患者さんの権利・責務について

医療とは患者さんと医師をはじめとする医療提供者とが相互の信頼関係に基づき協働してつくり上げていくものであると考えています。
すべての患者さんには、病気の種類や人種・国籍・宗教・社会的地位等に関係なく、適切な医療と介護を受ける権利があります。患者さんの立場に立った良質で安全な医療を提供するため、患者さんの基本的な権利を明確にするとともに、患者さんに守っていただく責務もあります。

患者さんの権利

• 安全で適切な医療と介護を受ける権利
• 個人として、人格を尊重される権利
• 自分の病気について、十分に説明を受ける権利
• 自分の病気について、治療方針を決定する権利
• 自分の受けた（受けている）医療について、知る権利
• 治療に際して病院が知り得た情報について、保護される権利
  

患者さんの責務

• 医師に対して、自己の健康状態や病気についての情報を提供する責任
• 医師の説明に基づいて、選択・決定した自己の治療方針に専念する責任
• 他の患者さんに対して、治療等の支障とならないように配慮する責任