洛和会ヘルスケアシステムは「医療」「介護」「健康・保育」「教育・研究」の総合ネットワークです。
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外来受付時間 午前 8時30分~正午/午後 1時~4時
(診療科により受付時間が一部異なります)詳細
看護部長 川井 倫子
洛和会ヘルスケアシステムの看護理念
スローガン
「看護でつなぐ…」
目指す看護師像(育成したい看護師像)
「看て、触れて、考え、創造する看護師」
『人のチカラを引き出す看護を。』
患者さんの体や心が持つ力、他者や社会とのつながりが持つ力を引き出す看護を実践します。そして、ともに働く仲間のチカラを信じ、引き出す“エンパワーメント”を高める職場づくりを目指します。
パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS®)
当院は専門職として自覚を持ち、患者さんのニーズに対応できる看護師の育成を目指しています。2016年度から導入したPNS®により、専門職として必要な看護技術や判断力、コミュニケーション能力、時間管理能力など、看護実践に必要な能力を育成します。
また、職員個々が組織の一員として業務改善による効率化やワーク・ライフ・バランス(WLB)の構築などに取り組んでいます。
許可入院患者数 | 186人 2A病棟
2B病棟
3A・4A病棟
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看護単位 | 5単位
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「看護支援システム」を構築し、記録は電子カルテ上で行っています。
移動可能な無線LAN型のノートパソコンを設置し、病棟内のどこででも入力できるようになっています。そのため、ベッドサイドにおける即時入力が可能となり、記録時間の短縮にもつながっています。
当院では、看護師のサポート役としてナースパートナーも活躍しています。
ある特定の看護分野において熟練した看護技術や知識を有するとして、日本看護協会の専門看護師・認定看護師・認定看護管理者認定審査で認められた看護師です。
Doctoral Nursing Specialist 看護博士課程修了実践者 |
1人 |
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認定看護師 |
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特定看護師 (⇒特定行為研修について) |
3人:特定区分
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洛和会ヘルスケアシステムでは、救命救急から急性期、慢性期、回復期、訪問看護と幅広い領域での看護提供を行っており、専門・認定看護師、特定行為研修修了者がそれぞれの専門領域で活躍しています。看護師一人一人のスキルアップを支援をしています。
■ 許可入院患者数:45人
急性期病院などでの入院期間を経て当院に転院された患者さんの在宅復帰を支援する病床です。多職種協働のチーム医療(※)で患者さんやご家族の方と協力して、在宅復帰に向けた治療・支援を行います。また、医療ソーシャルワーカーや病棟看護師が、患者さんの退院支援・退院後の生活支援などをサポートいたします。
■ 許可入院患者数:37人
主にパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経筋難病などの患者さんが入院されている病棟です。
入院中に必要なサービスや難病に特化したリハビリテーションなど、患者さんとそのご家族のご希望も伺いながら、担当医や医療ソーシャルワーカー、リハビリスタッフとともに、入院生活をサポートします。
■ 許可入院患者数:104人
回復期リハビリテーション病棟は、多くの専門職種がチームを組み、発症(受傷)後あるいは術後数週間から数カ月経過した時期に集中的なリハビリテーションを実施し、患者さんが心身ともに回復した状態で自宅や社会へ復帰することを支援していく病棟です。
病院での療養生活だけでなく、患者さんの生活の場である地域との連携を重要視しています。地域包括ケアシステムのなかにおける看護部門の役割として、「かかりつけ医」や「介護サービス事業所」「ケアを担うご家族」などとの情報共有やケアの指導がスムーズに連携できるように関わっています。地域包括ケアシステムにおける「顔の見える関係づくり」を目指しています。
教育研修では、成長し合う組織づくりを目標に、看護専門職として先輩看護師も新人看護師も互いに成長できる「学びあう職場」づくりをめざします。特に、病棟特性に応じた質の高い看護サービス提供の実現に向け、職員はもちろん指導者についても年間教育計画を立て支援します。
2006(平成18)年度より導入し、看護師の臨床実践能力を評価し、質的向上と専門職としての役割遂行が高められるよう、支援体制を強化しています。2017(平成29)年度には、日本看護協会版「看護師のクリニカルラダー」(下記表)に準拠して洛和会ヘルスケアシステムの5病院で評価基準を統一しました。
レベル | 定義 |
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Ⅰ | 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する |
Ⅱ | 標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する |
Ⅲ | ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する |
Ⅳ | 幅広い視野で予測的判断をもち看護を実践する |
Ⅴ | より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する |
2017(平成29)年度より、常勤・非常勤を問わずすべての看護職員に『学研ナーシングサポート/ナーシングメソッド』のIDを付与し、「それぞれのタイミングで、個々の課題や関心に応じて」学習ができるよう、E-learningを導入しました。
ナーシングメソッドの活用により、根拠に基づいた看護技術をいつでも臨床場面で確認しながら提供することが可能になりました(ネット環境を整備)。
また、ナーシングサポートは基礎習得コースや中堅コース、管理者コースなど幅広い医療・看護に必要な最新テーマが用意されているので、個々のモチベーションに応じた学習の展開に役立てることが可能です。
当院では、特に、ビギナーナース、レベルⅡナースの院内研修へ積極的に活用し、off-JTとOJTの連動を強化しています。導入間もないですが、当院看護師の視聴状況は、京滋地区の学研ナーシングサポートユーザーの中でもトップレベルにあり、看護師の学習意欲の高さがうかがえます。
当院では、看護師のサポート役としてナースパートナーも活躍しています。
特別な資格を持たなくても看護チームの一員として活躍できる看護師のサポート役。
看護の補助や患者さんのお世話などを行う、病棟では欠かせない存在です。
看護師へのサポート
患者さんへのサポート