看護部について

看護部長 川井 倫子

心に寄り添い、看護でつなぐ

洛和会音羽記念病院は透析治療を中心とした腎疾患に特化した病院です。透析治療は生命維持に必要不可欠な治療法です。そのため身体面だけでなく精神面のサポートや退院後の生活、その後の人生まで見据えたケアや意思決定の援助が求められます。患者さんが安心し、満足していただける看護を提供していきたいと考えています。多職種との連携体制をしっかりつくり、患者さんにより豊かな療養生活を送っていただけることを願いながら、腎代替療法について継続した学習と経験を積み、一層の努力をしていきたいと思います。

スローガン

「看護でつなぐ…」

目指す看護師像（育成したい看護師像）

「看て、触れて、考え、創造する看護師」

基本方針

患者さんに安全・安心で、満足できる看護を提供するために、職員が自信と誇りをもって生き生きと働ける環境をみんなでつくっていきます。

1. 患者さんを生活者として捉え、患者さんに満足してもらえる思いやりのある看護を提供します。
2. 気づきを大切にし、在宅と施設、患者さんを取り巻く多職種を看護でつなぎます。
3. 専門職として、看護を誇れるよう研鑚（けんさん）を積みます。

システムについて

看護方式

セル看護提供方式

看護師の動線のむだを省くことで、患者ケアの充実を図り、患者さんにとって有益かつ患者中心の看護を実践する方式です。患者さんのそばで、これまで以上に”患者さんに寄り添った看護”ができることを目指し、2024年から正式導入できるよう看護部一丸となって取り組んでいます。

看護体制

洛和会ヘルスケアシステムでは、救命救急から急性期、慢性期、回復期、訪問看護と幅広い領域での看護提供を行っており、専門・認定看護師、特定行為研修修了者がそれぞれの専門領域で活躍しています。看護師一人一人のスキルアップを支援をしています。

• 専門・認定看護師 特定行為研修修了者の紹介
• 特定行為研修について

ナースパートナーとは

特別な資格を持たなくても看護チームの一員として活躍できる看護師のサポート役です。
患者さんのお世話などを行う、部署では欠かせない存在です。

• ナースパートナーについて
• ナースパートナーを募集しています

洛和会音羽記念病院で活躍する看護師（2023年4月現在）

• 透析技術認定士 3人
• 慢性腎不全療養指導看護師 1人
• 腎臓病療養指導士 1人
• 腎代替療法指導士 1人
• 透析療法従事者研修修了者 8人
• JHAT（日本災害時透析医療協働支援チーム）隊員 3人

看護部概要

病棟紹介

• 1病棟
  腎臓内科（一般病棟）
• 2病棟
  腎臓内科（一般病棟）
• 3病棟
  腎臓内科（療養病棟）

当院の看護教育について

教育体制

クリニカルラダーシステムを導入し、看護師個々の看護実践能力を段階別に評価することで、質的向上を推進し専門職としての役割遂行能力が高められる体制をとっています。
院内教育は、集合教育、各部署主催の教育を行っています。e-ラーニングを導入し、新人看護師においては、基礎的技術を動画で学び、演習・テストを通して技術を習得していきます。
ナーシングサポートは基礎習得コースや中堅コース、管理者コースなど幅広い最新テーマが用意されているので、個々のモチベーションに応じた学習の展開に役立てることが可能です。
新人看護師については、お姉さん制度によりプリセプター、実地指導者が１年をかけてサポートするなど、職場に適応し自立して仕事に取り組めるように支援をしています。