軽度高気圧酸素環境を再現

こんな方におすすめです

疲労回復や治癒促進など体のケアに興味のある方。

概要

医療用で用いられる高気圧酸素治療器は、2気圧まで上昇し100％酸素の場合があります。これはあくまでも治療目的として使用されます。
軽度高気圧酸素の状態は、体に負担が少なく安全に使用できると考えられています。治療目的での使用ではありませんが、体に一定の効果が得られることが分かっています。

人間の細胞は37兆個と言われており、その全てに酸素が必要です。
細胞の回復にとって重要なのは、赤血球と結びつかなくても血中に存在する「溶存型（溶解型）酸素」であると言われています。
室内に入るとヘンリーの法則^※により溶存酸素を増やすことができると言われています。これは気圧を高めることで体内に酸素が取り込まれやすくなります。
「溶存型（溶解型）酸素」は、赤血球と結びつく「結合型酸素」では届かない身体の末端の細胞まで酸素が行き渡らせることができます。

溶存型（溶解型）酸素

血液中に溶け込んだ酸素のこと。血液中に直接溶け込んでいるため、手足先や心臓、脳や眼など末端の細かな部分まで流れていきます。

結合型酸素

赤血球中のヘモグロビンと結びついている酸素のこと。高気圧酸素状態により増大します。

効果

軽度高気圧酸素環境で生じる変化

• 血液がサラサラになる
• 血液中の酸素が増える
• 抹消での血流が増大し毛細血管が拡張する

血流や血液の状態が変わることで心拍や血圧が変化し、副交感神経が活性化するため自律神経の安定に期待できます。

肉体疲労の回復、ケガや傷の治癒促進、代謝改善、肥満防止、アンチエイジング、免疫改善などが期待できます。
そのほかにも、集中力向上や睡眠の質の改善を期待することができます。

対象

老若男女問わず多くの方に利用していただけます。

その他、理由によって利用制限をする場合があります。
詳細は直接ご確認ください

ご利用の流れ

室内に約40分滞在します。
ゆっくり椅子に座って休憩しても良いですし、ストレッチや軽い運動なら可能です。

体調を確認後、室内に入ります。
開始10〜15分程度かけて常圧の1気圧から、約1.3気圧まで上昇させていきます。また同時に濃縮酸素を流していきます。
そして軽度高気圧酸素状態のまま20分程度過ごします。
再度10〜15分程度かけて1.3気圧から1気圧まで減圧させていきます。

週2回継続利用することで、より高い効果が期待できると言われています。

時間帯・料金は下記の特設サイトで！

禁忌

• 気圧の変化により耳抜きが苦手な方
• ペースメーカーを使用されている方
• 妊娠中の方
• 閉所に恐怖感などがある方

参考文献

• “酸素の力”でアスリートを支える 日本気圧バルク工業,2021
• 高気圧酸素の仕組みと整体機能に与える効果　日本気圧メディカル協会,2020

※ ヘンリーの法則
「一定温度で一定量の溶媒に溶解する気体の質量は、気体の圧力に比例する」
言い換えると、「気圧が高くなると血液の中に酸素が溶けやすくなる」と言えます。