子ども未来事業部
テーマ
断捨離から生まれた費用の削減と保育の工夫
課題
当法人内の保育施設、児童館地域学童、療育施設では遊具の年齢が合わなくなったり壊れたりすると買い替えるという習慣があった。しかし遊具そのものの保管場所の確保も難題であり、買い替えるという発想をやめ、遊具ではなく保育士としての専門性を活かした保育・遊びの工夫をするように取り組んだ。
改善策
成 果
音羽リハビリテーション病院
テーマ
素敵な更衣室の使い方☆
問題点
きれいな更衣室は働きたい病院に選ばれるひとつの要素であり、また、きれいな更衣室を使えると働く意欲が向上する、気持ちよく業務に携われる等就業するにあたっての心理状態に少なからず影響を与えると考える。そのため今回新棟に更衣室が新設される機会にきれいな更衣室を維持するために使用の新ルール策定に着手した。
改善策
不要なもの、私物が更衣室内の共有スペースに放置されていれば回収し主体的に片付けるよう促す。
設問に「きれいな更衣室を維持」という表現を用い、きれいに維持できる提案を募り職員へのマインドセットに働きかけた。
成 果
5病院管理課
テーマ
マイナ保険証利用率アップへの挑戦!
問題点
令和6年12月2日から現行の保険証の発行が終了し、マイナンバーカードによる保険証確認(以下:マイナ保険証)を基本とする仕組みに移行するが、利用率が低く、普及が進んでいなかった。これにより、職員の窓口対応(窓口での声掛けや説明、案内チラシ配布)の負担も増大していた。
改善策
従来の窓口対応や院内掲示による案内だけでは不十分と考え、法人内の5つの病院で個別に実施し効果があった取り組みを情報共有し、5病院の共通の取り組みとして新たに実施した。
成 果
洛和会丸太町病院
テーマ
職員のやる気につながる!オリジナルの健康管理セルフチェックシートの活用
問題点
洛和会では健康経営推進室が発足し、喫煙やメタボリックシンドローム等に対する取り組みが進められ「健康経営優良法人2024 ホワイト500」に認定された。洛和会丸太町病院においても職員の健康管理に対する意識が高く、さらに主体的に健康管理が行える取り組みを進めている。
改善策
成 果
洛和会音羽記念病院
テーマ
職員交流促進アップ戦略!「雑談カフェ」開始!!
問題点
日々の業務の忙しさから他部署の職員と交流する機会が限られてしまうことがあった。多職種における情報共有および連携を強化し病院の活力をあげたいと思い、 小規模病院の特徴でもある風通しの良さや職員同士のコミュニケーションを促進させる工夫を検討した。
改善策
成 果
洛和会東寺南病院
テーマ
多職種で作り上げる透析新聞
問題点
透析患者から検査や治療の意義・目的について質問されることが多く、検査や治療に対する理解不足により患者が不安を抱えていることがわかった。 透析関連の情報を提供するツールとして従来CE部のみで作成していた「透析新聞」をさらに工夫する必要があった。
改善策
成 果
洛和会京都厚生学校
テーマ
押印廃止 第2弾!学校における事務手続きの効率化
問題点
厚生学校(看護学科・助産学科)において事務手続きで使用する書類は、複数の役職者の押印が必要であった。そのため書類が提出されてから承認されるまでの業務工程に時間を要していた。
改善策
成 果
洛和会音羽リハビリテーション病院
テーマ
理学療法士が根拠に基づいた“運動に適した靴”を提案
問題点
回復期病棟の入院患者さんは急性期病院から転院してこられるケースが多く、救急搬送時の靴を継続使用される患者さんが多い。しかしその靴のほとんどが運動に適していない、転倒リスクが高いものであったため、患者さんに「運動に適した安全な靴」を提案する工夫が必要であった。
改善策
成 果
資材センター
テーマ
わかりやすく親しみやすい避難経路の工夫
問題点
資材センターは洛和会内の医療物資配給を担っており、医療提供に必要不可欠な部門であるため日頃から災害発生時を想定しておく必要があり、すでに防災マニュアル策定や避難訓練は実施されている。しかし、資材センターの建物の構造・配置は多様で複雑であり(出口がいくつもあり、建物も複数に分かれている)迅速に安全な場所へ避難するためのさらなる工夫が必要であった。
改善策
成 果
ファシリティケア
テーマ
事務用品の定数管理体制の構築
問題点
使われずに残っていた事務用品(ボールペン、ファイル、付箋など)が、事務所内倉庫の保管スペースを圧迫していた。さらに各物品の補充については、長年にわたり発注担当者の裁量で在庫管理していたため過剰在庫に繋がっていた。
改善策
成 果
厚生学校
テーマ
助産学科の学生が主体的に技術練習に取り組める実習室環境の工夫
問題点
技術練習に使用する物品の準備や片付けを学生自身で行っていたため、実際に技術練習にあてられる時間が十分に確保できていなかった。さらに使用するにあたり、主体性を育むためのルールがなかった。
改善策
成 果
音羽記念病院
テーマ
病棟と透析センターにおける申し送りのIT化
問題点
透析センターから病棟への申し送りは担当者同士が口頭で行っていたが、透析終了後の病棟帰室時に間に合わず、タイムリーに透析中の状態がわからないケースが発生していた。 また申し送り内容を記録用紙へ手書きで記入する手間がかかっていた。
改善策
成 果
ファシリティケア
テーマ
当直明けの職員が帰りやすい職場風土の醸成
問題点
職員から当直明けでの残業を減らしたいという意見があがった。 残業が発生する原因として、担当業務や緊急の依頼が入ると対応せざるを得ない、当直明けの職員が誰なのかがわかりにくい、人が少ない日は仕事を残して帰りづらい雰囲気がある、といった意見が聞き取り調査から明らかになった。
改善策
成 果
資材センター
テーマ
資材センター基本業務手順書の策定
問題点
新採用者のオリエンテーションのやり方として、先輩職員と一緒に行動し教えていくという形をとっていた。 これは先輩職員の時間をとり負担が大きく、新人職員が振り返りをする手段として口頭で先輩職員に聞いていた。そのため新採用者が単独でも業務ができ、行動の確認がとれるよう手順書の必要性があがった。
改善策
成 果
洛和会丸太町病院
洛和会音羽リハビリテーション病院
洛和会東寺南病院
テーマ
配茶の廃止
問題点
長年にわたり毎食ごとの配茶業務は看護業務として手をかけてきたが、現在ではモーニングケアや他の必要な患者ケアにも影響していた。 また、温かいお茶を提供したいため高めの温度で作ることから、火傷などの事故も発生していた。 全国的には、異物混入のリスクも報告されていること、さらに、コロナ禍では感染拡大のリスクが表出し、廃止の検討が急務であった。
改善策
成 果
洛和会丸太町病院
テーマ
当院がめざす接遇改善基本行動8つの心得~セルフチェックシートの効果~
問題点
過去2年間の患者アンケートの中に少人数ではあるが連続して、挨拶、言葉遣い、態度について指摘があった。 当院では職員間のコミュニケーションや連携をスムーズにしたい、もっと笑顔の多い病院にしたいという意見が高まっていたところであり、まずは職員同士が気持ちのよい交流ができるための対策に取り組むことにした。
改善策
※【資料】「接遇改善基本行動セルフチェックシート」(PDF[2.58MB])
※【資料】「セルフチェックの結果」(PDF[167KB])
成 果
洛和会音羽リハビリテーション病院 看護部
テーマ
PNSにおける内服与薬時のシングルチェックへの取り組み
問題点
看護提供方式としてPNSを運用している病棟の内服投与の際、2人連続型のダブルチェックを行っているが、時間を費やしている。 また、内服インシデントの件数が減らないことから、改めてダブルチェックの必要性とシングルチェックへの変更を検討した。
改善策
※【資料】「内服薬チェック見直しに伴うフロー比較」(PDF[205KB])
成 果
アローフィールド
テーマ
業務依頼のペーパーレス化および依頼方法一本化
問題点
アローフィールドは洛和会ヘルスケアシステムの広報部門として、法人内全ての部署から取材、媒体の作成や送付、Webページの更新や動画作成、内容確認などの依頼を業務依頼書によって引き受ける。 そのため各部署からの依頼書や付随する資料が膨大な量となり保管に苦慮している。また依頼方法が一本化されていないが故に、FAX送付などによる依頼を受け付けた後の社内便による原本送付で依頼が重複し、 本来必要の無い確認作業や資材センターによる配送作業が生じる問題を抱えていた。
改善策
成 果
洛和会音羽リハビリテーション病院
テーマ
リハビリテーション部で働く職員の昼休憩確保への取り組み
問題点
リハビリテーション部では74人の理学療法士と22人の作業療法士12人と7人の言語聴覚士、クラーク等がチームで、入院・外来患者のリハビリに専念しているが、各種会議やチームカンファレンスやケーススタディーが昼休みに開催されており、退院支援の相談や家族面談の打ち合わせ等も昼休憩の時間帯に恒常的に入っていた。
改善策
成 果
洛和会音羽記念病院
テーマ
患者感染症情報の可視化の工夫 ―少しの工夫で感染対策!―
問題点
COVID-19や、それ以外の感染症に罹患している患者の情報が病棟で周知されるまでに遅れがあり、対応前に感染症の有無を確認する必要があった。職員、患者の安全のために、対策が必要だと考えた。
改善策
成 果
子ども未来事業部
テーマ
保護者への「おたより」の質向上をめざした取り組み ~文章の質を見直す~
問題点
各施設の「おたより」(園だより、クラスだより、児童館だより)において誤字・脱字や文章構成の間違いによって、確認・校正作業の時間が多くなっていた。また、保護者へのおたよりであることから、その内容が正しく、安心感が伝わるおたよりにしたいと考えた。
改善策
成 果
洛和会丸太町病院
テーマ
省エネ・節電への取り組み ―節電チェックシートや啓発資料を用いて―
問題点
院内各所で電気の消し忘れや、エアコンのつけっぱなしなどの電力消費、また、一般商用電源と非常用電源(無停電非常電源、一般非常電源などの医用コンセント)の使い分けを知らない職員が散見された。全国で電気料金の高騰、天候不順による災害がクローズアップされる中、委員会メンバーも含めた職員の電気利用に関するリテラシーを高め、電気を正しく利用することが大切であると考えた。
改善策
成 果
介護事業部
テーマ
研修報告書のペーパーレス化 ~すべての工程をメールにて提出・確認、押印がなくなる!!~
問題点
1カ月あたり約180~240件の研修報告書は、各々の受講者の施設長・管理者が確認・コメント記載し、各サービスの統括・統括長にまわり確認・押印。その後洛和会介護教育センターに届く。介護教育センターでは研修報告書の受講者名や施設長・管理者の捺印が抜けていないか確認・押印したものをスキャン(PDF)して保管する。その後原本は各事業所にメール便で運搬し、受講者に返却される。この作業における確認、押印、スキャンに要する時間と手間、メール便による搬送にはかなりの時間と労力がかっていた。
改善策
成 果
洛和会東寺南病院
テーマ
共有フォルダの運用ルール策定による検索性の向上
問題点
院内の共有フォルダ内へ無秩序なデータ保存や異動者など利用者不在のデータが放置されることでファイル数が増加し、必要なデータの検索に時間がかかる。
改善策
成 果
洛和会京都厚生学校
テーマ
教育のIT化 テジタル看護教科書の導入による学習効果の促進
問題点
紙の教科書では、人体の構造などわかりにくい内容があったり、教員の追加資料の検索作業、プリント・DVDの準備といった負担があったりした。デジタルネイティブ世代に有効な教材が必要と考えた。これまでの教科書は紙媒体で重く学校に置いて帰る学生が多く、自宅学習に活用していない。
改善策
成 果
洛和会東寺南病院
テーマ
電子カルテのメッセージ機能(くじらメール)活用による退院時業務の改善
問題点
患者退院時に電話による情報共有や重複する作業を多職種、各部署で行うなど、ムダが多い。
改善策
成 果
洛和会音羽記念病院
テーマ
経管栄養におけるシングルユースの導入
問題点
経管栄養における栄養ボトルへの流動食入れ替えや、洗浄・消毒作業は1日3回行われ、手間がかかっている。それによって患者ケア時間や休憩時間を圧迫している。
改善策
成 果
管理課モチベーションUP会議
テーマ
フレックスタイム『 12+4 』・・の巧みな導入
問題点
管理課のレセプト業務における残業時間が多い。
改善策
下記のような多様な勤務時間の組み合わせにより、残業時間の縮減を図る。
成 果
洛和会音羽リハビリテーション病院
テーマ
電子カルテ停止時専用の「アクションカード」の作成
問題点
実体験から要因分析を行い、緊急時に実用性の高いアクションカードを作成した。
改善策
下記のような多様な勤務時間の組み合わせにより、残業時間の縮減を図る。
成 果
介護事業部
テーマ
利用者の持参品の必要度と管理リスク分類図を用いた返却ミス防止対策
問題点
利用者の持参品の返却ミスが続いている。返却に対する責任意識が少なく、持参品の管理方法もばらばらであり、返却ルールもない。
改善策
成 果
洛和会資材センター
テーマ
より多くのヒヤリハットが見える化するためのヒヤリハット報告の改善
問題点
資材センターでは軽微なミスも大きな事故もすべてインシデント報告書を用いているため、重大な案件に関わるイメージがあり、責任をとらされるという誤解もある。資材センターではインシデントよりヒヤリハットの案件が多いと想定されるが、積極的な報告が少ない。
改善策
成 果
アローフィールド
テーマ
広報業務における専門性をのばすための育成プラン
問題点
広報の業務は専門的な知識や技術が求められるが、継続して専門性を高める教育計画や教育フローがないため、教える時間や覚える時間を要し、各自のやりがいに通じていないため中途退職につながっている。
改善策
成 果
ワイズファイナンス
テーマ
IT化を活用した社会保険等手続き案内シートの新規作成
問題点
ワイズファイナンスへの各種届出、社会保険や税の扶養への追加等の問い合わせは人事給与担当者が電話にて回答しているが、手続きが煩雑であり電話での説明だけでは不十分となることも多い。
改善策
ワイズファイナンスを経由して行われる申請・問い合せの多い項目を分類し、Excelシートを活用した案内シートをイントラネット上にアップロードした。
成 果
子ども未来事業部
テーマ
子どもたちと取り組むSDGs「洛和式幼老ケア」子どもと高齢者との交流の促進「多世代(幼+小+親+地域)」をつないだ交流の工夫
問題点
子どもと高齢者、多世代の交流の機会が減っていた。
改善策
成 果
洛和会丸太町病院
テーマ
職員満足度アンケート調査を実施することの効果
問題点
満足度に関わる課題や業務改善の提案を募る機会がなかった。
改善策
成 果
洛和会音羽記念病院
テーマ
多職種・多部門が共同利用している3つの倉庫の有効活用
問題点
保管物品の管理ができていないため物品の過剰発注/欠品があり、また所有者が不明の物品や不要品が保管スペースを圧迫していた。
改善策
成 果
ファシリティケア
テーマ
職員個別スケジュールの一元管理
問題点
ホワイトボードや掲示物で職員のスケジュールを共有していたが、スケジュール管理ツールが統一されておらず把握が困難であった。
改善策
グループセッションの「スケジュール機能」を活用した。
成 果
職員のスケジュール、部署全体のイベントが把握できるようになった。