自然と医療が融合する、新しい都市の緑化プロジェクト
洛和会音羽リハビリテーション病院
テラス棟の屋上に養蜂場を設置しました。
京都先端科学大学
バイオ環境学部、株式会社京都ニホンミツバチ研究所と連携し、
ニホンミツバチの飼育を通じて都市の緑化と生態系維持に取り組んでいます。
SDGsを意識した未来のための取り組み
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植物の繁栄を促し、二酸化炭素の吸収を助けるミツバチの力
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生態系のバランスを保ち、持続可能な環境を次世代へ
私たちの蜂蜜で地域に甘さを届けます
やさしい社会へ 自然と医療・介護のハーモニーで甘さを分かち合う
養蜂の成果として採れた蜂蜜を、地域住民へ提供します。
自然と医療・介護が共鳴し、地域と共に歩む優しい社会を目指します。
専門家とともに歩む、持続可能な未来
洛和会音羽リハビリテーション病院
医療と自然の共存への取り組み
京都先端科学大学 バイオ環境学部
生態系維持の専門知識を活用
株式会社 京都ニホンミツバチ研究所
ミツバチ飼育の専門技術と知識

7/9 新群の継箱
6/18に引っ越ししてきた新群が順調に増えてきたので、3段から4段へ次箱をしました。
暑くなってきました。去年は暑すぎて1群逃避しているので、6/18にタイマーによる散水を開始。散水時間は5分、6/30に散水時間を20分に変更しています。巣箱付近40℃近くなるので遮光も注意です。
秋のメディカルフェスティバルでは、採蜜イベント、何をしようか、ワクワクです。

7/2 採蜜体験
先端科学大学 バイオ環境館へ採蜜の見学に行ってきました。秋には当院でも採蜜ができそうなので、自分たちでできるように、学びに行きました。矢野理事長も参加です。
①巣を切り出します。蜜がびっしり詰まっています。
②衣装ケースに入れて、室内作業に移ります。蜂が巣に残っていたので、ブロイラーで除去します。

蜂蜜レモンドリンク、美味しく頂きました。

6/18 1群(新群)引っ越し
強制捕獲した群がいなくなってしまったので、先端科学大学から1群迎え入れました。暑くなる前の7時過ぎには到着、巣箱の設置を行いました。

6/2 ダニ対策
越冬群にはアカリンダニ対策 ⇒ メントール設置。メントール自体は食品添加物であるため安全ですが、ミツバチもメントールの成分を嫌うため、逃去の可能性は0ではないそう…💦アカリンダニに勝ってくれることを祈りながら…ちょっとだけいいニュースも!貯蜜の確認ができました。じきに初の採蜜できそうです♪

5/28 アカリンダニ確定…
元々の巣箱の蜂も減っている事を心配してニホンミツバチ研究所の林先生が急遽来訪。検体採取されました。⇒アカリンダニ感染確定😢強制捕獲の方は残念な結果。別の住処へ行ってしまったようです。真っ白な巣だけ残されていました。
アカリンダニ:ミツバチの気管内に寄生し 体液を吸うダニ。体長約150μm(1mmの1/6) と小さく顕微鏡でないと確認でない。 気管が開いている生後2週間以内のミツバチに寄生、成長後は気管外に出て他のミツバチに寄生し増える。

5/26 巣箱異変!!
5/7の強制捕獲の巣箱(写真左)は女王バチが不在に😢 越冬群(元々の巣箱)も巣盤が見えていて、あまり良い状態とは言えない…

5/19 強制捕獲後
5/7の強制捕獲後の巣箱…やや蜂が少なくてうまく住み着いてくれるかまだ不安な状況。元々の巣箱(越冬群)からは蜂の出入りも多く順調(写真右)

5/14 今年も暑さ対策
2度目の夏・・・去年はあまりの暑さに1群逃避してしまったので、早めに対応。もう少し暑くなったら時間ごとに散水します。頑張って暑さを乗り切ろう!!

5/4 強制捕獲-①
リハビリガーデンの桜の木に蜂球発見!!
(蜂球(ほうきゅう):蜂が手と手を(脚と脚ですね)を繋ぎ合って、球状に固まっている状態です。
※分蜂(ぶんぽう:巣分かれ&引っ越し)の際は、元の巣箱から出た分蜂群が蜂球を作り、新しい引っ越し先が決まれば、一斉に飛び立ち、あっという間に蜂球は無くなります。
このまま違うところに巣を見つけて去ってしまうのも、もったいないので…
ニホンミツバチ研究所の林先生が急遽駆けつけて下さり強制捕獲を試みる事になりました。
5/4 強制捕獲-②
蜂球を網で捕獲して巣箱に移します。女王バチが群れにいたら、巣箱に入っていくとの事ですが…。どうなるか??
5/4 強制捕獲-③
無事屋上に移動
数匹巣箱に入らなかった蜂を網で捕まえて連れて行きましたが…。巣の入り口で案内役の蜂がいては羽音で迷わないように合図を出しているそうです。
ほとんどの蜂が新しい巣箱に入ってくれました…。あとは、蜂たちが落ち着いて屋上で生活を初めてくれることを祈るのみ。

蜂達の出入りも頻繁で花粉を抱いている蜂も沢山見られました。1群のはちが増えたので、2群に分ける「分蜂」を試みています。(R7.4月現在)

春になり、蜂達が過ごしやすいように屋上の花壇に花を植えました。数日後、採蜜している蜂の姿が!
元気に育ちますように。(R7.4月現在)

屋上にて、プチトマト菜園
屋上も巣箱だけでは寂しいので蜂とともに緑化を推進すべく、プチトマトを植えることに・・・蜂とともにうまく育てばいいな

暑さ対策(屋根設置)
一群が逃げた後、このままではもう一群も危ない構造的に屋根設置も厳しいお手製の暑さ対策のすだれで簡易屋根の完成なにもしないよりマシかと・・

猛暑による一群逃避
しばらく、北側の巣箱の出入りがおとなしいよく見ると屋上の屋根の下に新たに巣をつくってしまっている2日ほどすると屋根の下からもいなくなり、どこへ行ってしまったのかわからず・・・一度でると巣箱には戻ってこないらしい・・散水対策もむなしく、あと一群をなんとか維持したい

暑さ対策(散水)
今年の猛暑は蜂にとっても厳しいよう屋上の温度は40度を超えることも・・人工芝を湿らせ、巣箱にも直接水がかかるように散水設備を設置うまく水がかからず、苦戦中

蜂が好きな植栽を準備
テラス棟の周りには蜂が好むような植栽を計画ソヨゴ、オタフクナンテンうまく棲みついてくれますように・・・

巣箱のセッティング
早朝に亀岡から車で巣箱を移動ストレスがかかってないことを祈るばかりコンクリートには直接設置するのでなく、人工芝を設置して対応することに屋上は風も強く風対策でロープで縛り付け飛ばされないように固定

屋上で養蜂ができるか・・・
当院の屋上でも養蜂が可能かを建築業者さんと 設計協議。 なんとか荷重は問題なくクリア。コンクリートは蜂の生育によくないため、芝生と 暑さ対策が課題かと・・

京都先端科学大学へ見学
養蜂を試みるべく、京都先端科学大学バイオ研究
学部・(株)京都日本ミツバチ研究所の坂本先生のもとへ
お伺いしました。
亀岡の緑に恵まれた豊かな地で10以上の巣箱による
養蜂体験は圧巻でした。