薬剤部
洛和会東寺南病院の薬剤部では、入院患者さんはもちろん、外来患者さんの調剤も行っています。
有効でかつ安全な薬物治療の確保を目指し、薬剤管理指導業務や、外来窓口業務といった日々の業務を通じて、副作用や相互作用の回避・軽減に努めています。
また、アドヒアランスの向上のための一包化など、調剤技術を通した服薬支援も行っています。
所属長のひとこと
主席課長
大森 清孝 (おおもり きよたか)
当院は病床数 46床と透析ベッド35床を有する病院です。薬剤部は、他部署と連携し薬の専門家として薬物治療が有効かつ安全に行われるよう日々の業務に取り組んでおります。 医師や看護師だけでなく全ての職種と距離が近く、Face to Faceで専門的な意見や想いを交わしながら処方提案を行うことができます。 2021年度から、切れ目のない安心・安全な薬物療法の提供を目標に、薬剤管理サマリーやトレーシングレポートなど薬薬連携ツールを活用した地域連携の強化に努めております。
スタッフ紹介(2022年4月現在)
薬剤師:4人
薬剤助手:1人
- 栄養サポートチーム専門療法士:2人
- 認定実務実習指導薬剤師:1人
- 日本救急医学会ICLSインストラクター:1人
業務内容
調剤業務

医師の処方せんに基づいて薬を調製することはもとより、用法・用量、相互作用、薬歴、検査値などのチェックにより有効性・安全性が確保できるよう努めています。
当院は外来患者さんの処方も調剤しており、窓口で薬剤の説明・交付を行っています。
薬剤管理指導(服薬指導)業務
入院患者さんから薬に関する情報を聞き取り、有効で安全な治療が行われているか確認を行います。必要に応じて医師へ処方提案も行います。
主に手術目的の短期入院や療養目的の患者さんが入院されています。
取り組み
外来透析患者配薬
患者さんのベッドサイドへ行き、薬剤の説明・交付を行っています。透析中に行うことで、患者さんが時間を気にすること無く説明を聞くことができます。
感染予防委員会
医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師などで構成され、定期的に会議や院内巡回を行うことで情報を共有し、感染対策に努めています。
他にも、薬剤師として消毒薬の適正使用、抗生剤の使用量の把握などに関与しています。
NST
食事量が少ない患者さんに対して、点滴からの提供栄養量の算出を行っています。当院の管理栄養士と情報共有し、栄養状態の改善に努めます。
配薬カートへの定期薬セット

病棟業務の一環として、入院患者さんの内服薬を週に一度セットしています。
大腸内視鏡検査前服薬調査
検査に影響のある薬剤はないか、患者さんが服用されている薬剤を調査し、必要時応じて休薬の確認・説明を行います。検診センターと情報共有し、安心安全な検査が行えるよう貢献しています。
2021年度の業績
院内外来処方せん枚数 | 8,889枚 | |
---|---|---|
入院調剤処方せん枚数(内服・退院処方・中止処方) | 5,189枚 | |
入院注射薬処方せん枚数 | 8,942枚 | |
院外処方箋発行率 | 14.0% | |
疑義照会実施件数(処方提案も含む) | 270件 | |
薬剤管理指導件数(算定不可も含む) | 494件 | |
薬剤管理指導点数(※) | 177,400点 | |
持参薬確認件数 | 847件 | |
大腸内視鏡検査前服用調査件数 | 131件 | |
外来透析患者配薬件数 | 362件 | |
プレアボイド報告件数 | 16件 | |
退院時薬剤情報サマリ作成件数 | 6件 |
※退院時薬剤情報指導管理料(90点)及び退院時薬剤情報連携加算(60点)、麻薬加算(50点)を含む
保険薬局の皆さまへ
服薬状況提供書(トレーシングレポート)導入に関して
平素は、当院院外処方せんを応需いただきありがとうございます。
今回、適正かつ安全な薬物療法をより推進するため、来局時に患者さんから聞き取った内服薬のアドヒアランス状況や先生方からの処方提案などを治療に活用したく、服薬状況提供書(トレーシングレポート)を導入いたします。
保険薬局の先生方が、重要性が高くかつ至急を要さないが、処方医師への提供が望ましいと判断された内容に関しては、積極的に同書面をご活用いただきたいと考えております。
いただいた内容を薬剤部で集約後、医師へ情報伝達させていただきます。
なお、病院薬剤部への連絡は、原則FAXをご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。
用紙ひな形を下記リンクよりダウンロードしていただきご活用ください。
なお、至急を要する場合は従来通り、処方医師へ直接電話にてお問い合わせください。
保険薬局の先生方と共に適正かつ安全な薬物療法をより推進してまいりますので、ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
院外処方せんにおける疑義照会プロトコルの簡素化導入に関して
調剤上の典型的な変更に伴う疑義照会に係る処方医および保険薬局薬剤師、双方の事務的な作業を軽減し、患者さんへの薬学的ケアの充実をはかることを目的に院外処方せんにおける疑義照会プロトコルの簡素化を導入いたします。
本プロトコルを適正に運用するために、プロトコルの趣旨や各項目の詳細について、当院薬剤部の担当者からの説明を受け、合意書を交わした保険薬局との間で運用を開始しております。本取組みへの参画を希望される保険薬局は、当院薬剤部までご連絡ください。
また、プロトコルに基づき、変更した内容につきましては、「事前合意内容に基づく処方変更に関する情報提供書」へ必要事項を記入し、当院薬剤部へFAXにて情報提供をお願いします。
院外処方せんにおける疑義照会プロトコルについてご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
臨床データの研究利用に関するお知らせ
洛和会東寺南病院
薬剤部では、日々の薬剤業務以外にもさらなる薬物療法の向上のため、臨床研究の一環として、皆さまの診療時に得られる臨床検査値などを使用した臨床研究を行っております。
これら研究は、疫学研究に関する国内関連法規に則って実施しているものであります。
研究の実施にあたっては、個人情報の取り扱いに細心の注意を払い、研究以外の目的でこれら情報を用いることはありません。
また、得られた情報に関しては個人を特定できないよう加工し、学会発表や論文などを用いて公開する予定です。
これら研究により得られた成果を通じて、より多くの患者さんがより良い薬物療法を受けられることを期待しておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
本研究に関するご質問などがありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
ご希望があれば、ほかの研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書および関連資料を閲覧することができますのでお申し出ください。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
- 透析患者のロキサデュスタット錠への薬剤師のタスク・シフト/シェアに関する有用性の評価 [PDF(260KB)]
- 終末期における循環器疾患患者の呼吸困難感の症状緩和に対する塩酸モルヒネ注の使用状況 [PDF(134KB)]
- 「転院受け入れ先病院における薬剤管理サマリーと診療情報提供書の薬歴内容に関する比較調査」について [PDF(133KB)]
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
洛和会東寺南病院 薬剤部
TEL:075(672)7500
(代)
FAX:075(672)8744
〒601-8441 京都市南区西九条南田町1
担当:大森 清孝