CT検査
CTとは
GEヘルスケアジャパン株式会社製 Revolution CT
エックス線を使って体のあらゆる断面画像が撮影できる装置です。「コンピューター断層撮影装置」とも呼ばれます。
CT検査は形態診断に有用で、特に次のような部位や疾患の検査に力を発揮します。
主な部位
頭頚部、肺野、肝臓、膵臓、腎臓、骨、全身血管、冠動脈
主な疾患
脳出血、副鼻腔炎、肺疾患(悪性腫瘍、炎症、石灰化)、急性腹症、心疾患
256列のCTスキャナー
先進の技術を搭載したCT REVOLUTION CTを導入いたします。
「16cmワイドカバレージ撮影」「高精細モード撮影」「デュアルエナジー撮影」「AIによる被ばく低減」
検査時間
- 単純CT検査…検査(約5分)+準備など(約5分)=約10分
- 造影CT検査…検査(約10分)+注射・準備など(約10分)=約20分
※検査部位・撮影範囲により、検査時間が延びる場合があります。
費用の目安(3割負担の場合、診察料含む)
- 単純CT検査…約5,300円
- 造影CT検査…約10,000円
※費用は保険や諸条件により変動します。詳しくはお問い合わせください。
※この費用は、当院で検査を受けられた場合の金額です。国が定める診療報酬制度により、病院によって費用が異なりますので、ご注意ください。
紹介CT検査の流れ
- 受付
- 問診
- 検査
- CD・フィルム渡し
- 会計
よくある質問
- 食事制限は必要ですか?
- 医師から食事制限の指示がある場合、指示にしたがってください。ただし、飲み水の制限はありません。
- 薬は飲んでもいいですか?
- 医師から特に指示がなければ、毎日飲む薬は、必ず服用してください。ただし、糖尿病の薬については、必ず主治医にご相談ください。 詳細についてはお尋ねください。
- 検査のときに注射されると聞いたのですが?
造影検査の場合、ヨード造影剤を注射してから検査します。造影剤は、静脈内に注射して画像を見やすくする薬で、病気の正確な診断に必要です。検査終了後は普段よりも多めに水分(水・お茶)をとってください。
造影剤の副作用
なお、造影剤を注射する際には、体全体が熱くなりますが、これは生理的反応であり、異常ではありません。しかし、まれに副作用として、むかつき、嘔吐(おうと)、じんましん、頭痛、呼吸困難、ショック症状などが起こる場合があります。検査時に体に異常を感じたら、すぐにお知らせください。
また、注射した部分が腫れて、痛みを伴うこともあります。基本的に、時間がたてば吸収されるので、心配ありません。ただし、異常を感じたら医師にご相談ください。
- 放射線は体に悪いのでは?
- 一般撮影やCTなど、放射線を使用する検査は現在の医療に不可欠となっています。放射線検査は被ばく(医療被ばく)を伴う検査ですが、患者さんにとって検査する利益(メリット)が体に及ぼす影響(デメリット)より十分大きいと医師が判断される場合に行われます。検査で使用する放射線(エックス線)の量も、体に影響が出ると言われているより、はるかに少ない量が使用されており、ご心配されることなく検査を受けていただきたいと思います。