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回復期リハビリテーション病棟について

回復期とは

回復期とは、病気やけがの状態が安定し、機能回復や能力改善を積極的に行える時期です。
患者さんの残存機能を最大限に生かし、生活機能を拡大することでその人らしい生活を再構築できるよう、充実したチームリハビリときめ細やかな退院支援・調整を行っています。

回復期リハビリテーション病棟とは

リハビリテーション専門の病棟として、多くの専門職が関わる病棟です。発症後あるいは術後数週間~数カ月が回復期といわれ、この期間に集中的訓練を行って、早期の家庭復帰、社会復帰をめざします。
医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー(相談員)などが、患者さん、ご家族と十分話し合いをさせていただいたうえで作成する計画に基づいて、一人ひとりの患者さんに適したリハビリテーションを行います。
退院後も安心して過ごせるよう、患者さん、ご家族のご要望や、必要に応じて、リハビリテーションスタッフによる自宅訪問や、介護保険の手続き、介護用品、介護サービスのアドバイスも行っております。

  • 回復期リハビリテーション病棟とは

    直線50メートルの廊下は歩行リハビリテーションに最適です。

  • 回復期リハビリテーション病棟とは

    4階からは音羽近郊が一望できます。

  • 回復期リハビリテーション病棟とは

    3A病棟とリハビリテーション室は同じフロアにあります。

入院から退院まで(イメージ)

回復期リハビリテーション病棟に入院

入院当日、担当スタッフより患者さんの動作チェックをさせていただき、リハビリテーション実施計画書をお渡しします。
また、療養環境調べをお渡しします。それを基に入院前の患者さんの生活状況・生活していた場所(構造など)、および退院後の生活に対するご希望について確認させていただきます。必要時には、医療ソーシャルワーカーより介護保険制度など公的サービスや支援についての紹介を行います。

ケアカンファレンス

入院翌日、その後は随時開催。看護師、ナースパートナー、リハビリスタッフが出席し、現状の課題と解決に向けて各職種でどのように介入するか検討し実行していく。

リハビリテーション目標の設定

患者さんの現状と現時点で予測される改善の状態(ゴール)と達成までに要する期間を患者さん・ご家族の方へご説明いたします。
目標が決まったら、目標達成に向けリハビリテーションを頑張りましょう。訓練時間だけでなく、病棟や病室での生活の中でもリハビリテーションを行います。

入院時訪問(必要時)

段差や階段など、ご自宅での動作に合わせた動きを想定したリハビリテーションを行うため、入院の1週間前までにご自宅にうかがわせていただくことがあります。必要時はご協力をお願いします。

面談(必要時)

リハビリテーションの現状や病棟での生活状況、全身状態、社会資源利用に向けた進捗などを各担当よりご説明し、退院先の決定や退院に向けての準備を行います。
月に1度リハビリテーション総合実施計画書をお渡しいたします。

退院前訪問(必要時)

患者さんの状態によっては退院後生活される環境を担当スタッフが確認させていただいております。必要時は日程調整などご協力をお願いします。

退院前カンファレンス(必要時)

患者さん・ご家族とケアマネジャー・担当看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーとで、退院後の注意点やサービス内容の確認をします。

退院

準備が整ったら退院です。
必要時は訪問リハビリテーションのご提案も行っております。

どんな人が入院できるのか

回復期リハビリテーション病棟入院対象の疾患は、以下のように定められています。

対象疾患
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷、義肢装着訓練
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節または2肢以上の多発骨折
外科手術または肺炎などの治療時の安静による廃用症候群
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靱帯損傷
股関節又は膝関節の置換術後の状態

※詳しくは当院の医療介護サービスセンターTEL:075(581)6868(直通)にお問い合わせください。

実績(2022年4月~12月)

◆回復期リハビリテーション病棟 104床

患者さんのQOL(生活の質)向上のため、出来る限り身体制限をせずに転倒転落を予防する支援を目指し、スタッフ一同日々取り組んでおります。

病棟における身体抑制率


病棟における転倒・転落発生率


平均リハビリテーション数

回復期病棟に入院された患者さんが、1日に実践されるリハビリテーション数の平均単位数(1単位=20分)です。
常に患者さんの状態に配慮しながら多職種のスタッフがプログラムを立て、目標の達成を支援します。


平均在院日数

平均在院日数とは、回復期病棟に入院された患者さんの入院期間の平均日数です。患者さんとご家族が希望される退院先での生活が実現できるように、全スタッフが最大限の支援をいたします。


在宅復帰率

在宅復帰率とは、回復期病棟に入院された患者さんが「自宅」「自宅以外在宅」に復帰された割合です。住み慣れた元の生活にスムーズに復帰できるように、全スタッフが最大限の支援をいたします。


入院患者の疾患別割合

当院の入院患者さんの約70%が骨折や脊柱管狭窄症などの運動器疾患の方です。(全国平均 45.4%)

入院患者疾患別割合


実績指数

実績指数とは、「短い入院期間で日常生活動作を自立に近づける・介助量を減らす。」を数値化した指標です。
当院は、患者さんの退院後の生活がより良いものになるように、医療の質の維持・向上に努めて参ります。(当院平均55.4 入院料1基準:40)

実績指数

3A・4A病棟の設備

  • 3A病棟の総室

    総室

  • 4A病棟の特別室

    特別室

  • 3A病棟・4A病棟のデイルーム

    デイルーム

  • 3A病棟・4A病棟の生活適応訓練室

    生活適応訓練室

お問い合わせ先

洛和会音羽リハビリテーション病院 医療介護サービスセンター

TEL:075(581)6868(直通)

〒607-8113
京都市山科区小山北溝町32−1



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