臨床検査部
「早期発見、早期治療」をモットーに、臨床検査部では、血液・便・尿などを扱う検体検査と、心電図や超音波検査などの生理検査を行っています。「迅速に正確なデータを提供する」ことを職務として、日々の業務に励んでいます。
また、チーム医療として多職種合同での感染制御チーム(ICT)に参画し、MRSAなどの薬剤耐性菌の検出状況を確認し、院内感染の発生や拡大防止のために努めています。
所属長のひとこと
主席係長
貞廣 美智子(さだひろ みちこ)
当院は、すでに透析を受け、何らかの原因で透析が上手くいかない、または新たに透析が必要になった患者さんの治療にも特化した病院です。そのために、シャント血管エコーや心臓エコーなど、透析患者さんが安心して透析を受けていただけるように、治療に必要な情報を提供できるよう努めています。
スタッフ紹介(2019年7月現在)
臨床検査技師:4人
認定資格
- 超音波検査士
- 二級臨床検査士(循環生理学)
業務内容
検体検査
血液・尿・など、体内のあらゆる部位に存在する体液や便などを検体として、血液一般検査、生化学検査、腫瘍マーカー、細菌検査などを行います。
生理検査
心電図・ホルター(24時間)心電図や超音波検査(心臓・腹部・血管超音波検査)、肺機能検査、API検査を行います。心疾患、消化器疾患、動脈硬化性疾患などの診断や治療に不可欠な検査です。
輸血検査
輸血療法が必要になった時、その輸血により副作用が起こらないように事前に検査を行い、血液製剤を準備します。
取り扱い機器
生理検査
- 心電図計
- 超音波診断装置
- 呼吸機能測定装置
- ホルター心電図(24時間)
- 血圧脈波検査装置
- 睡眠時無呼吸検査装置
検体検査
- 生化学分析装置
- 凝固検査装置
- 尿分析装置
- 血液検査装置
- 免疫検査装置
- 便潜血測定装置 など
2018(平成30)年の実績
- 心電図:575件
- 心臓エコー:480件
- 血管エコー:410件
- 腹部エコー:192件