肩関節リハビリテーションでは、肩関節専門医の指示の下、担当療法士が専門的なリハビリテーションを提供することを目標としています。腰や膝に続き、肩関節の痛みや制限を訴える方は多くいます。

• 頭が洗えない
• 服が着替えられない
• 痛くて眠れない
• ゴルフができない

など、肩関節の障害は日常生活に大きな影響を与えてしまいます。

患者さんそれぞれにあわせ、できるだけ早期に日常生活、社会生活、競技復帰ができるよう、リハビリテーションを進めています。

肩関節周囲炎（五十肩）や腱板断裂などの疾患から、腱板断裂修復術や骨折など、手術後のリハビリテーションを特に力を入れて取り組んでいます。

また、スポーツ疾患では、ラグビーや柔道による脱臼、野球やバレーなどによる肩関節痛などのリハビリテーションも行っています。

肩の症状は、何気ない生活動作から問題となり、まさに今までのさまざまな習慣が肩の症状につながっていることが多くあります。よって、より良い身体の動かし方、生活の仕方を獲得する必要があります。

「病は気から！」と、まず「気」だけは強く持っていただいて、患者さんにとって、リハビリテーションに通うことが楽しくなるような療法を心掛けていきたいと思っています。