治験について
当院では、患者さんの安全を第一に治験(ちけん)を実施し、医療の発展に貢献しています。
治験とは…
私たちは、病気にかかったり、けがをすると、「くすり」を飲んだり、塗ったり、時には注射して、それらを治療します。また、病気への感染の恐れがある場合は、ワクチンなどを注射して、それらを予防します。
近年、医療の世界は目覚ましい発展をとげ、昔では不治の病と考えられていた病気や重いけがも治癒させることができるようになりました。しかし、現在でも、有効な治療薬がない病気は存在し、多くの人々を苦しめています。
そのような人々は、一日も早く新しい「くすり」ができるのを待ち望んでいます。
新しい「くすり」が開発され、医療機関で日常的に患者さんに処方されるようになるには、厚生労働省で「くすりの候補」を「くすり」として製造・販売するための承認を受けなければなりません。海外で発売されていて日本で未承認の場合にも、同様の承認が必要となります。
「治験」とは、それら「くすりの候補」の有効性や副作用などの安全性を、人を対象として確認するための臨床試験のことです。現在発売されている「くすり」も、多くの患者さんに「治験」へ参加していただいたことで生みだされたものです。
当院の「治験」への取り組みについて、詳しくは…
洛和会学術支援センター 新薬開発支援部のページをご覧ください。(⇒こちら)
TEL:075(593)4117