形成外科
患者さん一人ひとりに合った治療をします
部長
井上 唯史
当院は、日本形成外科学会認定施設で、形成外科疾患全般に対応する体制を整えています。特に力を入れていることは、外傷、褥瘡(じょくそう)などの慢性潰瘍、手術後の再建です。
お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
外来について
形成外科
*…女性医師
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 1診 | 井上唯史 | 上田実幸* [レーザー外来併診] |
井上唯史 | 井上唯史 [リンパ浮腫外来併診(2,4,5週)] |
竹川政裕 |
2診 | 竹川政裕 [乳房再建外来・爪外来] (完全予約制) |
井上唯史 (完全予約制) |
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午後 | 1診 | リンパ浮腫外来 (再診のみ) |
上田実幸* [レーザー外来] |
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2診 | リンパ浮腫外来 |
当院では予約制を導入しており、フリーダイヤルで予約できます。
予約センター
月~金曜日:午前8時30分~午後5時
※土・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)を除く
急性期病院の形成外科として
山科地区で形成外科がある病院は当院しかなく、急性期病院としての役割から、特に次の3つの疾患の診療に重点を置いています。
- 救急外傷
交通外傷や労務災害での顔面外傷や四肢外傷に対して、外科治療を多く行っています。 - 慢性創傷
京都下肢創傷センターとともに、糖尿病や閉塞性動脈硬化性疾患による慢性潰瘍の治療を行っています。 - 腫瘍切除後の再建
口腔外科の悪性腫瘍切除後の再建、乳腺科による乳がん切除後の乳房再建など、ほかの診療科とともにチーム医療で行っています。
対応疾患
救急外傷 |
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腫瘍 |
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潰瘍 |
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先天異常 |
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そのほか |
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眼瞼下垂手術
以下のようないろいろな理由で、まぶたが開けにくくなることがあります。
- 年齢に伴う変化(加齢性)
- 長期間コンタクトレンズを使用されていた方(機械的刺激)
- 外傷性(事故など)
- 生まれつき(先天性)
- 病的(顔面神経まひ ほか) など
症状により治療方法は異なりますが、手術治療によって改善できる場合も多くあります。
単純なふたえまぶた手術とは異なりますが、ぜひご相談ください。
医療設備
- CO2レーザー
色素性病変への対応が可能です。また、皮下腫瘍摘出などでは、ご希望に応じて、小さい傷から摘出できるよう内視鏡を用いた施術も行っております。
2022年の診療実績
1年間で入院加療された患者さんの数:246人
- 良性新生物:69件
- 顔面骨骨折:42件
- 皮膚がん:21件
- 皮膚の損傷:10件
- 潰瘍:9件
- 骨髄炎:8件
- リンパ浮腫:7件
- 手指切断:7件
- 皮膚の上皮内がん:6件
- 乳がん:5件
- 熱傷:5件
- 末梢血管障害:4件
- 褥瘡:3件
- 先天奇形:4件
- 皮膚膿瘍:2件
- 悪性新生物:1件
- 眼瞼下垂症:1件
- その他:42件
手術件数
- 母斑・血管腫・良性腫瘍:471件
- 悪性腫瘍:66件
- 顔面骨骨折:47件
- 褥瘡・難治性潰瘍:27件
- 瘢痕・ケロイド:22件
- 手足の骨折:14件
- 四肢切断術:13件
- 先天異常:11件
- その他:571件
関連情報
- 第130回 関西形成外科学会学術集会が洛和会音羽病院にてオンライン開催されました(2022.3.22)
- らくわ健康教室「乳腺科とのコラボレーション 乳がん術後乳房再建について ~手術後の人生をより豊かに~」(2016.4.21)
- らくわ健康教室「傷について考える ~外傷・床ずれなど~」(2015.7.16)
- 第116回らくわ健康教室「“とこずれ”なにそれ? ~病気を知って褥瘡(じょくそう)をなくそう!~」(2012.9.20)
- 第79回らくわ健康教室「形成外科ではどんな治療をしているの? ~シミ・小腫瘍の治療~」(2011.12.10)
- 第20回らくわ健康教室「気になるしみ、ほくろに! 最新の形成外科治療」(2009.5.11)