洛和会ヘルスケアシステムは「医療」「介護」「健康・保育」「教育・研究」の総合ネットワークです。

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洛和式 幼老統合ケア

「幼老統合ケア」って何?

幼老統合ケア イメージ

洛和会ヘルスケアシステムでは、子どもと高齢者双方の福祉向上を目的に、「高齢者ケア」と「次世代育成」を融合・連携した「”洛和式”幼老統合ケア」を展開しています。

介護サービスと保育施設が併設された幼老統合型複合施設で、高齢者と子どもたちが日常生活や行事を通じて交流します。

子どもたちは高齢者から思いやりや優しさの気持ちを学び、高齢者は元気な子どもたちから良い刺激を受けて、同じ屋根の下でともに生き生きと過ごします。

核家族化が進み、高齢者と子どもの関わりが減少しているなか、高齢者や子どもが一方的なケアの受け手ではなく、ケアの与え手にもなり、双方にとってケアの質の向上につながるメリットがあることから注目されている取り組みです。

幼老統合ケアのメリット

子どもたちへの効果
  • お年寄りと触れ合うことで思いやり・優しさの気持ちが身に付く。
  • お年寄りに対して偏見なく接することができる。
  • あいさつなどのマナーや学校では教わらない高齢者からの知識が身に付く。
高齢者への効果
  • 子どもたちと接することで笑顔になり、表情が豊かになる。
  • 元気に動く子どもたちを見守ることで脳に良い刺激を与えることが期待される。
  • 子どもたちの世話をすることで生きがいが持てる。

交流・イベント

幼老統合型複合施設では、行事参加・日課参加・あいさつなど「日々の関わり」を大切に運営しています。
事例として、下記のようなイベントやレクリエーションを通じ、高齢者と子どもたちが交流しています。

  • こどもの日など合同での行事・イベント
  • 将棋やボール遊びなどのレクリエーション
  • 施設内菜園で花の水やりなど共同での作業
  • 誕生日に子どもたちから高齢者へ手作りカードや歌のプレゼント