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新着情報

NEWS&TOPICS

洛和会ヘルスケア学会1 洛和会ヘルスケア学会2

洛和会ヘルスケア学会3

TQM委員会 発表テーマ
洛和会丸太町病院 洛和会丸太町病院におけるLINEを活用した医療安全活動
丸太町リハビリテーションクリニック 患者・利用者への有効な情報発信
洛和会音羽記念病院 入院時の待ち時間短縮についての取り組み
洛和会音羽リハビリテーション病院 転倒転落ゼロを目指して ~院内多職種で力を合わせ不可能を可能に!!~
5病院管理課 管理課職員としての必須知識の標準化
洛和会5病院地域連携課 入院につながる紹介件数の獲得に向けた地域連携課の取組み
介護事業部 不適切ケアの撲滅
介護事業部 訪問看護課 介護スタッフの観察力と報告力の向上と緊急コール適正化を目指した取り組み
資材センター 資材センターにおけるセグメント目標進捗報告会議見直しの効果
本部医療情報部 Microsoft office365のアプリFormsによる問い合せ受付による電話の問い合わせ削減の取り組み
トランスポート ガソリン消費を削減する
ファシリティケア 定例研修会の見直しによるファシリティにおける専門的な知識のさらなる向上
ワイズファイナンス 請求書業務の時間削減
洛和会京都看護学校 看護学科教員 業務内容の統一化
子ども未来事業部 ヒヤリハット報告の習慣化による、保育現場の安全な環境確保への取り組み
ウェルネット 紙媒体業務の見直しによるペーパーレス化
新薬開発支援部 CRC業務の標準化と可視化
洛和会京都健診センター 健康診断における顧客満足度向上を目指した取り組みについて

洛和会のTQM活動について

TQM(Total Quality Management)とは、全員・全体(Total)で、医療・サービスの質(Quality)を、継続的に向上させる(Management)ことです。実際の活動には、「QC 手法(QC=Quality Control)」と呼ばれる手法を用います。 医療・介護現場はとても忙しく、現場でなければ気付けないムダ・ムリ・ムラが置き去りにされています。現場の気付きを大切にし、諦めずに改善していくことが重要です。当センターは、現場の課題に対して多くの視点で改善策を考え実行できるように支援します。ムダ・ムリ・ムラが解消できれば患者さんに寄り添う時間を増やし、(= 患者さんも職員もスマイル)現場の働き方を変える(= 職員も家族もスマイル)ことができます。

業務改善の視点

業務改善の視点1 業務改善の視点2 業務改善の視点3

業務改善進行フロー

業務改善進行フロー

洛和会のパーパスとTQM

マトリックス図1

マトリックス分析

マトリックス図1
2024年度業務改善テーマより
マトリックス図2

提案アンケート

提案アンケート(2022年10月実施)
認知度アンケート(2022年5月実施)

アンケート

2022年10月~11月に実施した「提案」アンケート調査に多くの職員の皆さまにご回答をいただき、ありがとうございました。TQM支援センターではよりよい働き方をめざし、職場環境の改善を行うためにTQM活動を推進しております。
 今回のアンケートの目的は、業務改善したいと思っていることをできるだけ具体的に自由に記載していただき、現場の顕在化・潜在化した課題を可視化し、TQM活動の発展に役立てていくものです。
 アンケート内容を考察し、まとめましたのでご報告いたします。

自由記載の内容を同じキーワード、同類の内容に仕分けし、5つに分類しました。

分類したほとんどの内容は、日々の業務量の多さ、ムダな業務、慣例的な業務、ローカルルールを指摘し、何をどのように変えればよいか具体的な対策案が提案してあるものが多くありました。
 職場の上司や同僚と関係性については潜在化していた感情的な問題が浮き彫りになっています。愚痴・批判的内容の記載があることは、発言しない・発言できないという組織として危険な状況ではないことを示しており、見方を変えた業務改善への意見として捉えたいと考えます。
 以上のように分類し見えてきた業務改善の内容を概念化し、個人の問題ではなく全体の課題として取り組む業務改善課題として資料4に整理しました。今後、関係部署に共有しTQM活動の課題としてつなげていきたいと考えます。

注目の業務改善

洛和会音羽記念病院

テーマ

病院職員みんなで取組む経費削減

課題

病院経営を行っていく上でムダ・ムリ・ムラのある経費を削減することは急務である。全職員に対し「ムダ・ムリ・ムラと感じること」についてアンケート調査を行い、些細なことでも日常業務の中で全員ができる経費削減の取り組みを行うこととした。

取組み

  1. 省エネ
    ・全透析監視装置(透析用コンソール)のモニター画面の輝度を低く設定し消費電力を抑えた。
    ・輝度低下によりモニター画面が見えにくくなることがないか調査を行い、輝度設定に留意した。
  2. 超過時間
    ・全部署で各部署では曜日が異なる1週間に1度行うノー残業デーを設定した。
  3. 食品ロス
    ・透析患者の治療に伴う欠食に対して本人の同意のもと昼食の中止を行った。
    ・また、看護師だけでなく栄養管理士も患者さんの食事摂取状況を確認や栄養補助食品提供の在り方も見直した。
  4. ペーパーレス
    ・定期処方日に印刷する用紙の削減

成 果

  • 電気料金は1か月約3万円の削減となった
  • ノー残業デー設定により超過時間が1人平均約60分減った
  • メリハリがある働き方ができるようになった
  • 定時に業務終了することでより勤務時間中に集中できるようになった
  • 食品ロス料金は1か月約4千円の削減となった

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TQMに関わる資料

原則として医行為ではない行為に関するガイドライン

この資料は介護職員が利用者に対して安全、安心して当該行為を実施できるよう、医師法や看護師法に基づく解釈を踏まえられた留意事項、 観察項目、異常時の対応等を含むガイドラインです。介護現場での喀痰吸引や経管栄養などの医療に関わるケアの実施において、TQM活動を進めていく時、このガイドラインを有効に活用し実施していただけると思います。

【資料PDF】原則として医行為ではない行為に関するガイドライン [4.4MB]

(出典:厚生労働省老健局 令和6年度老人保健健康増進等事業(株式会社日本経済研究所)https://www.jeri.co.jp/report/elderlyhealth-r6/

これまでのTQMに関わる資料

参考資料

提案カフェ

TQMカフェ

人  数:1名~数名
場  所:図書館棟2階
参加申込:Teamsチャットにて希望日時をご連絡ください。
開催日時:ご連絡の際に、日時を相談・調整いたします(30分~1時間程度を予定しております。)
★音羽エリア以外の方に対して、出張カフェも工夫いたします👍
連絡先:TQM支援センター 田中・伊藤

目的、開催方法などの詳細は別添資料をご参照ください。
※資料「洛和会TQM支援センター TQMカフエ 実施計画」[182KB]

こぼれ話

― 落とし物 ―

落としたブレスレットが見つかりました。落とした場所であろう一角の窓際にそっと置いてあったのです。なくした時は神頼みまでしました(笑)ので、拾ってくれた人の親切に感謝です。落とし物をしないコツは、物を減らし整理整頓し行動にゆとりを持つことのようです。業務整理のポイントと似てます(笑)

2025年9月

こぼれ話イラスト

これまでのこぼれ話はこちら

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連絡先 ito-fumiyo@rakuwa.or.jp(TQM支援センター 部長 伊藤)