洛和会ヘルスケアシステムは「医療」「介護」「健康・保育」「教育・研究」の総合ネットワークです。

腹膜透析

CAPDとは

腹膜透析は、カテーテルを通して腹腔内に透析液を1.5~2Lほど注入し、一定時間貯留した後、体外へ排出させます。
透析液を腹膜内に貯留しているあいだに、腹膜を介して血中の老廃物や余分な水分を透析液に排出させ、血液を浄化します。

場所 自宅や職場など
かかる時間 約30分/回 × 3~4回/日(例:朝・昼・夕・寝る前 4~5時間おき)
通院回数/月 1~2回/月
CAPDとは

CAPDのメリット

  • 通院回数が少ない
  • 自分のライフスタイルに合わせて腹膜透析が可能
  • 在宅医療のため社会復帰しやすい
  • 血液透析に比べて体への負担が少ない
  • 体の外に出るカテーテル部分はわずかなので目立ちにくく、仕事などへの支障が少ない

当院のサポート・診療体制

情報共有

洛和会音羽記念病院では、患者さんの状態や処置内容を明確に 記載した「透析ノート」を病院の医師、 看護師、医療ソーシャルワーカー(以下、MSW)、介護サービスのケアマネジャー、訪問看護師、ヘルパー、ご家族の間で活用しています。 病院だけでなく、ご自宅での処置や体の状態の変化まで、お互いに情報を共有し、それぞれが把握してその後のケアに生かします。
また、患者さんが安心してご自宅での生活が送れるよう、サービス担当者会議を行い、体の状態や家庭環境、家屋の状態、食事などについて各サービス担当の視点から意見を交換しています。 担当者間で情報を共有することで、患者さんへの対応を円滑にし、適切な支援を行います。

CAPD外来

洛和会音羽記念病院のCAPD室は4階にあり、専任看護師が外来を担当しており、診療補助、出口部観察ケア、日常生活・食事指導などを行っています。
また、CAPD導入期の患者さんの指導や教育、退院指導も行っており、患者さん一人一人に合わせた指導を行っています。
CAPD外来は月~土曜日(午前8時30分~午後5時)に、随時受け付けておりますので、気軽にお越しください。

洛和会⾳⽻記念病院 医療介護サービスセンター

TEL:075(594)8010(代)

あるCAPD患者さんの1日

あるCAPD患者さんの1日