女性職員に書類を持って来させるので、とりあえず口座をつくるために現金が必要」と言ったので、女性は不審に思いましたが、手元にあった1万円を渡しました。 家族や近所の方にそのことを話したところ、詐欺ではないかと言われたため、区役所へ確認の電話をされ、詐欺であると判明しました。


最近ではさまざまな手口の詐欺事件が多発しています。気をつけてください!!

〔2013年12月16日掲載〕
 
 


 
 

 注意!! 服に火が燃え移ってやけど!

○70歳代の女性が、ガスコンロの火を消そうとしたとき、羽織っていたポリエステル製のカーディガンの袖に火が燃え移りました。袖の火はすぐに手で消しましたが、背中に火が回り、やけどをしました。

○70歳代の女性が、仏壇の電球を替えていた際に、ろうそくの火が洋服に燃え移りました。自分で水をかけ火を消しましたが、お腹や太ももにやけどを負い、入院しました。

このように、ガスコンロやろうそくなどの火が衣類に着火してやけどをしたという報告が寄せられています。特に高齢者は重症になる場合も多く、注意が必要です!!


このほかにも、たばこやライターの火が服に燃え移ったケースもあります。調理などで火を使う際は、袖や裾が広がっている衣類やゆったりしたシルエットの服装は避け、火に近づき過ぎないようにしましょう。防火性能のあるエプロンやアームカバーなどを身に付けるのも一つの方法です。服に火がついてしまった場合は、台所のくみ置きなど、身近な水で消火しましょう。慌てて走り出すと風にあおられて炎が大きくなるので注意が必要です。

〔2013年12月16日掲載〕
 
 


 
 

  「水道局員」を装った詐欺に注意!!

12月上旬に、上京区の高齢者宅へ、作業着を着た者が「水道工事で近所に来ている。水道管の掃除をする」と訪問。水道局より来たと言ったが、身分証明書の提示もありませんでした。「ヘルパーが来るので困る」と伝えましたが、強引に作業を始めようとします。そこで、高齢者本人がケアマネジャーへ電話をしていると、その内容を聞いて「工事はしなくても大丈夫」と、何もせずに帰りました。作業着には「大松建設」と書いてあったとのことです。


水道局員などを装って訪問し、勝手に掃除や工事を行い、費用を請求してくる詐欺が発生しています。身分証明書など提示しない場合は疑ってください。強引に作業をしようとする場合は、警察に連絡してください。

〔2013年12月16日掲載〕
 
 


 
 

  「家屋調査員」を名乗る電話に注意!!

高齢者宅に、家屋調査員を名乗る者から電話があり、「この区域は台風の被害区域になっており、家屋点検をしたら住宅修繕の必要がある。火災保険に入っていれば修繕することができる」と言われました。役所名および氏名は名乗らなかったとのことです。


怪しい電話は、会社名や名前を確認しましょう。不審な電話があれば、警察に連絡してください。

〔2013年12月5日掲載〕
 
 


 
 

  「知人を名乗る人の訪問」に注意!!

11月末に、京都市内でお店を経営している高齢の女性宅に、「鞄を見せてほしい」と男性が訪問し、「店の商品を包んでほしい」と言いました。包んでいると、男性が「亡くなられたご主人と懇意にしていたので拝ませてほしい」と言ったので、居間に上げました。しばらくして、男性は「後で品物を取りにくるので置いておいてほしい」と帰って行きました。その後、机の上にあった財布とお金がないことに気づき、引き出しを探しましたが見つからず、盗られたことがわかりました。


配偶者の知り合いを装って訪問してくるケースがあるようです。名前の確認を行うことや、覚えのない人であれば、簡単に家に上げないように、十分に気をつけてください!

〔2013年12月5日掲載〕
 
 


 
 

  「訪問販売の詐欺事件」に気をつけてください!!

11月末に、老夫婦の家に、訪問販売の人が勝手に上がり込んできました。そのままトイレに入ると、「パッキンが壊れている」と修理し、その代金として2万6千円を請求してきたため、ご夫婦は支払ってしまいました。しかし、訪問販売の人は、代金を受け取ると、「領収書を取ってくる」と言って出て行ったまま戻って来なかったという事件が発生しています。 ご夫婦が警察に通報し、現在取り調べが行われているところです。


不審に思ったら支払いをせず、警察に相談しましょう。 点検と言って家に上がられ、勝手に修理をされてしまうケースもあるようですので、十分に気をつけてください。

〔2013年12月4日掲載〕
 
 




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