洛和会丸太町病院
初期研修医
募集
(ジュニアレジデント)

洛和会丸太町病院は京都市内中心部に位置しながら、急性期から慢性期まで幅広く対応できる地域密着型病院です。
臨床研修病院としてはコンパクトなサイズですが、その特徴を生かしたプログラムです。現場では、幅広いプライマリーケアを指導医や先輩研修医らとともに数多く経験し、習得することで、臨床医としての基礎を学ぶことができます。ローテートは少人数ですのでほぼマンツーマン体制で行われ、容易に指導医からのレクチャーを受けることができます。また、洛和会音羽病院、京都府立医科大学附属北部医療センター、三幸会北山病院、第二北山病院、地域の開業医などと協力して、それぞれ特色を生かした研修内容となっております。

募集要項

身分 常勤医師(1年毎の契約更新)
給与(月額) 1年目320,000円 2年目350,000円 ※賞与無し
勤務時間 午前8時30分~午後5時15分
宿舎手配 家賃補助制度有り ※家賃・共益費から25,000円/月を差し引いた額を補助(上限40,000円/月)
社会保険 完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
休暇 4週8休制 + リフレッシュ休暇制度(連続10日間/年)有+ワークライフバランス休暇
応募資格 2023年実施の医師臨床研修マッチングに参加される方(2024年4月採用希望者)
研修プログラム名 洛和会丸太町病院臨床研修プログラム
プログラム番号 031038202
募集定員 2人
応募期間 応募期間:2023年7月1日~9月10日
応募方法 応募方法:履歴書(書式は問いません)、成績証明書、卒業見込証明書、健康診断書を郵送してください。
書類送付・お問い合わせ先 〒604-8401 京都市中京区七本松通丸太町上ル
洛和会丸太町病院 経営管理部 二谷功佑
E-mail: nitani-kosuke@rakuwa.or.jp
選考方法 選考方法: 面接により選考
面接日:2023年8月1日~9月30日
結果は医師臨床研修マッチング協会の発表に従います。

お問い合わせ

メールでのお問い合わせ:

電話でのお問い合わせ:

担当:経営管理部

洛和会丸太町病院について

創設 1967(昭和42)年
病院長 細川 豊史
医師数 常勤46人(2023年4月現在)
許可入院患者数 150人(一般病床)
ホームページ http://www.rakuwa.or.jp/maruta/

院長メッセージ

洛和会丸太町病院の特色

洛和会丸太町病院は、京都市の中心部、中京区において、地域の診療所、病院、介護施設などとのネットワークを築き上げ、救急搬入受け入れでは京都市内の中心的役割の一翼を担っている病院です。当院では、救急・総合診療科を中心とした救急医療体制の充実、洛和会京都血管内治療センター・心臓内科による24時間カテーテル検査・治療体制、整形外科による脊椎・人工関節・手・足の専門診療、外科・消化器センターによる消化器系疾患への診療体制強化など、地域に貢献する病院であり続けるために努力しております。

医師の育成

日本の医療のキーポイントであり、厚生労働省の総合医構想にマッチするのが、“救急総合医”だと私は考えています。“救急総合医”は救急疾患と一般的な病気両方に対応できる医師です。北海道の江別市民病院のように専門医と総合医がタイアップして立て直したという病院も出てきていますが、“救急総合医”が増えれば医師不足などの課題も解決できるのではないでしょうか。だからこそ、洛和会丸太町病院では“救急総合医”の育成を目指しています。

求める研修医

体力のある研修医を求めています。研修に入れば、学生時代よりも早いスピードで知識を蓄積して行くことになります。やる気を持って、体を動かして、研修に臨むことが重要です。研修医の方が「やらせて欲しい」と思うことがあれば、できるかぎり実現できるよう体制を整えていきます。救急を含む幅広いベースを持った医師になるために一緒に頑張りたい、という方は全て受け入れます。ご応募をお待ちしています。

初期研修医
(ジュニアレジデント)
からのメッセージ

釆野 優
洛和会丸太町病院 初期研修医(ジュニアレジデント)

洛和会丸太町病院では、救急・総合診療科を中心に、各専門科と綿密に連携された初期研修が整備されています。研修における自由度はとても高く、それぞれのキャリアパスに沿った研修を組むことが可能です。2年目には洛和会音羽病院での研修が組み込まれており、必修の小児科産婦人科、また、希望に応じて、救命救急センター京都ER総合内科、腎臓内科、放射線科、皮膚科などで研修を受けることも可能です。

主体的な教育体制

当院での研修は基本的に主治医制であり、自ら救急外来で診察し入院適応と判断した患者さんを、集中治療から一般病棟管理、退院後の外来フォローまで、上級医の指導の下、初期研修医が一手に担当します。自ら頭と手を動かし、問診から身体診察、検査結果をアセスメントし、上級医や他科の先生にプレゼンテーションする一連の流れは、医師としての基本的技能を磨くうえで最良の環境だと、日々実感しています。

豊富な手技の機会

研修医の人数が少ないため、CVラインやAラインの確保、挿管、気管切開、緊急透析、胸水・腹水穿刺、トロッカーやアスピレーションキットの挿入、腰椎穿刺、縫合、外科手術におけるさまざまな手技を、数多く経験することができます。上級医の先生方も、研修医に経験を積ませようと、手技がある際には呼び出してくださることもあります。

屋根瓦式の教育文化

当院では屋根瓦式の教育体制が根付いており、全国から集まった層の厚い後期研修医に加え、経験と知識が豊富なスタッフ医師が多く在籍しているため、日々の臨床的疑問を相談する相手には事欠きません。医局には全科の先生のデスクがあり、各科の敷居も低く、さまざまな相談に他科の先生も気軽に乗ってくださいます。

豊富なレクチャーの機会

毎朝午前8時から、30分~1時間ほど、レクチャー(通称、朝レク)を行っています。スタッフ医師によるレクチャーや研修医を中心とした症例検討会、身体診察に関する英文教科書の抄読会、各専門科からのテーマ別のレクチャーなどがあります。また、外部から、呼吸器内科、神経内科、膠原(こうげん)病内科の先生に来ていただき、症例を提示し、問題点に関して相談したり、実際に病棟で回診して診察していただく機会もあります。関節のエコーの当て方など、専門科ならではの知識や技術を教えていただき、とても勉強になります。

病院全体の雰囲気が良い

先生、看護師、コメディカル、事務の方々を含め、病院全体がアットホームで温かい雰囲気であり、楽しく研修することができます。特に技師さんには、心エコーや腹部エコーを、初学者の目線で基本の「き」から詳細に指導いただき、日々の救急や病棟業務ですぐに役立てることができます。

京都という立地

二条という京都市の中心に位置しており、また、自転車やバスで行ける範囲内に京都御所や清水寺、下賀茂神社、二条城、金閣寺など、数々の名所があります。勉強に集中しながらも、京都の美しい景色、おいしい食事に癒される毎日です。

見学希望の方へ

洛和会丸太町病院は、土曜日も平日同様に機能しています。学生さんは、平日はなかなか見学が困難かと思いますが、土曜日の見学も可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。