洛和会音羽病院 救急部(救命救急センター・京都ER) シニアレジデント(後期研修医)募集 先輩医師からのメッセージ

当科で研修した後期研修医の言葉を紹介します。あとに続いてこられる方を募集しています。

 

玉石 順彦

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洛和会音羽病院ER「断らない救急」での後期研修について

篠原 潤

(平成22年11月記)

洛和会音羽病院ERでは年間約35,000件の受診があり、うち約5,500件が救急車搬送となっています。当院は地域中核病院であり、またERでは原則すべての患者を受け入れています。そのため、経験できる症例や疾患については事欠くことがありません。当院のERにきて初めてみるような珍しい症例も何度も経験することができ、今ではあまり「めずらしい」という感覚を覚えないようになってしまいました。


また、症例が豊富なだけではなく、当院では各専門科も充実しており、専門的な指導を受けることも可能です。中でも特筆すべきは総合診療科の存在です。当院の総合診療科の診断能力はきわめて高いと考えています。救急での診察だけではすぐには診断できないこともたびたびありますが、そのようなときに総合診療科の先生に相談させていただくと、きわめて迅速に、適切な助言をしていただけます。ER医には内科的な診断能力も多分に要求されると思いますが、当院ではそのトレーニングも可能であると考えます。もちろん、救急で必要とされる外科的処置のトレーニングも一通り可能です。また毎日行われる教育カンファレンスや大リーガー医によるカンファレンスにも参加することができ、幅広い知識の習得が可能です。


当院での研修で、内科、外科だけではなく、眼科、耳鼻科、小児科、産婦人科など他ではなかなか診療する機会のない疾患についてもある程度自信を持って初期対応できるようになりました。三次救命センターではないため、全ての患者が最重症というわけではありませんが、幅広い分野、幅広い重症度の診療経験を積むことが出来ました。ER医を目指すものにとってはすばらしい研修環境であると考えています。

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いかなる疾患も的確な治療と患者指導を

玉石 順彦

(平成22年11月記)

「断らない」それが当院ERのキーワードです。ある程度、地方の中核病院では、患者を断らない、断れないのは常識ではないかと思います。しかし、ある程度、都会の病院では、受け入れ拒否がむしろ当たり前となっています。当院のERではそのような、患者のたらい回しを根絶するために、ともかく「断らない」ことにこだわって救急医療を行っています。断らないということは、当たり前ですが、あらゆる疾病・外傷の患者がやってきます。ER型救急がなにかと注目されている昨今ですが、年齢・性別・重傷度に関係なく、いかなる疾患をも、的確に診断し、治療をしていくことの難しさはいうまでもありません。当院ではER専従のER医が診療を行い、必要な治療を行い、さらに必要であれば、専門各科への橋渡しを行います。

 

1泊のみ経過観察が可能なオーバーナイトベッドはありますが、それ以外の入院ベッドは持たず、入院加療は各科に依頼します。診断がはっきりしない時などは、多くの場合、総合診療科が入院を引き受けてくれますし、病院の方針として「断らない」救急を掲げているため、入院する診療科が無いということもありません。

 

部長の安田先生は、非常に器の大きい人物で、何事にも寛容であり、頼まれたことは「断らない」人物です。私は救急センターの後期研修医という立場ですが、他科をローテーションしたいという希望を、快く承諾していただき、総合診療科、集中治療室をはじめ、初期研修では回りきれなかった、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科もローテーションさせていただきました。今まで診断があいまいになりがちであった、minor traumaも可能な限り正確な診断をして、少しでも的確な治療や、患者指導ができるようになったのではないかと感じています。

 

当直は月に6回から8回程度と多くなりますが、当直明けの日の勤務は昼までで、家に帰れば呼び出されることもありません。勤務体系のon/offがはっきりしており、入院患者を持たないため休みの日は完全に休みです。

京都の中心部までも、タクシーで15分程度ですぐに出れる、地理的にも非常に恵まれた、歴史ある、京都、山科の地で、公私共に非常に充実した研修生活を送っております。

 

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