

創立40周年を迎えました
創立40周年を迎えました
「人の役に立つ」「困っている人を助ける」「病気の人、傷ついた人に手を差し伸べる」ことを実現するのが医療の仕事です。
そのためには、生命に関わる多くの知識を身に付けることが必要ですが、学ぶことによって得られる知識や実習で身に付ける技術は全て仕事にすぐに役立つものです。
本学では新校舎を建築し令和7年度の入学者から 新しい学び舎での学習が始まります。同時に、iPadなどのICTを活用した新しい教育システムを強化して、学んで成長する楽しさが感じられる教育を目指します。
この同窓会ホームページが、皆さまにとって懐かしい思い出を呼び起こすとともに、新たな知見や情報を提供できるものであれば幸いです。そして、皆さまの健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
卒業後に洛和会の病院・施設に就職したら、現場で連続する教育カリキュラムを受けられ、さらに成長することにより、患者さんと共に闘い、患者さんに寄り添う実力がつくように考えています。
ぜひ一緒に、学び、成長して、その喜びを患者さんのための力として蓄えていきましょう。
学校長
樋口 敏宏 (ひぐち としひろ)
2023(令和5)年12月9日、ホテルグランヴィア京都にて「学校法人 洛和会京都厚生学校創立40周年記念同窓会」を開催いたしました。ご参加ありがとうございました。懐かしい先生や先輩・後輩に会え、日々の雑踏から一歩立ち止まり自分の学生時代を懐かしむことで、当時の心境にタイムスリップしたのではないでしょうか。今後も皆さんの末永いご健勝とご発展を祈り、次回の同窓会開催を楽しみにしていただきたいと思います。
特定看護師は、事前に医師と手順書を作成しておくことで、それを用いて患者さんの状態をアセスメントし、医師に代わり特定行為を実施することができます。洛和会音羽病院の特定行為研修では最大で7区分15行為の特定行為を習得することが可能です。特定行為研修は2015(平成27)年10月から始まったばかりで、まだまだ認知されておらず、実際に活動を広げていくには課題は多いですが、今後のことを考えれば活躍の場は大いにあります。スキルアップを目指す方など、ぜひとも研修に参加していただき、一緒に特定看護師として活躍の場を広げていきましょう。
「診療の補助」として看護師が行う医療行為のうち、ある一定の研修を修了し高度で専門的な知識・技術・判断力を修得した看護師です。洛和会音羽病院では厚生労働省が定める38行為21特定区分の特定行為のうち、15行為7特定区分の研修が受けられます。
洛和会ヘルスケアシステムではパートナーシップ・ナーシング・システム(PNS®)を導入しています。PNS®の狙いは、経験の差を補完し、対等な関係性を保ち看護実践をすることで、看護の質の向上を図ります。また、安全な看護の提供と業務の効率化をめざしています。導入時は、慣れない動きに戸惑いがありましたが、徐々にコミュニケーションを図るポイントなども分かり、円滑に取り組めるようになってきたと思います。今後も、さらなる看護の質の向上に向けて、部署一丸となり取り組んでいきます。
2人の看護師がパートナーを組んで、複数の患者さんを受け持つシステムです。対等な立場で、お互いの特性・能力を生かし、相互に協力し看護を行います。ペア間で相談したり、お互いの看護を間近で見ることもできるので、ブランクのある方も安心して現場に戻ることができます。