栄養管理室
栄養管理室では「栄養管理は治療の土台」と考え、患者さんの栄養管理や栄養指導を行っています。特に集中的なリハビリテーションを行う回復期リハビリテーション病棟では、治療の効果が発揮されるように管理栄養士を配置し、医師、看護師、薬剤師、セラピストなど他職種と協働して患者さん一人一人の栄養状態を確認しています。
業務内容
食事提供
入院中に召し上がっていただくお食事は、食品衛生や食物アレルギーに配慮した食事であることはもちろんのこと、季節の食材や行事メニューを取り入れるなど、楽しんで食べていただけるよう心掛けています。
また、糖尿病や動脈硬化に対する治療食や、かむこと・飲み込むことが十分にできない方に配慮した食事もご用意しています。
全ての入院患者さんにお箸やスプーンを提供しているほか、体をうまく動かすことができない方には、自助食器での食事提供も可能です。
▲常食(とんかつ)
▲常食(うどん)
▲自助食器の例
▲季節の行事食(春のちらしずし)
栄養管理
入院中は、患者さん一人一人の身体状況に合わせたお食事を提供しています。喫食状況や体重、検査データの変化などを確認することで、栄養面のサポートを行っています。また、栄養サポートチームはもちろん、褥瘡(じょくそう)対策や認知症ケアなどのチーム医療にも参加し、他職種と連携して栄養管理を行っています。
栄養指導
入院中・外来通院中の患者さんを対象に、医師の指示のもと、栄養指導・食事相談を実施しています。管理栄養士が個々の生活状況に応じたお食事の相談をさせていただきます。
スタッフ(2021年4月現在)
管理栄養士:4人
- 日本糖尿病療養指導士:2人
- 栄養サポートチーム専門療法士:2人