リハビリテーション部
主なリハビリテーション
所属長のひとこと
課長
尾形 恵(おがた けい)
リハビリテーション部では、ニーズにあわせ、急性期リハビリテーションの充実と領域の拡大を図っています。
療法士数は、年々増加し37人となりました。各専門チームに分かれ、365日体制で早期に充実した介入が可能となっています。運動器リハビリテーションでは、多職種と連携しながら、早期に日常生活能力の回復を図り、安全に退院する流れが加速しており、術後の在院日数は全国的にみても短く、高い意識をもって取り組んでいます。
また、リハビリテーション領域の拡大として2011(平成23)年度から訪問リハビリテーション、2015(平成27)年度8月から心臓リハビリテーション、2016(平成28)年度3月からがんリハビリテーション、2017(平成29)年度から言語聴覚士を導入。多職種との連携を強化しながら、多様なニーズに対応できるように努めています。
対象疾患
整形外科疾患、廃用症候群を中心に、心大血管疾患や、脳血管疾患、呼吸器疾患にも対応しています。
専門職種
- 理学療法
- 病気やけがにより、日常生活に支障を来した方々に対して、起き上がり、立ち上がり、歩行訓練などの基本的な動作能力の回復を図るリハビリテーションを行っています。「運動療法」「物理療法」「日常生活動作訓練」などに加え、車いす、つえなどの使用に関する助言なども行っています。
- 作業療法
- 身体または精神に障害のある方、または、それが予測される方に対して、機能回復・維持および開発を促すために、作業活動を用いて治療・指導・援助を行い、日常生活での自立から職場復帰までをサポートします。
- 言語聴覚療法
- 病気やけがなどでコミュニケーション(聞く・話す・読む・書くなど)の行為や、喉の機能に影響が出ることがあります。言語聴覚士はその機能の評価・リハビリテーションを担っています。当院では特に摂食嚥下(えんげ)機能のリハビリテーションを行っています。
リハビリテーション室
-
リハビリテーション室
(左大文字が見えるロケーション) -
心臓リハビリテーション室
(ハイケアユニットに隣接したロケーション)
スタッフ(2023年4月現在)
- 理学療法士:28人
- 作業療法士:8人
- 言語聴覚士:4人
- 事務員:1人
- 認定理学療法士:5人(運動器)
- 呼吸療法認定士:8人
- 心不全療養指導士:1人
合計:41人
内訳
- 認定理学療法士:5人(運動器)
- 呼吸療法認定士:8人
- 心不全療養指導士:1人
2022年度の業績
処方件数
理学療法 | 作業療法 | 言語療法 | 訪問 |
---|---|---|---|
3,158件 | 1,838件 | 617件 | 86件 |
算定区分別
疾患別リハビリ | 平均年齢 | 在院日数 | リハビリ期間 | 1症例あたりの1日平均単位数 |
---|---|---|---|---|
運動器疾患 | 66.9歳 | 15.7日 | 13.8日 | 3.5日 |
廃用症候群 | 83.2歳 | 16.5日 | 13.3日 | 2.4日 |
呼吸器疾患 | 86.7歳 | 19.7日 | 15.9日 | 2.5日 |
脳血管疾患等 | 69.2歳 | 12.0日 | 10.5日 | 2.7日 |
心大血管疾患 | 82.1歳 | 15.6日 | 11.3日 | 2.0日 |
摂食機能療法 | 87.4歳 | 24.2日 | 16.0日 | - |