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洛和会音羽病院

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京都GIMカンファレンス [医療従事者向け]

 

京都GIMカンファレンスは、1998(平成10)年4月に京都大学医学部 総合診療部において、当時の福井次矢 教授(現 聖路加国際病院長)と、臨床教授に任命された松村理司 市立舞鶴市民病院 副院長(現 洛和会ヘルスケアシステム 総長)によって開始され、ほどなく当時、国立京都病院(現 国立病院機構京都医療センター)総合内科を率いていた私も加って行っている、診断推論を重視した症例検討会です。病歴と身体所見を重視した診断推論力の向上をめざしつつ、典型的な現れ方をした珍しい症例、あるいは非典型的な現れ方をしたコモンな症例の経験を共有し、参加者各自のその後の臨床に役立てることを大きな目標としています。


2006(平成18)年から会場を洛和会音羽病院に移しており、常連の病院に加えて、これまで一度でも症例提示を担当したことのある病院は30近くに上ります。症例選定は、手挙げ方式で毎回選ばれる3つの病院に任され、症例提示者は、各病院の若手総合診療医が中心です。参加者は主に、近畿圏の大学の医学生や、臨床研修病院の総合診療系の若手医師が多数を占めますが、なかには少数の熱心な開業医の先生方の姿も垣間見えます。洛和会音羽病院からの参加は、総合内科のスタッフとレジデントがメインです。



200回記念パーティーの様子

発足以来、毎月欠かさず開催してきたため、2015(平成27)年2月6日で第200回を越えました。このカンファレンスの最大の特徴は、提示者しか最終診断名を知らない症例をとり上げ、まったくの予備知識なしのぶっつけ本番で、参加者各自が鑑別診断を考えながら、病歴・身体所見・初期検査の各提示段階で自由に質問をし、診断を絞っていくプロセスにあります。病歴と身体所見へのこだわりが強い参加者が比較的多いのも特徴と言えます。

 

洛和会音羽病院最大の会議室が満員になるほどの熱気ながら、研修医から施設長クラスまでもが「恥も外聞もなく」自由に質問ができる文化が長年のうちに培われているのも特徴です。近年は、臨床に強いエリート放射線科医も常時参加してくれて、画像診断にも一層の厚みを加えています。


各プレゼンの冒頭には、種明かしを聞いた後で聞けばその症例を思い出せるものの、一捻りしてあるために最初はすぐには診断がバレないような印象的なタイトルをつける慣習が出来上がっているので、遊び心の入ったタイトルでは、作者のユーモアのセンスとエスプリが試されます。

 


個々の臨床医が各自で直接担当できる症例数は、一生かけても知れています。一方、忙しすぎる臨床の場で、十分吟味する余裕がなく流してしまっている症例に関しては、数をこなしても臨床経験として定着せず、教訓も残りません。そこへいくと、京都GIMカンファレンスのようなぶっつけ本番の症例検討会で、他人が経験した教訓を含んだ症例を、しかるべく実際の臨床現場を再現した緊張感をもって追体験することは、いわば自己の「経験症例」を効率良く増やしていることになり、記憶への定着も良いと考えられます。特に臨床症候へのこだわりが強い分、将来類似症候を呈した症例に遭遇したときに想起しやすく、効率の良い実地診療に役立つのではないかと期待しています。


このカンファレンスは参加自由ですので、興味がわいた方は、いつでも覗きに来てください。大歓迎いたします。


洛和会音羽病院 副院長 兼 洛和会京都医学教育センター 所長
酒見 英太

 

開催スケジュール

2016年12月の開催日程
日時
12月2日(金) 午後6時~
場所
洛和会音羽病院 C棟1階 講義室(⇒交通アクセス
内容
今回の症例は、
  • 瀬戸内徳洲会病院
  • 京都岡本記念病院
  • 市立奈良病院
の3病院から呈示される予定です。
2017年1月の開催日程
日時
1月6日(金) 午後6時~
場所
洛和会音羽病院 C棟1階 講義室(⇒交通アクセス
内容
今回の症例は、
  • 北野病院
  • 天理よろづ相談所病院
  • 洛和会音羽病院
の3病院から呈示される予定です。
2016(平成28)年度の開催予定

開催日:毎月第1金曜日 午後6時~午後9時

  • 4月1日
  • 5月6日
  • 6月3日
  • 7月1日
  • 8月5日
  • 9月2日
  • 10月7日
  • 11月4日
  • 12月2日
  • 2017年1月6日
  • 2017年2月3日
  • 2017年3月3日

 

お問い合わせ

洛和会音羽病院 秘書課
TEL:075(593)4111(代)

 

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京都市山科区音羽珍事町2
075(593)4111(代)

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