肩・肘の外科
肩・肘の外科とは
肩・肘関節外科では、肩関節周囲炎(五十肩)、石灰沈着性腱板炎、腱板損傷・腱板断裂、変形性肩関節症などの肩関節疾患や、肘関節内側側副靭帯(じんたい)損傷や上腕骨小頭離断性骨軟骨炎、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)などの肘関節疾患の診療を行っています。
対象となる症状
肩や肘に症状のある方すべてが対象になります。
肩関節外科の対象疾患
肩関節周囲炎(五十肩)、肩腱板損傷・腱板断裂、肩関節脱臼、投球障害肩。
肘関節外科の対象疾患
野球肘、関節ねずみ(遊離体)、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)、変形性肘関節症。
肩・肘関節のスポーツ障がい
オーバーハンドスロー(特に投球動作)による障がいが大半を占めます。オーバーハンドスローは、下半身から体幹、肩・肘を介して手指からボールに伝える共同運動です。
症状のある局所にとらわれることなく、全身のフィジカルチェックを行い、早期のスポーツ復帰を目指しています。
治療
肩・肘関節の治療は、理学療法を用いた保存療法が中心となります。手術が必要となる肩関節疾患、肘関節疾患では、関節鏡を用いた体に負担の少ない手術を行っています。