栄養管理室
治療のうえで、健康を維持・増進するためにも欠かせない食事サービスの食事内容の管理、栄養管理・指導教育などに、管理栄養士・栄養士が取り組んでいます。
管理栄養士・栄養士とは
特定多数人に対して継続的に食事を供給する施設で、利用者さんの身体の状況、栄養状態、利用の状況などに応じた特別の配慮を必要とする給食管理および栄養改善上必要な指導などを行っています。
所属長のひとこと
主席係長
榊 容子(さかき やすこ)
栄養管理は疾病予防や再発防止に重要な位置を占め、近年注目が高まっています。栄養管理室では、入院・外来にて疾病の食事療法に対する栄養指導を行っています。入院患者さんに応じた安全な病院食の提供、管理栄養士病棟担当制を導入、食を通してチーム医療の一端を担い、健康回復、疾病の治癒促進に貢献できるよう努めております。
ご自身にあった栄養管理について知りたいことや不安なことがある方は、お気軽にお尋ねください。
スタッフ紹介(2020年7月現在)
- 管理栄養士:3人
認定資格
- 日本糖尿病療養指導士:1人
- 栄養サポートチーム(NST)専門療法士:1人
主な業績
個別栄養指導(入院・外来)
糖尿病、心臓病、動脈硬化症などの生活習慣病や、腎臓・肝臓・膵臓など各器官の病気や手術後で食事療法が必要な患者さん、食事形態の工夫や低栄養状態の改善が必要な患者さんなどに、医師の指示に基づき栄養指導を行っています。
患者さんの自己管理を支える栄養指導となるよう、患者さんのお話を伺い、模型や資料を使って、わかりやすく説明することを心掛けています。
集団栄養指導
糖尿病患者さんへ集団栄養指導を隔月で開催しております。療養に役立てていただけるように食事療法の基礎・応用・その時節に合った食事療法のコツなどをテーマにしています。関心のある方は、担当医師へご相談ください。
※その他の月には、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師が交代で講師を務める糖尿病教室を行っています。糖尿病患者さん以外にも、ご家族や関心のある方のご参加もございます。お気軽にお問い合わせください。
病院食について
入院患者さんの症状や身体状況に応じた食事を1日約350食提供しています。スタッフ一同、患者さんの1日も早い回復を願い、衛生的に安全でおいしい食事の提供に努めています。
入院中でも季節感を味わっていただくために、旬の食材を献立に取り入れ、月1~3回の行事食を実施しています。
また、特別メニュー(有料)や年4回のアンケート調査も実施し、食事サービスの向上を図っております。
2019年の業績
(※1~12月の平均です)
- 個別栄養指導(入院・外来):106件/月
- 集団栄養指導(隔月1回):10人/月