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新着情報

10月9日

abouttqm

洛和会TQM支援センターは、洛和会ヘルスケアシステムに関わる機能の中枢を担う部署のひとつとして、2020年4月に新たに設置されました。法人内の病院、介護、関連会社などにTQM委員会が発足し、現在までに約280課題の改善テーマに取り組んでいます。
TQM(Total Quality Management)とは、全員・全体(Total)で、医療・サービスの質(Quality)を、継続的に向上させる(Management)ことです。実際の活動には、「QC 手法(QC=Quality Control)」と呼ばれる手法を用います。

TQMについて

医療・介護現場はとても忙しく、現場でなければ気付けないムダ・ムリ・ムラが置き去りにされています。現場の気付きを大切にし、諦めずに改善していくことが重要です。当センターは、現場の課題に対して多くの視点で改善策を考え実行できるように支援します。ムダ・ムリ・ムラが解消できれば患者さんに寄り添う時間を増やし、(= 患者さんも職員もスマイル)現場の働き方を変える(= 職員も家族もスマイル)ことができます。誰かをスマイルにすることが当センターの目的です。

業務改善の視点

業務改善の視点1 業務改善の視点2 業務改善の視点3

業務改善進行フロー

業務改善進行フロー

NEWS&TOPICS

マトリックス図1

注目の業務改善

第34回洛和会ヘルスケア学会(令和6年10月20日開催)TQM活動発表演題一覧

34回TQM

1.洛和会TQM委員会

洛和会 TQM委員会 発表テーマ
1 丸太町リハビリテーションクリニック 朝礼という名称から院長ミーティングへと改善した効果
2 訪問看護事業部 訪問看護ステーションにおける事務作業の見直し
3 子ども未来事業部 断捨離からうまれた費用の削減と保育の工夫
4 介護事業部 外国人労働者の雇用促進と定着の促進
5 新薬開発支援部 治験審査委員会審議資料の電子化への取り組み
6 ウエルネット TQM活動による交通事故ゼロに向けて
7 ワイズファイナンス 勤怠に関する問い合わせの削減に向けて!!!
8 トランスポート 快適な室内温度を見つける
9 ファシリティケア 各部署がファシリティケアに求める仕事内容の可視化
10 アローフィールド 洛和会の広報部としての役割を果たすための業務整理の工夫
11 5病院管理課TQM委員会 enjoy チーム マイナ保険証利用率及び利用者数の増加を目指す
12 洛和会京都看護学校 業務内容の一部見直し
13 本部医療情報部 出張許可願 兼 出張経費承認願 の電子化
14 資材センター 資材センターにおけるタスクシフト(業務移管)の効果
15 洛和会丸太町病院 職員のやる気につながる!オリジナルの健康管理セルフチェックシートの活用
16 洛和会音羽記念病院 Microsoft Teamsのリアクション率向上を目指して
17 洛和会音羽リハビリテーション病院 職場環境はもっとよくなる!!職員みずから出来ることを探そう!『更衣室編』
18 洛和会東寺南病院 外来透析における離脱患者ゼロをめざした取り組み

2.音羽病院TQM成果発表大会エントリーチーム(21チームより選抜) 中間発表

チーム名 発表テーマ
19 紙ベース運用を減らすチーム 同意書を取得時に速やかな電子化により紙運用の際に生じる同意書忘れをなくす
20 リハビリiPhone活用チーム 現場主導DXの実践事例 ~iPhoneのショートカット、オートメーション機能の活用、App開発することで業務効率に繋げたい~

3.外部医療機関TQM活動 優秀賞受賞事例の招聘発表

医療機関名 発表テーマ
21 京都府立医科大学附属病院 計画外抜管ゼロ運動!
22 京都府立医科大学附属病院 中央超音波室の有効活用が働き方改革につながる。そしてニーズに応える中央超音波室に向けて
23 豊田地域医療センター 健診待ち時間の短縮に向けて!
24 京都鞍馬口医療センター 問診表から外来業務を効率化

letstry

TQMカフェ

テーマは『リセット』

10月は今年度下期の開始です。 下半期のスタートに新たに思いをリセットしませんか?
職場での悩みや不安、解決したい問題について、気軽に話し合える場所です。 下半期に向けてエネルギーをチャージするため、ぜひTQMカフェへ足を運んでみてください☺

人  数:1名~数名
場  所:図書館棟2階
参加申込:Teams、メールもしくは電話にて希望日時をご連絡ください。
開催日時:ご連絡の際に、日時を相談・調整いたします(30分~1時間程度を予定しております。)
★音羽エリア以外の方に対して、出張カフェも工夫いたします👍
連絡先:TQM支援センター
メール:horiuchi-arisa@rakuwa.or.jp(TQM支援センター 課長 堀内)
    ito-fumiyo@rakuwa.or.jp(TQM支援センター 部長 伊藤)

TQMカフェ

目的、開催方法などの詳細は別添資料をご参照ください。
※資料「洛和会TQM支援センター TQMカフエ 実施計画」[182KB]

アンケート

昨年10月~11月に実施した「提案」アンケート調査に多くの職員の皆さまにご回答をいただき、ありがとうございました。TQM支援センターではよりよい働き方をめざし、職場環境の改善を行うためにTQM活動を推進しております。
 今回のアンケートの目的は、業務改善したいと思っていることをできるだけ具体的に自由に記載していただき、現場の顕在化・潜在化した課題を可視化し、TQM活動の発展に役立てていくものです。
 アンケート内容を考察し、まとめましたのでご報告いたします。

自由記載の内容を同じキーワード、同類の内容に仕分けし、5つに分類しました。

分類したほとんどの内容は、日々の業務量の多さ、ムダな業務、慣例的な業務、ローカルルールを指摘し、何をどのように変えればよいか具体的な対策案が提案してあるものが多くありました。
 職場の上司や同僚と関係性については潜在化していた感情的な問題が浮き彫りになっています。愚痴・批判的内容の記載があることは、発言しない・発言できないという組織として危険な状況ではないことを示しており、見方を変えた業務改善への意見として捉えたいと考えます。
 以上のように分類し見えてきた業務改善の内容を概念化し、個人の問題ではなく全体の課題として取り組む業務改善課題として資料4に整理しました。今後、関係部署に共有しTQM活動の課題としてつなげていきたいと考えます。

外部学会・セミナー

第11回 Conference for Health Care

会期:2024年11月8日(金)~11月9日(土)

https://chc-qms.com/(外部サイトです)

CHC(Conference for Health Care)とは、病院の品質管理におけるリーディングホスピタルとして世界的に有名なバージニアメイソン病院(アメリカ・シアトル)と、日本の病院としては先駆的にTQM(Total Quality Management)を取り入れるなど積極的に改善活動に取り組む飯塚病院(福岡県飯塚市)が2013年に共同で立ち上げたカンファレンスです。第11回となる当学会では「医療の質の管理」について、日本のみならず世界の医療機関における取り組み発表およびディスカッションが期待されます。

参考資料

これまでの参考資料

TQMに関わる資料

介護で働く外国人職員の雇用と定着の促進についての資料

今回の資料は、厚生労働省「介護事業者・外国人介護人材等向けのガイドブック」をご紹介します。
外国人職員が日本の介護現場で働く上で、安心して働き続けられ、キャリアアップやさらなる活躍が見込めることはとても重要であり、その環境づくりのためには施設だけでなく共に働く日本人職員の理解・支援が大きなカギとなります。この資料では外国人職員の意見や、様々なライフステージに合わせた福利厚生など全国の事例が多数掲載されています。

【資料PDF①】専門性を活かして在留資格「介護」で働く外国人介護職員活躍のためのガイドブック

【資料PDF②】外国人介護人材のキャリア形成支援のためのガイドブック

(出典:厚生労働省 外国人介護人材の受け入れについてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28131.html

これまでのTQMに関わる資料

アンケート

提案アンケート(2022年10月実施)
認知度アンケート(2022年5月実施)

マトリックス分析

マトリックス図1
2023年度業務改善テーマより
マトリックス図2
こぼれ話

― 言葉の力 ―

最近、近しい人たちの言葉に励まされることがありました。声をかけること、その言葉に返答することは、人と人とを結ぶ働きがあります。また、言葉は声を出すことで効果的になるともいいます。悲しいこと、困難なことに対して「さあ、がんばるぞぉ~」と口にすることで力が湧き行動につながるようです。(笑)

2024年10月

こぼれ話イラスト

これまでのこぼれ話はこちら